児童書・一般書(点字版)内容紹介第90回-第81回

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第90回


「学校で教えない性教育の本」

10代の性感染症患者や妊娠中絶は激増している。情報は豊かでも、知識があやふやでは自分が傷つくだけ。人には訊きにくい疑問や悩みに、医師でもある著者が答えてくれます。わかりやすくて役に立つ性の知恵袋。

数学と理科の本 人間のからだ

「ファンタジーの宝石箱1 人魚の鱗」

時代を彩る著名作家が語る150話、全4作のシリーズ。子どもから大人までを魅了する、究極のファンタジーが詰まったお話の「宝石箱」。散歩途中に見つけた「人魚の鱗」を目に入れてみたライオンの王様が見たものは?(表題作「人魚の鱗」加門七海)。1作目は川上弘美、志茂田景樹、姫野カオルコほか全46作家の作品を収録。

日本の文学(シリーズ)は行

「ファンタジーの宝石箱2 夜の翼」

子どもはもちろん、大人が読んでも思わず元気が出るショートファンタジーストーリーがいっぱいの2作目。ごく普通の服装をした天使からもらった白い翼は、ひもがついていてランドセルのようだった…(表題作「夜の翼」にしわきしんすけ)。今西祐行、斉藤洋、宗田理ほか全45作家の作品を収録。

日本の文学(シリーズ)は行

「ファンタジーの宝石箱3 タイム・バード」

時間のなかを飛びまわる「輝く緑色の鳥」は二通の手紙といっしょに戻ってきた…(表題作「タイム・バード」天沼春樹)。シリーズ3作目は阿川佐和子、南果歩、森絵都ほか全47作家の作品を収録。

日本の文学(シリーズ)は行

「ファンタジーの宝石箱4 ハッピーコール」

シリーズ4作目は、番外編といった性格の一冊。ショートショートより少し長めの短編がじっくりと堪能できます。「わたし」の携帯電話の番号を書いた紙飛行機を拾った人からかかってきた電話は?(表題作「ハッピーコール」魚住直子)。ほか、きむらゆういち、那須正幹など全12作家の作品を収録。

日本の文学(シリーズ)は行

「ことばあそびをしよう」

「ことば遊びはことばを活性化させるビタミンのようなもの」という著者は、「ことば遊びの復権」を提案。「作文は、だれにとっても楽しいものだ」ということを、実際に教室で生まれた作品にふれながら解説しています。1989年に刊行された『ことばのびっくりばこ』の再刊。

ことばと読書(単行本)

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第89回


「親子でまなぶ経済ってなに?」

農耕の始まりから、現代のグローバリゼーションに至るまで、経済のしくみができ、時代とともに移り変わっていく様子をやさしく解説しています。全部で30の経済項目に関連して1編ずつ語られる「おはなし」。親子そろって楽しみながら学べる「経済の入門書」です。

社会科の本(単行本)

「わたしが選んだ職業」

子どもたちに人気の61の職業と人物を、個性的なインタビュアーを通して描く。単なる職業紹介に留まらず、その人が自分の仕事を選ぶまでの喜びや悩みまでふみこんで綴り、「おもしろそうに仕事をしている人」の生の声を生き生きと伝える。

ノンフィクション(単行本)

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第88回


「あの夏の日のとびらを開けて」

ふとしたことから自信をなくした果菜は、気力を失い、やがて心を閉ざしてしまう。しかし、たけのこ館に集う仲間たちの、生きることに対する真剣な姿にはげまされ、しだいに自分を取り戻していく…。不登校の少女をめぐる、あたたかな人間ドラマ。

日本の文学 あ行

「ママは行ってしまった」

まぶたに浮かぶママの顔はいつも笑っています。もう一度、生きているママに会えたら! 彫刻家のパパはママのほほえみを聖母マリアの像に刻みつけたというけれど…。母親の死と向き合い、やがて立ち直る子どもたちを静かに描く。

世界の文学 ま行

「ロラおばちゃんがやってきた」

離婚してからママは泣きっぱなしで、家の中が暗い。そこへ、ドミニカからロラおばちゃんがやってきた。おばちゃんはすごいパワーの持ち主で、みんな、おばちゃんのペースにどんどん巻き込まれていく。両親の離婚でかじかんだ少年の心を、おばちゃんの笑顔と料理であたためていく、ユーモアとやさしさいっぱいの物語。

世界の文学 ら行

「4つの初めての物語」

綾子、真理奈、省吾、亮平。6年生の4人が、それぞれの場所で経験する、忘れられない初めての物語。それは、買い物だったり、家族だったり、友だちだったりと、身近なことではあるのだけれど。大人への入り口が見え始めた彼らが抱える悩みを、等身大で描く。

日本の文学 や行

「衣世梨の魔法帳」

ある日、子犬を拾った小学4年生の衣世梨。もしかして、それが不思議のはじまり? 同級生の公平がなくした自転車を探すうちに、駐輪場にすむ子鬼の存在を知り…。変な犬「花丸」と衣世梨の、なぞがいっぱいのシリーズ第1巻。

日本の文学(シリーズ)あ行

「ソフィーとカタツムリ」

ソフィーは4才の女の子。生きものが大好きで、物置にダンゴムシ、ゲジゲジ、ミミズ、ハサミムシ、ナメクジ、そしてカタツムリを飼っています。大人になったら「女牧場マン」になるつもりです。小さいけれどしっかり者のソフィーの日常を、とぼけた味わいで描く。

世界の文学 さ行

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第87回


「ゾウの王パパ・テンボ」

象牙の密輸を追うニューヨーカー、執拗にゾウを狩る残忍な密猟者、ゾウの調査を続ける科学者の親子…。それぞれの運命がゾウの王の元に絡み合う。ゾウと人間のあいだには、太古から続くふしぎな絆があるのかもしれない。アフリカのサバンナを舞台に繰り広げられる人間と動物の壮絶なドラマ。「ライオンと歩いた少年」の姉妹編。

世界の文学 さ行

「黒い兄弟 下」

春になったら一緒にティチーノに帰ろう! つらい境遇にくじけることなく、まっすぐな心で支えあって生きる「黒い兄弟」たち。しかし、春の訪れを前に悲しい出来事が彼らを待っていた…。今から150年以上昔を舞台に、ミラノから逃げだし、故郷を目指す少年たちの友情と冒険を描く。

世界の文学 か行

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第86回


「わたしは生きていける how i live now」

無気力でシニカルで摂食障害のデイジーは、クールな都会ニューヨークから、イギリスの田舎のいとこたちのところにやられる。いとこたちと暮らしはじめたデイジーを待ち受ける運命とは? 厳しい現実の中で、生きる力を取り戻していく少女を描く、愛と癒しの物語。ガーディアン賞・プリンツ賞受賞作。

世界の文学 わ行

「黒い兄弟 上」

今から150年以上も昔のスイス。日照りの年、山奥の貧しい農民の息子ジョルジョは、母さんのケガの医者代に、〈ほお傷の男〉に売られることになる。彼は子どもたちをミラノの煙突掃除夫に売る奴隷商人だった…。煙突掃除の少年達は、秘密結社「黒い兄弟」を結成する。少年たちの波瀾万丈の物語。

世界の文学 か行

「バイバイ。」

中学生のお姉ちゃんは勉強ばかり。幼なじみのスナちゃんは最近学校を休みがち。大人の世界もだんだん見えてきて、私も最近悩みごとが増えてきた…。1960年代の北陸のちいさな町を舞台に、在日朝鮮人少女の揺れる心を描く。

日本の文学 は行

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第85回


「空を取り戻した日」

舞台はブラジル、リオデジャネイロ。たった一人の家族だった母を亡くし、ホームレスとなった14才の少年・ニノが安らげるのは夢の中でだけ。ニノは様々な出来事を経験し、いろいろな人びととの出会いを通し成長していく。苦難の生活のなか、遂に見つけた「幸福」とは?

世界の文学 さ行

「青いチューリップ」

オスマンの国の都、イスタンブル。花を愛する人々が競って咲かせようとしていたのは、幻といわれる青いチューリップだった。羊飼いの少年・ネフィはアーデム教授とともに、本当に「青い」チューリップを作り出そうとするが…。16世紀のトルコを舞台にした物語。

日本の文学 あ行

「サトウキビ畑のカニア」

カリブ海に浮かぶ、サトウキビの島グアドループ。10歳のジョエルは、ある日サトウキビ畑で病気の捨て犬と出会う。友だちのいないジョエルは、その犬を両親にかくれてかくまうのだが…。グアドループの自然や文化をはさみながら、少年の成長を描く。

世界の文学 さ行

「ごきげんいかが がちょうおくさん」

忘れっぽくてめだちたがりやで、とっぴなことを思いついてはあっというまに実行にうつしてしまう、がちょうおくさん。おっちょこちょいの愛すべきがちょうのおくさんが繰り広げる、ゆかいなお話の始まり始まり!

世界の文学 か行

「さよなら ごめんおばけ」

仲良しのサトルとケンカして、なかなかあやまれないコウタに「ごめんおばけ」がとりついた! 早くあやまれ、とせかすおばけにも実は悩みがあって…。「あやまりたいのにあやまれない」という気持ちをユーモラスに描く。

日本の文学 さ行

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第84回


「闇の女王にささげる歌」

イギリス人なら誰もが知っている、古代ケルトの女王ブーディカ。彼女は強大なローマ帝国を相手に、民族の自由と尊厳のために立ち上がる。それは帝国にとっては「叛乱」、ケルトにとっては「聖戦」だった…。竪琴弾きが語る、魂の一大叙事詩。英国を代表する歴史小説家サトクリフの傑作長編。

世界の文学 や行

「環境教育の母 -エレン・スワロウ・リチャーズ物語-」

19世紀のアメリカ。エレン・スワロウ・リチャーズは、MITに進学した初の女性で、アメリカ初の女性職業化学者となった。環境教育・公衆衛生学・家政学・消費者運動、それぞれの分野で「母」と呼ばれる、エレンのひたむきな生涯をたどる。

伝 記(シリーズ・単行本)

「算盤王2」

算盤の流派が18もある町へひっこして1年、マサヒロも次第に力をつけてきた。この町最大のイベント「算術会」で、マサヒロは幻の競技「極楽算」に出場することに。ところが、算術会を目前にして、亀の尾流の看板がなくなるという大事件が起こった。看板がなければ算術会には出られない! 看板は見つかるのか? 極楽算とは何か? 算盤王をめざす人達と少年の熱き心の物語。

日本の文学 さ行

「歯みがきつくって億万長者 -やさしくわかる経済の話-」

12歳の男の子が手づくりの歯みがきを売り出して、あっというまに億万長者になった! 天才的なアイディア少年ルーファスの、ユーモラスなサクセス・ストーリー。いつのまにか経済のしくみもやさしく理解できる。

社会科の本(単行本)

「蛾ってゆかいな昆虫だ!」

一般的に嫌われ者の蛾。「毒を持った気味の悪い虫」と思われているけれど、本当にそうなのかな? 金色のまゆをつくるクリキュラ、ダーウィンが予言したキサントパンスズメ、虹色のような糸をはくカイコ、スズメバチそっくりのセスジスカシバ…。ゆかいな蛾の世界を探検しよう。

数学と理科の本 動物のはなし

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第83回


「NO.6(ナンバーシックス) #3」

「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。ネズミはその事実を紫苑に隠す。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか、それとも…? 一方、「NO.6」に暮らす紫苑の母・火藍は、この聖都市の持つもう一つの姿に、次第に気づき始めていた。疾走する近未来サバイバル小説、第3弾。

日本の文学 な行

「ホリス・ウッズの絵」

ホリスは生後1時間で捨てられた女の子。11歳の今は、里親から里親へとたらいまわしにされている。家族になろうと申し出たリーガン家からも逃げ出した。けれど、老いた彫刻家ジョージーとの生活の中で、あの夏の日々を繰り返し思い出す…。絵を描く才能に恵まれながらも、社会の隙間に落ちこんだ少女の孤独と、幸福への願望を描く。ニューベリー・オナー賞受賞作。

世界の文学 は行

「風車は地球の未来を救えるか?」

風を受けてまわる姿は美しくて、さわやかな気持ちにさせてくれる風車。風車にあこがれ、風力発電所を訪ねてみると、地球温暖化やエネルギーの問題が見えてきた! 風車を通して地球の未来を考えます。同時に「調べることのおもしろさ」も伝えてくれる一冊。

社会科の本(単行本)

「ミミズ博士と生きている土 -地球にやさしいミミズパワーの話-」

ミミズは、枯れ葉や残飯など残りものをきれいに食べ、糞をいっぱい出し「生きている土」をつくってくれる。身近な生物のようでいて、まだまだ知られていないことが多いミミズを30年以上にわたって研究し、農薬も化学肥料も使わない地球にやさしい農業の方法を発見した、ミミズ博士・中村好男さんの物語。

数学と理科の本 動物のはなし

「池のほとりのなかまたち」

ゆううつなカエルや元気なハタネズミ、変わり者のモグラ、コウモリの母さんやカラスたち。池のほとりでは、いろいろな動物たちが、友達に会ったり・けんかしたり・誰かをからかったり・謎を考えたり…しながら暮らしています。小さな動物たちがくりひろげる、ほのぼの楽しい8つのお話。

世界の文学 あ行

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第82回


「アリーズワールド」

ロンドン北部に住む、13歳の少女・アリー。強烈な個性の兄弟に囲まれているだけでも毎日が大変なのに、でしゃばりな転校生の世話役をすることに! おまけに、課題の歴史プロジェクトはまるで進んでいないし…。等身大の主人公が、愛すべき家族や友人たちと繰り広げるハートウォーミングストーリー。

世界の文学 あ行

「サンネンイチゴ」

くだらない日常、灰色の毎日、やることなすことカラ回りのあたし。ウツウツと登校したある朝、学校一のトラブルメーカーが、隣の席に座っていた。そしてあたしは、いつのまにか友情の三角関係の中にいた…。14才のホンネ小説。

日本の文学 さ行

「虫に出会えてよかった」

50年以上虫の研究に取り組み、現在は広大なフィールドをもつ「ぐんま昆虫の森」園長をつとめる著者が、子どもの時の戦争体験や虫一筋に生きてきた人生を綴りながら、昆虫の素晴らしさ、人生の不思議さ、面白さを語る。

ノンフィクション(単行本)

「金曜日がおわらない」

朝、起きてみたら、昨日と同じ金曜日だった。その次の日、やはり同じ金曜日だった。そしてその次も…。くるくるとまわる「時」につかまったレニーは、ゆううつな一日を繰り返すうちに、次第に様々なことに気づき始める。

世界の文学 か行

「おにいちゃんといっしょ」

パパとママが夏の休暇に外国旅行に出ると、おにいちゃんとぼくは島に住むおじさんの家に預けられた。さびしがって泣くぼくに、おにいちゃんはホタルを捕まえてくれたけど、全然遊んでくれなかったりもする。そして、秋になったらぼくは小学生だ! 夏の日々を、子どもの視点でユーモアたっぷりに描く。

日本の文学 あ行

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第81回


「NO.6(ナンバーシックス) #2」

聖都市「NO.6」のエリート候補生から、一転して犯罪者となった紫苑。ネズミに救われ、西ブロックに潜伏することになる。壁一枚隔てて、あまりにも異なる世界がそこにあった。ネズミの言った「すべてを知ってもなおNO.6に帰りたいならオマエは敵だ」の真意は? 近未来サバイバル小説、第2弾。

日本の文学 な行

「臆病者と呼ばれても -良心的兵役拒否者たちの戦い-」

第一次大戦当時のイギリス。戦争で戦うことを拒んだハワードとアルフレッドは、世間からは臆病者と呼ばれ、軍部からも体罰・拷問を受ける。しかし、彼らは最後まで命をかけて自分の信じる道をつらぬこうとした。「戦争とは」「信念とは」を、静かに問いかけるノンフィクション。

ノンフィクション(単行本)

「おもしろ理科こばなし2 宇宙と生きものの世界55話」

生きてるってどんなこと? ペンギンは本当に鳥なの? 宇宙人はいるの? 雲が浮かぶのはなぜ? など、宇宙と生きものの世界を、図を交えながらわかりやすく説明します。理科の「はてな」を楽しく読んで学べる55話。2分冊の第2巻。

数学と理科の本 理科のはなし

「小さい水の精」

水車小屋の池の底にある、小さな家。そこでは水の精の家族が暮らしています。知りたがりやの小さい水の精は、元気な男の子。池を探検するうちに、水車に巻き込まれてしまって…。元気な水の精の、驚きと発見の毎日を生き生きと描いた楽しいお話。長く愛されてきた作品が、新訳で復刊。

世界の文学 た行

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