児童書・一般書(点字版)内容紹介第50回-第41回

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第50回


「ベーリング海峡をわたる」

かつて人類の祖先がたどったとされる道のり、グレートジャーニー。そのルート(東アフリカ~南米最南端)を人力で逆にたどろうとする筆者の旅の記録です。6年以上にわたるその旅のうち、アラスカからロシアへと、ベーリング海峡をカヤックで渡ろうとする1997年の記録。ルートを記した地図など、触図も入っています。

ノンフィクション(単行本)

「悪者は夜やってくる」

学校の宿題で、なにか本を書くことになったフォーンビー。そんなことできるかよ、と思っていた彼の前に、針みたいな歯をした大悪党が現れて「すぐに俺の話を書け!」と迫ってきた。ところが、書き始めたお話に途中で妹が割り込んできて、お話も現実も大混乱。果たしてフォーンビーは、結末を書くことができるのか?

世界の文学 わ行

「かもとりごんべえ-ゆかいな昔話50選-」

日本中から集めた昔話から50編を選び、「大きい話・ほら話」「神さまの話」「しくじった話」など、8つのジャンルにわけて紹介します。また、巻末にはそれぞれの話に解説が付され、背景を知る一助となります。各地の方言も多く残された、味わい深い1冊です。

神話と謎、伝説と民話(単行本)

「ズッコケ怪盗X最後の戦い」

ハチベエが家の八百屋の店番をしていたら、怪盗Xが犯行の予告に現れた!ミドリ市に本部がある教団「真未来教」から、秘宝の黄金の草履を盗み出すというのだ。もちろん受けて立つとばかりに張り切る三人組だが、警備に入れてもらえない。そして、犯行に失敗したXからは敗北宣言が出されるのだが…?

日本の文学(シリーズ)さ行

「アイスマン-5000年前からきた男-」

1991年にアルプスの氷河で発見されたのは、「人間の身体」だった。しかし、ミイラのようになっていて、ただの遭難者のようではない。一緒に発見された持ち物も、弓矢や石製の短剣などだ。「もしかしたら昔の人間なのではないか?」と始まった調査から、なんと5000年前に生きていた男だったことがわかる。「アイスマン」の姿を解き明かす考古学者たちを追ったノンフィクション。

歴史の本 世界の歴史(単行本)

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第49回


「占いってなんだろう」

あなたは占いがすきですか? 信じますか? 「こっくりさん」や星占いから、ノストラダムスの預言やUFOの話を通じ、「科学的に考える心」を探します。「占い」や「不思議な話」とのつきあい方を考える1冊。

生き方・考え方のはなし(単行本)

「マチルダはちいさな大天才」

物静かな女の子マチルダは天才だったが、両親はてんでわかっていない。そんな彼女が入学した小学校は、怪獣のような校長「ザ・トランチブル」が牛耳っていた。担任となったミス・ハニーは皆に好かれていたが、ザ・トランチブルにはかなわない。そこでマチルダは…。

世界の文学 ま行

「ヘレン・ケラー」

生後19ヶ月に大病を患い、目も耳も不自由になったヘレン・ケラー。そんな彼女の先生となったアン・サリバン。ものに名前があることすら知らなかったヘレンは、ついには大学を優秀な成績で卒業するまでになる。そして、社会から差別や不平等をなくそうと生涯働き続けた。この二人の一生を描く。

伝 記(単行本)

「子どもに語る アイルランドの昔話」

物語の宝庫といわれるアイルランド。そこでは妖精物語や冒険物語が何万と語り伝えられてきました。その中から、妖精にさらわれた雌牛を取り戻す話や、市長がなかなか決まらない町に通りかかったほうき屋の話、世界の果ての井戸に水を汲みに行った王子の話など、14編をおさめます。

神話と謎、伝説と民話(単行本)

「鼻のこびと」

靴屋の息子ヤーコプは、町はずれに住む気味の悪いばあさんのところへ届け物に行った。そこで出されたスープを飲んで、うとうとと夢を見た。…目が覚めたら7年がたっているし、思いもよらない姿に変わってしまっていた。物語の名手ハウフが描く、奇妙でほろ苦いストーリー。

世界の文学 は行

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第48回


「魔法使いハウルと火の悪魔」

ソフィーは、帽子屋の3人姉妹の長女。「長女は何をやっても成功しない」というのは昔話の鉄則です。そのパターンが実現したのか、ある日ソフィーは『荒地の魔女』に呪いをかけられ、90歳の老婆に! 家族を驚かせたくないと、関節をきしませながら家出したソフィーは、魔法使いハウル(若い女性の心臓を集めるとの噂でした)の城に潜り込み、呪いを解く方法を探し始めます…。

世界の文学 ま行

「夢をかなえる12の方法」

声優、ピアニスト、医師、農家、外交官…。みんな、どんなこどもだったのだろう? どうやって自分の夢に近づいていったのだろう? さまざまな分野で活躍する12人に、折原みとが「夢をかなえる方法」をインタビューします。

生き方・考え方のはなし(単行本)

「夕ごはんまでの五分間」

「なにがたいせつかさえ知っていれば、お話は5分でできる」。郵便屋さんは、若い理容師さんが、ずっと一通の手紙を待っているのを知っていました。ある時、その手紙が届いたのですが…。パパと、ママ、そしてバベタ。強い絆で結ばれた、三人のすてきな「家族」の物語です。

世界の文学 や行

「ねこのホレイショ」

ちょっと太り気味のおじさんネコ、ホレイショ。抱かれるのが嫌いで、ゴロゴロのどを鳴らすこともめったにありません。かわいがられるより、尊敬を込めて扱われたいと思っていたのです。そんな彼が、一晩苦労したあとに「かわいがられるのも、ま、悪くないか…」と気づくまでのお話です。

世界の文学 な行

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第47回


「ブギーポップは笑わない」

県立深陽学園には、女子の間だけで語られる奇妙な噂があった。…ブギーポップ。ごく平凡な高校生活の裏で、密やかに進行する異常な事態。たとえ平凡だとしても、それぞれに思春期の不安定な心を抱える高校生たち。ブギーポップは言う、「この学園には魔物が巣くっている」。ブギーポップと彼らとのエピソードを綴る。

日本の文学 は行

「ハロウィーンの魔法」

セリーナのポニー、ハギスは困った癖がある。村一番の頑固者、マックじいさんのカブ畑に入り込んでは立ち往生してしまうのだ。じいさんは怒るし、セリーナだって行きたくないのだが、ハギスだけはどこ吹く風。ある日、またハギスがカブ畑に入り込むと…。不器用な少女と頑固者のじいさんの交流が、スコットランドの小さな村の四季をからめて、あたたかく語られます。

世界の文学 は行

「ズッコケ怪盗Xのリターンマッチ(再挑戦)」

夏休みのある日、三人組のところに通信教育のカセットテープが届いた。ためしに聞いてみたところから事件は始まる。あの怪盗Xが再び現れたのだ!世界の有名な宝石が集まる、ミドリデパートの宝石展を狙うXと、おなじみ三人組の戦いが始まる!

日本の文学(シリーズ)さ行

「ふゆのものがたり」

ダークが夜中にふと目を覚ますと、窓から誰かがのぞいていました。父さんも母さんも信じてくれないけれど、次の夜も誰かがのぞいていて…。冬の森の中で出会ったトナカイと少年の、少し切ない友情の物語です。

世界の文学 は行

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第46回


「シェイクスピアを盗め!」

舞台は400年前のロンドン。孤児の少年ウィッジは、当時人気絶頂のシェイクスピアの新作台本「ハムレットの悲劇」を「盗む」役目を言いつかった。そこで、劇場「グローブ座」に潜り込んだところを見つかってしまい、逆にその劇団「宮内大臣一座」へ入る羽目に陥ってしまう。しかし、次第に芝居のおもしろさに捕まっていき…。ユーモアとスリル満点の痛快な冒険物語。

世界の文学 さ行

「ブラジルの大地に生きて-『日系移民の母』渡辺トミ・マルガリーダの生涯-」

1912年に11歳でブラジルに移民したトミ。医者のブルー博士の家で奉公しながら、ブラジルにとけ込んでいったが、多くの日本人移民は、通じない言葉や、ままならない医療、そして戦争と、ブラジルの地で苦闘していた。日本人移民のために生涯を捧げた「日系移民の母」渡辺トミ・マルガリーダの姿を描いた、感動のノンフィクション。

ノンフィクション(単行本)

「おふろのなかからモンスター」

海辺で変な卵をみつけたカースティ。その卵から孵ったのはなんと恐竜…生まれたての子猫くらいの大きさの。長い首に馬みたいな頭、背中にはイボイボがあって、ウミガメのようなひれとワニみたいなしっぽ。「クルーソー」と名前を付けて、秘密で育てることにしたけれど…。どんどん大きくなるクルーソーをめぐって大奮闘するカースティ一家を、あたたかく描きます。

世界の文学 あ行

「うちのおばあちゃん」

僕の自慢はうちのおばあちゃん。ローラースケートを履いて村へ買い物に行ったり、溺れそうになった友達を助けたり。僕たちのこともよくわかってくれている。そんなおばあちゃんと僕らは、子ども嫌いのおじさんの家に遊びに行くことに…。元気で魅力的なおばあちゃんが大活躍します。

世界の文学 あ行

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第45回


「失踪HOLIDAY」

大金持ちの一人娘、ナオは14歳の冬休みにママハハと大げんかの末、衝動的に家出する。その家出先は…自分の家。豪邸の片隅で、彼女は誰にも気づかれずにこっそり家族の大騒ぎを眺めていたが、やがて事態は思わぬ方向に転がっていって…。「自分の居場所」を探す、果敢で無敵なナオの物語。その他、うまく生きられない「僕」と、やさしい幽霊の物語「しあわせは子猫のかたち」を収めます。

日本の文学 さ行

「時間だよ、アンドルー」

夏休みの間、大叔母さんの住む古い屋敷にあずけられた12歳のドルー。屋根裏部屋から、自分とそっくりの少年が写った古い写真を見つけた。あと、床板の下にあった古いビー玉も。その夜、屋根裏部屋からその少年が降りてきた…咳をしながら。過去の少年を救うことになったドルーの冒険を描きます。

世界の文学 さ行

「くつなおしの店」

「人形のくつ。手作り。2シリング6ペンス。妖精にぴったり」。靴直し屋のおじいさんは、足の具合の悪いポリー・アンに赤い革靴を作りました。余った革で人形の靴を作ってから、靴直し屋で不思議なことが起こります。

世界の文学 か行

「チャールズのおはなし」

チャールズは4歳の男の子。おばあちゃんが作ってくれた「なんでもぶくろ」をいつも持っています。その「なんでもぶくろ」を洗濯することになりました。その他、クマのぬいぐるみ「ミスター・ムーン」が泊まりに来た話や、海に行った時のことなど、チャールズの小さな12の物語が入っています。

世界の文学 た行

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第44回


「夢色十夜」

時は昭和の初め。弁護士の倉橋千歳は、学友の鷹司惟顕に彼の家の新年会に招かれる。宴に飽きた彼らは、普段人が立ち入らない蔵の中で、切ないオルゴールの調べを耳にした…。「自鳴琴抄」他、二人が高校生のときのエピソードなど、いずれも昭和初期を舞台にした短編集。

日本の文学 や行

「古城の幽霊ボガート」

カナダに住んでいるエミリーとジェサップのパパが相続した大叔父さんの遺産は、スコットランドの古い城だ。そこには太古の妖精ボガートも住んでいた…ずっと、ずっと。ひょんなことでカナダへ送られてしまったボガートは現代社会で大暴れし始める。本人はちょっとしたいたずらのつもりなのだけれど…。

世界の文学 か行

「ズッコケ芸能界情報」

おなじみズッコケ三人組、なんとスカウトされて芸能界に入るって!?モーちゃんの姉さんについて行ったオーディション会場でスカウトされたハチベエは、東京で、タレントになるための特訓を始める。一方、タエ子姉さんは、オーディションを勝ち進んでいくが…。夏休みの大事件!

日本の文学(シリーズ)さ行

「だんち5階がぼくのうち」

さくら団地に住んでいるあゆむは小学3年生。近所の公園に流れている細いドブ川で、水に浮くものに乗るにはどうしたらいいだろう?友達の誕生パーティーにザリガニを持っていったらば?大好きなりかちゃんが転校しちゃう?あゆむと友達みんなの、いろんなことで盛りだくさんの日々を描きます。

日本の文学 た行

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第43回


「野生の一族-ロバーツ動物記-」

雪の森にウサギ罠を仕掛けた少年、人間に飼われながらも渡りを恋うるガン、キャンプのたき火に集まった牝鹿とパンサー、マモジケル荒野の王・ヘラジカの戦いの日々…。「カナダ文学の父」とも称される、詩人ロバーツの写実的な動物物語。

数学と理科の本 動物のはなし

「ロバになったトム」

働き者の父さんや兄さんと違って、末っ子のトムは怠け者で夢見てばかり。けれどもある日、妖精から授かった贈り物のせいで、とんでもないことが起こり始めます。旅に出たトムは、ジェニファーというしっかり者の道連れを得て、ロンドンを目指すのですが…。昔話のおもしろさをふんだんに取り入れたファンタジー。

世界の文学 ら行

「女王の鼻」

イギリス女王の顔が彫られた50ペンスコイン。おてんば少女ハーモニーがそれを手にした時から、次々と奇跡が…。ユーモアの中に、人を思いやることの大切さについて静かなメッセージを伝える物語。

世界の文学 さ行

「タモちゃん」

タモちゃんは4年生になった。父さんは「まだ4年生」、峰子おばさんは「もう4年生」と言う。タモちゃんの毎日は盛りだくさんだ。憧れの理恵さんのこと、いじめっ子のこと、死ぬということ、担任の先生の離婚…。小学生には考えることが多すぎる。

日本の文学 た行

「小さな山神スズナ姫」

スズナ姫は、山神さま大厳尊(おおいわのみこと)の一人娘。300歳になったのに、山神になって自分の山をおさめることを許してもらえません。一日で山全体を紅葉させたら独立してもいいと約束を取り付けますが、お父さんはできるわけがないと思っています。そうと知らないスズナ姫は、アマノスズシロという自家用雲に乗って、スズナ山へ向かいました…。

日本の文学 た行

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第42回


「闇の戦い4 樹上の銀」

ウィルと仲間5人は〈闇〉との最後の決戦に臨む。だが敵の伏兵は思いもよらぬところにいた…。700年に一度現れる「夏至の樹」から銀の花を切り取り、最後に力を得るものは誰か?伝承と時が織りなす壮大な物語、〈闇の戦い〉完結編。

世界の文学(シリーズ)や行

「こども世界の民話(下)」

動物たちの内緒話を聞いた話(アフガニスタン)、金の角のトナカイ(ラップランド)、錦を探す冒険(中国・チワン族)、不思議なビール樽(デンマーク)…。世界中から選び抜かれた民話21編が収められています。

神話と謎、伝説と民話(単行本)

「イヌのヒロシ」

ヒロシは、画家のせんせいの家のイヌ。あーあ、毎日たいくつだなぁ。ところが、いつもの昼寝の場所をアリたちが使うことになって…。のんきなヒロシの日常を、とぼけた筆致で描きます。ネコファンの作者が初めて書いたイヌの童話。

日本の文学 あ行

「先生は魔法つかい?」

陽気な茶色の目をしたクリングゾア先生は、ほんの少し魔法が使えます。先生が指をパチンと鳴らすと、クラス中がかかしみたいな姿になったり、不器用な子がスポーツ万能になったり…。作者の子ども時代のボヘミアを舞台に、一学期間の様々な出来事を描きます。

世界の文学 さ行

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第41回


「闇の戦い3 灰色の王」

旅先のウェールズで、ウィルは白髪の少年ブラァンに出会った。予言の詩に導かれ、二人は恐るべき〈灰色の王〉の山に黄金の竪琴を求める。イギリスに深く根ざすアーサー王伝説と、ウェールズ独特の風土が〈光〉と〈闇〉の戦いに複雑に絡まり合った、シリーズ3冊目。

世界の文学(シリーズ)や行

「川のほとりのおもしろ荘」

「おもしろ荘」のマディケンとリサベットは今日も元気。学校の屋根の上を歩いたり、ピクニックに行って牛に追いかけられたり、シラミとりをしたり…。世の中って、なんて忙しいんでしょう!クリスマスには二人の妹、カイサもやってきました。リンドグレーン作品集21。

世界の文学(シリーズ)ら行

「ロックフォール団のねずみたち」

ニコルは、フランス生まれのお嬢さんねずみ。アメリカへやって来て楽しく暮らしていましたが、ある日一緒に住んでいる双子の子ねずみが行方不明に。探し回るニコルの前に「ロックフォール団」と名乗る謎のねずみたちが現れて…。ニコルと仲間たちのかわいい冒険物語です。

世界の文学 ら行

「おじいちゃんの応えん団」

ぼくのおじいちゃんはひとり暮らし。いつも元気で楽しそうに過ごしているけれど、ぼくは、本当は寂しいんじゃないかって心配だった。そんなある日、おじいちゃんが体調を崩してぼくの家で暮らすことに…。小学生の視点から「生きがいを持って暮らすこと」を描き出します。

日本の文学 あ行

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