『見えない見えにくい方向けの大阪・関西万博 情報!!』

お知らせ

4月から開催されている大阪・関西万博に関する情報をお届けします。

パビリオン・イベントへのスムーズな入場について

万博会場には予約なしで楽しめる場所も多数ありますが、一部のパビリオンやイベントは事前に予約しておくとスムーズに入場できます。
予約は事前に行うこともできますが、当日入場後10分から利用可能な「当日予約」も可能です。
※スマートフォンを使うと予約が便利ですが、操作が難しいこともあります。ただし、同行者とチケットを紐づけることができるため、事前に紐づけておくと一緒に手続きが可能になります。
ユニバーサルサービスサポートサイト
https://www.expo2025.or.jp/universalinfo/

万博の理念を象徴する「大屋根リング」

万博の理念「多様でありながらひとつ」を象徴する大屋根リングは、内径615メートル、高さ12メートル(外側は20メートル)、幅30メートルの巨大な木造構造物です。全周は約2キロにもおよび、圧倒的な存在感を放っています。会場に近づくと木の香りが漂います。屋根の上の「スカイウォーク」へはエレベーター、またはエスカレーター・階段で上がることができます。

会場の入口とエリアについて

会場には2つのゲートがあります。

東ゲート

大阪メトロ中央線「夢洲駅」からアクセス

西ゲート

車・バス・水上交通からのアクセス

各ゲート横には「アクセシビリティセンター」が設置されており、サポートが必要な方の窓口になっています。


会場は以下のように構成されています。

大屋根リングの内側

海外パビリオンや「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにしたシグネチャーパビリオン(8名の日本人プロデューサーによる展示)

大屋根リングの外側

日本国内のパビリオンが多く配置され、ライブ会場も基本的にこのエリアに設けられています。ライブ会場は複数あるため、イベントごとの確認が必要です。

会場内で使えるアプリ

ShikAI(シカイ)

会場ナビゲーション用のアプリです。点字ブロックに設置されたQRコードを読み取ることで、目的地検索が可能で点字ブロックを使ってカーナビのように案内してくれます。ただし、すべての場所に点字ブロックがあるわけではないため、目的地の「付近まで」の案内になる場合もあります。

ナビレンス

色鮮やかな2次元コードをカメラでスキャンすることで、登録された情報を読み取ることができます。関西パビリオンをはじめ、一部のパビリオンやトイレ、案内板に設置されています。
YouTubeのニポラチャンネルでは、以下のURLから“ナビレンス”の紹介動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=MpP3zBqafRc

点字資料について

公式の触知図(点字案内付き)があり、会場のアクセシビリティセンターで貸出を行っています。
また、「大阪ヘルスケアパビリオン」の点字マップを当館では提供しています。
「大阪ヘルスケアパビリオン」では、会場で「大阪ヘルスケアパビリオン館内マップ点字版」が用意されています。マップとあわせて、パビリオン内の7つのコーナーで展示・提供されるコンテンツの概要も掲載されていますので、ぜひご利用ください。
希望する方への事前郵送も行っています。郵送のお申し込みは、「大阪パビリオン 展示・建築グループ」まで。
電話 06-6115-6705(平日9時~17時)。

会場内の楽しみ方

光の演出、床の振動、音声ガイド付きなど、五感で楽しめるパビリオンが多数あります。スタンプラリーも開催されており、民族楽器や衣装に触れたり、外国の方と交流するなど、異文化体験も魅力の一つです。

Lets’EXPO(レッツエキスポ)について

「万博へ行きたいけど、行くことができない」方々向けのアクセシブルサポートを提供されています。万博会場内の移動支援サービス「会場内サポート」の予約受付がはじまっています。
現在は、モニター期間のため、サポーターの方のサポート料と入場チケットの無料の提供もされています。以下の専用サイトかメールにて、申し込みや問い合わせが可能です。
URL https://www.lets-expo.jp/
メール lets-expo@k-innovation.or.jp

その他の注意点

会場内では現金が使用できません。クレジットカード、電子マネー、スマートフォンのコード決済などをご利用ください。
飲食店は多数ありますが、飲食物の持ち込みも可能です。