第42回岩橋武夫賞を竹内昌彦氏に贈呈
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社会福祉法人日本ライトハウスでは、第42回岩橋武夫賞を、発展途上国の視覚障害児童の支援活動を行っている認定NPO法人ヒカリカナタ基金理事長の竹内昌彦氏に送ることを決め、3月13日(金)、大阪市の玉水記念館で贈呈式と記念講演会を行います。
岩橋武夫賞は、日本ライトハウスの創業者岩橋武夫がヘレン・ケラーと手を携え、アジア・太平洋地域の視覚障害者支援に取り組んだことを記念し、1975年、早川徳次氏(シャープ株式会社創業者)から基金の提供を受けて創設。アジア・太平洋地域において、視覚障害者の教育・訓練・リハビリテーション・雇用・福祉事業運営・失明防止、その他、視覚障害者福祉に関する分野に貢献された方や団体を選出し、表彰するものです。
今回の受賞者、竹内昌彦氏は1945年2月17日生まれで、岡山市在住。認定NPO法人ヒカリカナタ基金理事長、社会福祉法人岡山ライトハウス理事長、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会監事を務めています。
父親の赴任先の中国天津で生まれ、終戦後、引き揚げ船で帰国途中、肺炎による高熱のため視覚障害となり、数年後、網膜剥離で全盲となりました。岡山県立岡山盲学校を卒業後、母校の教員となり、2005年、教頭で退職。その間、1964年、東京で開かれたパラリンピックに出場し、盲人卓球で金メダルを獲得し、2020年の東京パラリンピックでも開会式の聖火ランナーを務めました。
竹内氏は、岡山盲学校在職中から、自らの体験を元に「いじめ」や「命の大切さ」をテーマに講演活動(35年間で3千回以上)を行って来ました。同校退職後、「途上国の視覚障害者にもマッサージを勉強できる機会を与えて自立を支援したい」との思いから2011年にモンゴル、2015年にキルギスに盲学校を建設。その活動の中で、発展途上国の視覚障害児童の中に、手術をすれば見えるようになる子どもが多数いることに気付き、2016年、ヒカリカナタ基金(https://www.hikarikanata.com/)を設立して、手術費用の寄附を続けています。
岩橋武夫賞の贈呈式と記念講演会は、日本ライトハウス情報文化センターボランティア交流会のプログラムとして、2026年3月13日(金)午前10時30分から12時、大阪市西区江戸堀の玉水記念館(大阪メトロ四つ橋線肥後橋駅8番出口から徒歩1分)で開催します。参加ご希望の方は、日本ライトハウス本部(電話06-6961-5521、祝日を除く月曜日から金曜日の午前10時から午後5時)の竹下か早瀬までお申し込み下さい。