ろくおん通信 NO.172ろくおん通信第172号 2009年7月発行 発行:日本ライトハウス盲人情報文化センター録音製作係 ★聞いてわかる図書を作るためにはお休み ★音声訳者・校正者・編集者の皆様へ @ 2009年8月より、盲人情報文化センターの名称が変わります。 ※音声訳者 頭の枠アナ 日本(にっぽん)ライトハウス 情報文化センター 2000年製作、 ※編集者 「書誌情報」の「発行者」も変更してください。 A宛名カードを変更してください 8月以降に郵便物を録音製作係に送られる場合は、宛名カードの住所を新住所に変更してください。元のままでも届きますが、一旦、道頓堀別館に配達され遅れます。 新館の住所 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2          社会福祉法人日本ライトハウス 情報文化センター          録音製作係          電話 06-6441-1017(録音製作直通) FAX 06-6441-1027 ★8月 録音製作予定 月曜日出勤当番 8月17日/31日 林田 8月24日 清水     ★9月 録音製作予定 『自宅録音チーム』 8日(火) 『マトリョーシカ』13時〜15時 16日(水)『はなみずき』1時半〜3時半 24日(木)『二十四の瞳』10時〜12時 『スタジオ曜日別チーム』 29日(火) 『火曜チーム』12時45分〜 9日(水) 『水曜チーム』12時45分〜 24日(木) 『木曜チーム』12時45分〜 18日(金) 『金曜チーム』12時45分〜 19日(土) 『土曜チーム』12時45分〜 『プライベートチーム』 3日(水) 定例勉強会  1時半〜3時 ※ 講師 中井 はつみ 氏 『専門図書音訳チーム』 4日(金)『音声解説チーム 』1時半〜3時半9日(水)『 理数チーム』10時半〜12時 12日(土)『古典チーム』1時〜3時18日(金)『東洋医学チーム』 3時〜5時25日(金)『英語チーム』10時半〜3時26日(土)『パソコンチーム 』1時半〜4時 『橋本勝利のフォローアップ講座』 9日(水) 1時〜3時 ※随時受け入れ中 11日(金) 1時〜3時 月曜日出勤当番 9月14日 林田 9月7 日 清水 ★画面校正について その4 画面校正 D〜E 大林 緑 D目次セクションの1フレーズ化 :項目からページまでは1フレーズとする。 :目次の項目にはページをつける(録音の順序 参照)。 :目次の項目の読みに階層番号・感嘆符・疑問符、字の説明などを入れた場合は本文中でも同じく入っているか確認する。 :項目と項目の間が適切かポーズを確認する。 特例 ◎原本によって目次の中の章などの大項目にグループが必要な場合がある。その時は目次のはじめにそのことわりを入れる。 目次はフレーズで移動するのでことわりはなるべく1フレーズとする。 ◎目次の項目としては読んでいるが本文中では読まないものは、その項目の後に、読みは省略することわりを入れる。ことわりはなるべく1フレーズとする。 目次の項目としては読んで本文中では読まない場合の例 :たとえば広域MAP・外国語の文献など E各セクションの文字入力・第1フレーズ・階層の確認 文字入力 :入力文字は本文中の項目通りに入れる。目次通りではない。 :漢数字や、ハイフン・疑問符などの各種記号類も原本通りに入れる。 :デイジー図書製作上つけた階層番号は音声と合わせ、入力は算用数字でもよい。 半角・全角どちらでもよいが全体を統一する。(1−1、1-1 など) 第1フレーズ :(ページが読まれている場合)見出し+ページまでの1フレーズ化 (ぺージが読まれていない場合)見出しの1フレーズ化 :目次の項目の読みに階層番号・感嘆符・疑問符、字の説明などを入れた場合は 本文中でも同じく入っているか確認する。 階層の確認 :デイジー図書凡例で決めた階層になっているか確認する。 つづく ★リスナーの窓 (13)  福井哲也 続・DAISY雑誌の魅力アップ 本誌164号に、DAISY雑誌では各記事の頭にそのおよその録音時間を入れると便利になると書きましたところ、意外に反響があり、さっそく採用してくださった雑誌が何誌もありました。同時に、時間の入れ方に関するご質問も数件いただきましたので、今回はそのうちのいくつかを私の答えとともに紹介したいと思います。 Q1:時間の表示は大項目ごとですか、それとも小項目ごとにしますか? A:通常は記事ごと、すなわち大項目ごとにします。一つのテーマの記事中の小見出しごとに時間を表示する必要はありません。ただし、「特集」「今月のニュース」といった括り(大項目)の中に内容が独立した記事(小項目)がいくつか集められているような場合には、その記事ごとに時間を入れるのがよさそうです。もっとも、各記事の内容は独立していても、どの記事も短い場合には、それらを括る大項目に時間表示をする方が煩雑にならずよいこともあるでしょう。 Q2:時間表示は目次と本文のどちらにしますか、両方がよいですか? A:両方に入れられればベストかもしれませんが、まずは本文の記事の見出しの所に入れることを優先して考えたらよいと思います。なぜなら、録音雑誌の利用者は、目次から記事を選ぶ人もいますが、直接本文に入り、見出し移動で興味のある記事を探していく人の方がどちらかというと多いと思われるからです。 Q3:録音時間とページ数はどちらを先に読みますか? A:本文の記事の見出しでは、「リスナーの窓(13) 続・DAISY雑誌の魅力アップ 福井哲也 4分 23ページ」のように、より重要度の高い録音時間をページ数より先にするのがよいと思います。一方、目次の中ではページ数はその記事を開くための大事な情報ですが、大事だからといって「リスナーの窓……23ページ 4分」と順序を入れ替えますと、実際にページ移動操作をしようとしたとき、入力すべき「23」よりも後に聞いた「4」という数字が頭に残るため、混乱しやすいのではないかと考えます。従って、目次の中でもやはり録音時間、ページ数の順がよいというのが私の意見です。 ★Q&A 質問 書名の字の説明や外国ものの原題など入れる場所が人によっていろいろのようですが、決まっていますか? 答え 盲人情報文化センターの録音順序では、以下のように決めています。 ○○○(書名)○○○(副書名)○○○著(○○訳)、 日本(ニッポン)ライトハウス 情報文化センター2000年製作(完成年)。 @ 書名、副書名を著者より先に読む。 A 外国の原題、著者のシリーズ名は、書名の後に読む。 B 書名はルビを優先して読む。但し例外もあるので注意 C 書名の字の説明が必要な時には書名のあとで入れる(著者名の前) D 出版社のシリーズ名は奥付で読む。 E 製作年はデイジー図書が完成した年とする。 字の説明をする時には、タイトルのイメージが伝わるような説明を心がけましょう。基本は「造語」の字の説明の時と一緒です。 外国の原題は書名、副書名などの後に読むようにします。原本奥付で再度読む必要はありません。 ★デイジー編集者の皆様へ 〜画面チェックを編集者同士で行います〜 これまで、デイジー編集者はデイジー校正が終わり最終訂正を完了した作品は自分でCDをチェックしてから、完成用のブックトラックに納めていましたが、9月より、デイジー校正に出す前に画面チェックの依頼をしてもらいます。画面チェックは編集者同士で行います。依頼できる人が見つからない場合は職員に依頼してください。 編集者同士で行う「画面チェック」の内容は、 @セクション項目の文字入力のミスは無いか A書誌情報は正しく決められた内容で入力されているか Bコメント欄やマークが残っていないか などの3点のチェックをお願いします。 編集者は「画面チェック者名」をCDに付けている記録用紙の校正者名の欄に記入してください。 ★週刊新潮音訳者・編集者の皆様へ 2009年7月 週刊新潮の製作手順変更のお願い! 週刊新潮は2009年3月3日第1週号より、以下の4点の製作手順が変わりますのでよろしくお願いいたします。 @頭の製作館名の変更 旧 日本ライトハウス 盲人情報文化センター製作 新 日本ライトハウス 情報文化センター製作 A目次で読み上げるページ数は原本のページに変更。本文の項目も原本ページを読む。 例 1特集 ○○○○○ 15(項目番号ではなく原本のページ数)ページ ※目次では収録時間は入れない。 B本文の担当者は、項目の後に「収録時間」と「原本ページ数」を読む。 例 1特集 ○○○ ○○ ○分(実際の収録時間) ○ページ(原本のページ) ※収録時間は確定した時間を音訳者が後で挿入する。 特集記事を二人で読んだ場合、合わせた時間を最初の担当者が入れる。 レベル2に当たる記事の収録時間とページ数は入れない。 例 2−1 ○○○ 2−2 ○○○ Cデータアップの変更 今後、データアップの際はページ数と行数の入力は、実際のページ数を入力し行数は頭は「1」とし、終わりは「−1」と入力する。 例  4、○○ 5分 15ページ ※15ページ1行目から20ページ13行まで記事があった場合 送信は→ 「15」ページ 「1」行目から、「20」ページ 、「−1」行目 但し、1ページに複数の記事をアップするような時は、最初の記事は「終わりの行」は「−1」ではなく、「実際の行数」を入れ、後の記事では、「その後の行数」を開始行のページ数として入れてください。終わりは「−1」をいれます。  以上 ★以上で、『ろくおん通信』NO.172号おわり 戻る