日本ライトハウス情報文化センター   「ワンブックワンライフ」2023年3月号   <<表紙イラスト>> 木瓜の木が枝に花を咲かせています。 花を見た女の子は「ぼけの花、きれいね…!」と笑っています。それを聞き、「ぼけ」を自分のことと勘違いして「むっ…」となっている犬のポチに「大丈夫、君のことじゃないよ」と女の子はポチの頭をなでています。    <<目次>>   ●掲示板(1頁)   ●センターの頁(2〜3頁)   ●利用者の頁(4頁)   ●感謝報告(5〜7頁、別ファイル)   ●報告の頁(8頁)  以下は本文です。   ●掲示板(1頁)  ◆今年度のボランティア交流会を4月28日開催  2022年度のボランティア友の会交流会・総会を4月28日(金)13時〜16時15分、玉水記念館大ホールで開催します。ボランティア活動歴20年・30年以上の方々への感謝式典と記念講演、友の会総会、友の会バザーを実施。記念講演では、戦災で両手と両目の視力を失いながら、点字を唇読で習得して学び、教職に就いた藤野高明さんを講師に迎え、障害者の権利獲得や平和運動と共に、多彩な趣味を楽しんでおられる豊かな人生を語っていただきます。また友の会バザーも4年ぶりに開催する予定です(バザー物品のご提供もお願いします)。参加申込みは、4月15日(土)までに総務係(電話06-6441-0015)まで。  ◆第36回専門点訳・音訳講習会を開講予定  毎日新聞大阪社会事業団と当館では、来年度も多彩なテーマの専門点訳・音訳講習会を開催予定です。詳細が決定次第、本誌等に募集記事を掲載しますので、ぜひお申し込みください。 ◆専門点訳講習会  (1)マンガ点訳コース=シリーズもの、4コママンガ、書籍の中のマンガなど、実際の点訳事例を用いながら、マンガの点訳について講習。7月に全3回開講、定員は15人。  (2)点字の世界を追及する触知コース=レイアウト、点図の点の大きさや点間の重要性等、点訳技術について学びます。5月〜7月に2日間を全2回開講。定員は各回30人。 ◆専門音訳講習会  (1)小説の読み方コース=音訳図書の利用で人気の高い小説の読み方の基本を講習。@8月29日、A11月7日の2回開講。定員は各回15人。  (2)雑誌の製作コース=共同製作の作業の流れや雑誌を音訳する際の資料の読み方を講習。9月〜11月に全6回開講。定員は15人。  (3)音声デイジー編集コース=デイジー編集の未経験者を対象に、デイジー編集作業を講習。2024年2月に全3回開講。定員は10人。  ◆3月の休館・休室について  3月3日(金)=日本ライトハウス創業100周年記念式典のため全館休館  3月9日(第2木曜)=エンジョイ!グッズサロンと図書貸出は書庫・在庫整理日のため休室。  3月21日(火・祝)=全館休館  3月31日(金)=エンジョイ!グッズサロンは年度末の棚卸しのため休室    <<センターの頁>>(2頁〜3頁)   ●一ツ橋綜合財団のご助成で、最先端の情報提供事業を継続   MMD、シネマ・デイジー、点字教科書等を製作・提供  当館では、毎年、公益財団法人一ツ橋綜合財団から多額の助成金を賜っています。今年度もこの助成金を基に、ボランティアの皆様の多大なご協力により、マルチメディアデイジー(以下、MMD)図書・教科書、耳で聴く映画「シネマ・デイジー」の製作・提供など、最先端の情報提供事業を継続するとともに、視覚障害の子どもたちの学びと読書を支える体制を維持することができました。2022年度の一ツ橋綜合財団のご助成による主な事業をご紹介します。(製作部長 久保田 文(あや))  ◆アクセシブルな電子書籍の製作・提供  *MMD図書(児童書・一般書) 10タイトル  *EPUB Media Overlays(MMDとほぼ同じ仕様)教科書 1タイトル  *テキストデイジー図書 22タイトル  *プライベート製作(テキストデータ) 21タイトル  墨字の図書を読むことが困難な子どもたちの就学・就労支援をテーマに製作しています。国内外の同世代の若者たちの状況と、彼らの夢や希望を知ってほしいという気持ちで選書した「WE HAVE A DREAM〜201カ国202人の夢×SDGs」は、当館でこれまでに製作したMMD図書の中で最長の21時間を超えるものになりました。 (写真=「WE HAVE A DREAM」の原本と、端末に表示されたMMD図書)  ◆音声解説事業  *シネマ・デイジー 15タイトル  20人の音声解説ボランティアの皆様の協力により、「シネマ・デイジー」をはじめとする各種音声解説の製作・提供と、音声解説付き上映体験会「わろう座」を5回開催しました。  シネマ・デイジーの人気は非常に高く、当館が製作したシネマ・デイジーのサピエ図書館からのダウンロード数は、2022年度の合計で27,023回に達しています。また、「わろう座」は現在、感染対策のため定員30人で開催していますが、毎回、受付開始から数日で定員に達しています。  ◆視覚障害児童・生徒のための教科書・教材の製作・提供  年々増え続けている、地域の学校に通う視覚障害児童・生徒のための点字教科書、副読本、定期考査等の依頼に応えるため、専任職員を新たに配置し、文部科学省・自治体との連絡調整やボランティアのコーディネートを行いました。教科書点訳の輪を広げるため、講習会・勉強会も開催。今年度は、多くのボランティアの皆様にご協力いただきながら、小学生から大学生まで20人分の点字教科書・教材等を製作しました。また、全国の視覚支援学校と個人宅に届けている子ども向け点字情報誌「アミ・ドゥ・ブライユ」(隔月発行、120部)も通巻45号となりました。 (写真=当館製作の点字教科書と『アミ・ドゥ・ブライユ』)  ◆啓発・普及事業  今年度も、全国の公共図書館、点字図書館、社会福祉協議会からの依頼に応え、多くの音訳講習会に講師を派遣しました。図・表・写真等の視覚的資料の音訳や校正技術など、当館がこれまで培ってきた技能を広く伝え、地域の情報バリアフリーを支える体制づくりの一部を支えてきたと自負しています。  また、NPO法人NaDとの共催でMMD図書・教科書講演会「子どもたちの読む権利のために〜デイジー教科書から広がる、読む世界」を開催。Zoomと会場参加で全国から約220人もの方々が参加されました。   ●近畿視情協が51年の歴史に幕   製作技術とサービスの向上、ネットワークの発展に多大な成果  近畿の点字図書館と公共図書館等が連携し、視覚障害者への情報提供サービスを推進してきた近畿視情協が3月末で解散します。事務局の正井和子さんにその歩みと成果を振り返っていただきました。  近畿視覚障害者情報サービス研究協議会(近畿視情協)は、1972年に「京阪神点字図書館連絡協議会」として4館でスタートし、1974年からは「近畿点字図書館研究協議会」(参加12館)で活動を続けてきました。立ち上げと発展には日本ライトハウスの川越利信氏や村井晶人(あきひと)氏らが深く関わり、近年は枚方市立中央図書館の服部敦司氏が事務局長として運営を支えてきました。1997年に現在の名称となり、加盟館も増え続け、2000年には50館を超える団体となりました。  この間、実際の活動としては、図書館サービス委員会や録音製作委員会、点字製作委員会がそれぞれ年に数回開催され、各専門職員の情報共有や資質向上が図られました。また、ボランティアを含めた点訳・音訳等の研修会や、著作権法改正などの時宜に応じた職員研修会等も開催されてきました。近畿圏の地の利の良さも幸いしたのでしょうが、公共図書館と点字図書館の職員が一緒に活動する機会が提供され続けてきたことは、すばらしいことだったと思います。  その成果としては、例えば、図書館サービス委員会で点字雑誌の分担保存が話し合われ、バックナンバーについては共同利用するという方法をとったり(1987年〜)、録音委員会の下に専門図書音訳チーム(英語・理数・パソコン・東洋医学・古典)が発足し、勉強会の開催とともに、専門雑誌の製作や共同製作が行われてきました。  また、1995年には「これから始める図書館のための視覚障害者サービスマニュアル」が発行され(その後、改訂を加え、2006年には「視覚障害者サービスマニュアル2007」を発行)、公共図書館での障害者サービス導入のマニュアル本として活用されてきました。  特筆すべきは、加盟各館の点字・録音図書の書誌情報を共有するシステム(NLB:Network Library Service for the blind)が構築・運用され、加盟館で製作された点字・録音の新刊書籍を追加しながら、館間 貸借に活用されてきたことです。このデータは、1981年に刊行された国立国会図書館の「点字図書・録音図書全国総合目録」にも提供されました。近畿という地域で一括して国会図書館に書誌情報を提供するという方法は他地域ではあり得ないことだったと、「視覚障害者サービス30年の歩み」(2004年3月、近畿視情協編集・発行)にも記載されています。  加盟館には、毎月、「近畿視情協 点字図書・録音図書新刊案内」として冊子版とCD版が配布され、CD版はそのまま貸出用録音図書として利用者にも提供されていました(2021年8月号まで)。NLBは「サピエ」(2010年〜)の前身と言っても過言ではないようにも思われます。  近畿視情協は、2019年に「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)が成立・施行するはるか以前から、その目指すところを追い求めてきたと言えます。社会がようやく目覚め、これから読書バリアフリーの基盤整備がなされようとしている時期に解散することになったのは非常に残念ではありますが、読書バリアフリー法の施行とサピエ図書館の発展によって、歴史的使命を果たしたという判断と、事務局運営の困難等もあり、今年度末(2023年3月末日)での解散が決まりました。  近畿視情協に関わったメンバーは誰もが、近畿視情協の活動は視覚障害者への情報提供サービスの充実に貢献してきたと自負していることと思います。今後は、近畿視情協の活動の一部を引き継いだ全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)の近畿ブロックが、サピエに加盟する近畿圏の公共図書館等とともに、視覚障害者への情報提供サービスの充実に向けた活動を行うことを目指しています。  これまでご協力いただいたボランティアや職員、利用者などすべての皆様に心から感謝申し上げ、締め括りのご報告とさせていただきます。    <<利用者のページ>>(4頁)   ●今日も“魔法のスティック”と一緒にお出かけ  中島 千恵  当館の利用者であり、ボランティアでもある中島千恵さん。昨年の7月号には「点字との出会い」について書いていただきましたが、今回は白杖と“相棒”になるまでの物語を書いていただきました。  ◆すごい!歩行訓練士  見えているときは、白杖には折りたたみ式のものがあるのも知らないほど、無知識な私でした。そんな私が、日常生活で情報の9割近くを得ている視覚を約1年間で失い、白杖の相棒だけを頼りに歩くのは、はっきり言ってすごく大変でした。私が相棒と一緒に歩けるようになれたのには、歩行訓練士の存在が欠かせませんでした。  歩行訓練士は国内に約740人いると言われています(2018年調査)。白杖の使い方はもちろん、安全に歩けるように訓練してくれます。安全なルートを考えたり、電車の乗り降りも安全にできるように、極力、ホームでは歩かなくて済む方法を考えてくれます。点字ブロックがなくても迷わずに歩けるように、溝蓋の音の高さなど、歩いているときの目印となる物を教えてくれます。  さらに迷ったときは、とにかく歩かずに人の援助を求めること、迷った際、人のサポートを受けるときは、具体的にわかる場所まで言葉で詳細に伝えないと、余計に迷う場合があることなど、迷ったときの対処方法なども教わりました。  私は看護師として眼科の患者さんと関わっていましたが、視覚障害の当事者になって初めて、歩行訓練士の存在を知りました。見えなくても歩ける方法があるのだと、訓練を受けるたびに、驚きや知識を得ています。まだまだヨチヨチ歩きで、鶏になれていないヒヨコ歩きですが、訓練を始めた当初に比べて、行ける所がかなり増えてきているのは、歩行訓練士の根気強い訓練のおかげ様です。  ◆こんな私が白杖で歩けるの?  歩行訓練士から、まずは自宅から最寄り駅までの歩き方を教わりました。ずっと歩いていた道なのに、ものすごく距離があるように思えました。見えていれば、1回で覚えられる道を何回も何回も練習しました。それでも、電柱にぶつかって唇を切ったり、たんこぶを作ったり、溝に落ちてすり傷を作り、痛い思いをしたり、交差点では、まっすぐに歩いているつもりが曲がってしまい、どこに居るのかもわからなくなり、不安や恐怖に襲われたりしました。ケガをしたときの痛い思いよりも、駅までも1人で行けない自分が情けなくてみじめで、歯がゆくて、悔しかったことを覚えています。  電車の乗り降りも、ホームから転落しないかと考えて、とても怖かったです。音だけで乗りたい電車がホームに来ているのかという判断が上手くできず、電車を2本も見送り、何十分も待合室に行くことすらもできず、ホームにずっと立っているときは、ただただ、泣けてきました。  「やっぱり見えずに歩くのは無理なんだ!」と思い、あきらめたいのに、でも1人で歩きたい気持ちも強く、どうしようもない気持ちにおそわれていました。ですが、迷ったとき、人に助けを求めることすらできませんでした。母に泣いて電話をしては、私の居場所を探してもらい、迎えにきてもらっていました。大泣きして迎えに来てと言われ、その後も落ち込んで、ずっと泣いている私と付き合う母は、本当に大変だったと思います。  白杖で歩くようになってから、多くの人が「どこまで行かれるのですか?お手伝いしましょうか?」と声をかけてくださいましたが、その頃の私は素直に人の親切心を受け入れる余裕がありませんでした。無視したり、不愛想に対応していました。今、振り返ると、本当にたくさんの人に迷惑をかけて、恥ずかしい申し訳ない気持ちになりますが、そんな私を許してくれて付き合い続けてくれたおかげで、今歩けています!  ありがたいです。  ◆相棒は一期一会を届けてくれる!  今は、太陽の温かさや風の心地よさ、落ち葉や雨が奏でる音、花の香りに癒されたり、ときにはコーヒーやパンなどの香りにお腹の音が鳴ったり、楽しみながら、相棒と日々、歩いています。そして、今日は相棒がどんな人との一期一会の出会いをプレゼントしてくれるのかが、何よりの楽しみです。  赤ちゃん連れのお母さん、車椅子に乗った人、外国人、仲の良い親子やカップルだったり、本当に老若男女、障害の有無、国籍問わずに声をかけてくれます。そんな中から印象深い出会いの一つをご紹介します。  自宅から最寄り駅まで歩いているとき、年配の女性が「どこまで行くの?」と声をかけてくれました。  「駅までです。でも、慣れているので、大丈夫です」と答えましたが、「目の前に看板や自転車があって、危ないから!」と私の手を取り、駅までエスコートしてくれました。その方は駅まで行く予定ではなかったことがわかり、わざわざエスコートしてくださったことにお礼を述べました。  すると、「私な、91歳やねん!一日一善したら、何か宝くじ当たりそうやろ!?」とうれしそうな声で言われました。  まさか91歳の方がエスコートしてくれていたとは思っていなかったので、驚きと、91歳で宝くじが当たることを夢みておられることに、私は思わず笑顔になりました。  その方は、ほっこりした気持ちをくれて、去って行かれました。そんな出会いを相棒のスティックは届けてくれるのです。  よし!今日も相棒の魔法のスティックとお出かけします。皆さんもどうか白杖で歩いている人がいたら、温かく見守ってください。そして、危ないとき、困っていそうなら、ぜひ、声をかけてください。お願いいたします。   ●報告の頁(8頁)  ◆100歳の点訳ボランティアをゲストに研修会  近畿視情協(近畿視覚障害者情報サービス研究協議会)の点字製作委員会では1月24日、近畿視情協の活動としては最後となる研修会をオンラインで開催し、10施設・団体からボランティアと職員約60人が参加しました。今回は、和歌山県の点訳グループで活動する岡本田鶴(たづ)さんから「点訳40年、百寿を超えて明日へ」と題してインタビュー形式でお話を伺いました。大正12年生まれの岡本さんは、今年1月に100歳を迎えましたが、これまでに290冊以上の図書を点訳され、今も活動中。昭和の末に通信講座で点字を学び、70代でパソコン点訳に移行する際も、お仲間がサポートしてくださったそうです。はつらつとしたお声でどこまでも謙虚な姿勢と、今も現役で点字を生きがいにされている人生の大先輩に魅了されたひとときでした。  ◆2022年度音訳ボランティア養成講習会修了  昨年4月に開講した「音訳ボランティア養成講習会(3)」が2月21日に終了し、6人の方が修了されました。1年にわたる実践的な講義や実習を経て、最終回では初めて音訳を担当する図書の配布が行われました。原本を手にした皆さんは本格的な音訳活動のスタートを実感され、講習会で学んだことを活かしていきたいなど、これからの活動への意欲を語っておられました。 (写真=今年度の修了者の皆さん(敬称略)。左から、大久保美弥(おおくぼ みね)、生越恵子(おごし けいこ)、川本くるみ、藏元揺子、冨田久美子、西田千波。  ◆元友の会代表の山本普実雄(ふみお)さんがご逝去  昨年3月まで点字製作係のボランティアとして活動された山本普実雄さんが1月25日、肺炎のため74歳で逝去されました。山本さんは2007年から点訳ボランティアを始められ、2009年度には道頓堀ビルで点字図書のデジタル化事業にも従事していただきました。2011年度から2017年度まではボランティア友の会の世話人も務められ、最後の2年間は世話人代表をお引き受けくださいました。とても柔和で、誠実なお人柄で、何かと助けていただき、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。 あゆみ 【2月】 17日 わろう座映画体験会「真実」 18日 オープンデー(館内見学日・7人) 予定 【3月】 3日 日本ライトハウス創業100周年記念式典(メルパルクホール大阪、全館休館) 9日 サービス部休室(書庫・在庫整理日)  見学:京都ライトハウス職員 18日 オープンデー(館内見学日・要予約) 21日 全館休館(祝日) 30日 ボランティア世話人会 31日 エンジョイ!グッズサロン休室(棚卸し) 編集後記 本誌が皆さんのお手許に届く頃、法人の創業100周年記念式典が行われます。今回の行事は、日本ライトハウスの自画自賛でなく、当法人を含む日本の社会が、視覚障害等を持つ方々の自己実現や社会参加、文化の発展に向けて、今後どのような取り組みをすべきかを考える出発点にしたいと願っています。同時に思うのは、この100年の間に数え切れない程の利用者やボランティア、支援者、職員がおられ、お一人お一人にかけがえのない人生があったということです。記念式典はそうした方々を覚え、特に旅立たれた方々に感謝を捧げる機会でもあると感じています。当日の模様は次号でご報告しますので、ご参加いただけない方も共に100周年を分かち合っていただきたいと思います。なお、34年間、本誌の顔だった故武部はつ子さんの表紙絵は本号で最後となります。武部さんの愛犬ポチを目に焼き付けておきたいと思います。(竹) ONE BOOK ONE LIFE(ワンブックワンライフ) 2023年3月号  発行 社会福祉法人 日本ライトハウス情報文化センター(館長 竹下 亘)  住所 大阪市西区江戸堀1-13-2(〒550-0002)     TEL 06-6441-0015 FAX 06-6441-0095     E-mail info@iccb.jp  表紙絵 武部はつ子  発行日 2023年3月1日  定価 1部100円 年間購読料1,000円