Panasonic 取扱説明書 IH調理器(家庭用) 品番 KZーPH34 このたびは、IH調理器をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 ●取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。 ●ご使用前に「安全上のご注意」(2〜4ページ)を必ずお読みください。 ●保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、取扱説明書とともに大切に保管してください。 取扱説明書には保証書がついています。 パナソニックの会員サイト「CLUB Panasonic」で「商品登録」をお願いします。(P.30に説明) 【もくじ】 <確認とご注意> P.2 安全上のご注意 P.2 使用上のお願い P.5 各部の名前 P.6 使える鍋は P.8 <使い方> P.10 加熱 P.10 煮込み P.12 炊飯 P.14 揚げ物 P.16 レシピ P.18 <長くご愛用いただくために> P.24 お手入れ P.24 こんな表示が出たら P.25 故障かな P.26 保証とアフターサービス P.28 仕様 P.29 別売品 P.29 お問い合わせ窓口 P.30 無料保証規定 P.30 (保証書付き) P.2 安全上のご注意(必ずお守りください)) 人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。 ■誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。 火災、爆発、やけど、けが、感電などを防ぐために、警告は「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。 【警告は7つあります。お守りいただく内容を禁止事項と必ず実施に分けてそれぞれ説明します】 <警告1> 揚げ物をするときは (禁止事項は2つあります) (1) そばを離れない (2) 800g(0.9L)未満の油で調理しない (必ず実施は4つあります) (1) 「揚げ物」コースで調理する (2) 必ず別売の天ぷら鍋を使う(別売り品P.29参照) (3) 鍋底が反ったり変形したりしていない鍋を使う (4) 鍋は中央に置く(油温が上がりすぎて、発火の原因) <警告2> 炒め物・焼き物をするときは (禁止事項は2つ) (1) そばを離れない (2) 予熱の火力は弱めにし、加熱しすぎない (少量の油を使うため、油温が急激に上がり、発火の原因) ※鍋底が薄いもの・反っているものは 赤熱することがあります。 <警告3> 液体を加熱するときは (必ず実施は1つ) (1) 加熱する前にかき混ぜる だし汁・みそ汁・吸い物・カレーなどの汁物や煮物など (水や調理物を加熱していると、突然噴き出したり鍋が飛び跳ねたりすることがあり、やけど・けが・トッププレート破損の原因) <警告4> トッププレート(ガラス製)には (禁止事項は2つ) (1) 鍋以外のものを載せない  @ カセットコンロ・ボンベ・ 缶詰・湯たんぽなど(誤って加熱すると爆発の原因)  A レトルトパック、アルミ箔鍋・内側にアルミ箔を貼った 紙パック、アルミ箔など(破裂によるけが、加熱による発火の原因)  B 金属製スプーン・鍋のふたなど(加熱によるやけどの原因) ※無水調理用の鍋のふたなど、気密性の高い鍋のふたを 温まった状態のまま置くと、ふたが密着して取れなくなったり、トッププレートが割れたりするおそれもあります。(感電やけがの原因)  C市販の汚れ防止カバーなど(鍋の下に敷いてトッププレートの汚れを防ぐもの)(温度調節機能が正しく働かず、油温が上がりすぎて、発火の原因) (2)衝撃(物を落とすなど)を加えない(ひびが入ったり割れたりすると感電や過熱・異常動作の原因) <警告5>プラグやコードの取り扱いに注意(ショート・絶縁不良・劣化などによる発火・感電の原因) (禁止事項は5つ) (1) 傷んだプラグ・緩んだコンセントは使わない (2) コード・プラグを傷めない(傷付ける、加工する、熱器具に近づける、無理に曲げる、ねじる、引っ張る、重い物を載せる、束ねるなど) (3) 器具用プラグ先端にピンやごみを付着させない (4) 乳幼児に器具用プラグをなめさせない (5) ぬれた手で、プラグの抜き差しはしない (必ず実施は1つ) (1) 定格15A・交流100Vのコンセントを単独で使う  @ 延長コードも、定格15A以上のものを単独で使う (2) 電源プラグは根元まで確実に差し込む (3) プラグのほこりなどは定期的に取る。プラグを抜き、乾いた布で拭く。 <警告6> 異常・故障時には (必ず実施は1つ) (1) 直ちに使用を中止し、電源プラグを抜く(発煙・発火、感電のおそれ) <異常・故障例>  @ 焦げ臭いにおいがする  A 触れるとビリビリ電気を感じる  B プラグ・コードが異常に熱くなる  C コードを動かすと、通電したりしなかったりする  D トッププレートにひび割れができた ⇒すぐに、お買い上げの販売店へ点検・修理を依頼してください。 <警告7> 次の点もご注意ください(火災・やけど・けが・感電の原因) (禁止事項は4つ) (1) 取り扱いに不慣れな方だけで使わせたり、乳幼児に触れさせたりしない (2) 本体を水につけたり、水をかけたりしない (3) 吸気口・排気口や隙間にピンや針金など金属製のものを入れない   (吸気口は左側面、排気口は後面・右側面にあります) (4) 分解・修理・改造をしない ⇒修理はお買い上げの販売店に ご相談ください。 P.4 火災、爆発、やけど、けが、感電などを防ぐために、注意は「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」です。 【注意は5つあります。お守りいただく内容を「禁止事項」と「必ず実施」に分けてそれぞれ説明します】 <注意1> 揚げ物をするときは (発火・やけどに注意!) (禁止事項は2つあります) (1) 他の機器(ガスコンロなど)であらかじめ加熱した油を使わない(温度調節機能が正しく働かず、発火の原因) (2) 顔を近づけない(やけどの原因) (必ず実施は2つ) (1) 油煙が多く出たら、すぐに電源プラグを抜く(加熱を続けると、発火の原因) (2) 油の飛び散りに注意する(やけどの原因)⇒油の飛び散りを少なくするには (P.16参照) <注意2> 使用中・使用後しばらくは (禁止事項は1つあります) (1) 高温部に触れない  @ 鍋・トッププレートなど(やけどの原因)⇒プラグを抜き、各部が冷めてからお手入れする。 <注意3> 医療用ペースメーカーなどをお使いの方は (必ず実施は1つ) (1) 念のため医師とよくご相談ください(本製品の動作が、ペースメーカーに影響を与える原因)になります。 <注意4> プラグやコードの取り扱いに注意(ショート・漏電による発火、感電、やけどの原因) (禁止事項は1つあります) (1) 専用の電源コード以外を使ったり、電源コードを他の機器に転用したりしない (必ず実施は2つ) (1) 抜くときは、コードを持たずに必ずプラグを持って引き抜く (2) 使用時以外はコンセントから抜く <注意5> 次の点もご注意ください (禁止事項は5つあります) (1) 水のかかる所や火気の近くで使わない(感電・漏電の原因) (2) 鍋が滑り落ちるようなことはしない(けが・やけどや鍋が破損する原因)  @ 不安定な所で使わない  A 鍋がずれた状態で使わない  B 鍋を載せたまま本体を持ち運ばない (3) 鍋の下に何も敷かない  @ ラップなどの樹脂類(敷物が溶けてトッププレートと鍋に焼き付いてくっつき、無理に剥がすとトッププレート破損の原因)  A 紙・布巾などの可燃物(鍋の熱で敷物が焦げる原因) (4) 空焼きしたり、加熱しすぎたりしない(調理物が燃えたり、鍋が破損したりする原因) (5) 調理以外に使わない(過熱・異常動作による発火の原因) P.5 使用上のお願い 1. 使用中はIH調理器から磁力線が出ます (1) IHクッキングヒーターの上で使わない(IHクッキングヒーターが故障する原因) (2) 磁気に弱いものを近づけない   @ ラジオ・テレビ・補聴器など(雑音が入ったり、音が小さくなったりする原因)  (3) ICカード・キャッシュカード類など(記録が消えたり、壊れたりする原因)  (4) トッププレートの上で電磁誘導加熱の調理機器を使わない  @ IHジャー炊飯器など(本製品が故障する原因) (5) 吸気口(左側面)・排気口(後面・右側面)を塞がない (本体内部の温度が上がり、加熱が停止する原因)   ※テーブルなどの上に長期間置いたままにすると、表面に脚ゴムの跡が残ることがあります。 2.周囲の可燃物からの距離 ■(可燃物が木製の壁・家具などの場合) 〔消防法 基準適合の説明〕 天井などからは100p以上離す。 壁からは10p以上離す。 家具などからは2p以上離す。 ・片側(左右どちらか)は開放する ・熱に弱い物の上で使わない じゅうたん、ビニール製テーブルクロスなど(敷物が焦げたり、火災の原因) ※不燃物の壁などのときも、同様の距離を離してください。 P.6 各部の名前  @ 本体 操作ボタンが並ぶ操作部を手前側にして置いた時の位置関係で各部の名前を説明します。  A 本体の上面がトッププレートです。  B コードは一方が磁石式の器具プラグで、一方が電源プラグです。  C 吸気口は(左底面)に、排気口は(後面・右側面)にあります。 ■目の不自由な方のために  @ トッププレートの中心がわかるように、左右奥の側面3ヵ所に凸マークを設けています。鍋を中央に置く目安としてお使いください。  A 操作部の各ボタンには、機能を意味する点字が入っています。  B ボタン操作時の基準点(例:「コース」ボタンは「加熱」)を分かりやすくするために、ブザー音を「ピピッ」に変えています。 ■異常ではありません 使い始めは  @排気口などから、においがすることがあります。 使用中は  @鍋の種類によって、「キーン」「ジー」「ブーン」など共振する音がします。 鍋の位置をずらすと止まることがあります。  A本体内部からファンの運転音などがします。 ファンの運転音は、火力に応じて3段階に分けています。(火力を下げると、音が小さくなります)  B排気口から熱気が出て、卓上が熱くなります。 操作部 ※表面に付いている保護用フィルムは 剥がしてお使いください。 操作部中央に表示部分があります。操作ボタンは表示部分の右側に3個、左側に2個あります。右外側から順に名前と内容を説明します。 スタート/切(点字はオフ)  コース(「加熱」「煮込み」「炊飯」「揚げ物」を選びます) 火力調節/温度調節 ワンタッチボタン ⇒ 一気に火力を下げたいときや上げたいときに使います タイマー  点字表記「すたーと」「おふ」「こーす」「あげ」「さげ」「つよ」「とろ」「たいまー」 P.7「1000Wセーブ」について 「1000Wセーブ」に設定しておくと、最大消費電力を約1400Wから約1000Wに抑えます。 コンセントの電気容量に余裕がない場合や、ブレーカーが落ちやすいときに便利です。 ■設定のしかた ●プラグを接続した状態で、「あげ」「さげ」ボタンを約1秒間同時に押す(表示部分にセーブが点灯する)  @ 解除のしかた ⇒ 設定時と同じ操作をする。(表示部分のセーブが消える)  A 設定/解除は、次の2つのタイミングでもできます。⇒ コース選択の途中とスタート後(約30秒まで)  B 設定/解除は、プラグを抜いても記憶されています。  C 「1000Wセーブ」中は、火力感が弱くなったり予熱時間が長くなったりします。 P.8 ■使える鍋は? お手持ちの鍋を確認するときは  @ 鍋を本体の中央に置く。  A 磁石式の器具用プラグを本体に接続する。  B 電源プラグをコンセントに接続する。  C スタート/切(オフ)ボタンを押して、加熱コースで表示を確認する。   鍋に水を入れて加熱してみる。使える鍋は表示部分に火力表示が点灯するが、使えない鍋は点滅する。  D スタート/切(オフ)ボタンで切る。 ■鍋を新しく買うとき  @ ステンレス製の鍋は「S CH-IH」または「S IH」のマークを確認。 * 一般財団法人「製品安全協会」が認証したIH対応の商品をおすすめします。  A 鉄・ホーロー鍋は、P.9の見分け方のポイントで形・大きさを確認。  B 炊飯をするときは、「炊飯」コースで使える鍋についてはP.14をご覧ください。  C 揚げ物をするときは必ず指定の天ぷら鍋(別売)を使う。品番・価格はP.29 をご覧ください。 ■見分け方のポイント (1) 使える鍋・使えない鍋について材質・底の形・大きさに分けて説明します。 使える鍋は、鉄・ホーロー・ステンレスです。 【使える鍋の材質】  @ ステンレス(特に多層鍋)は、鍋によって火力が弱くなったり、加熱できなかったりするものがあります。  A ホーロー鍋は、空焼き、焦げ付きを避ける。(溶けて焼き付き、トッププレートが損傷します) 【使える鍋の底の形】  @ 平らで、トッププレートに密着する。 【使える鍋の大きさ(底径)】  @ 12〜26p (2)使えない鍋の材質は、アルミ・銅・多層鍋(底は磁石の付かない非磁性ステンレスで、間にアルミや銅を挟んだもの)と耐熱ガラスと土鍋(ただし、「S CH-IH」「S IH」のマークのある市販の土鍋はお使いいただけます。) 【使えない鍋の底の形】  @ 底が丸いもの、底に脚がある、底に反りがある鍋。 反りに目安として、約3o以上のものは使わない。 (安全機能が正しく働かなかったり、火力が弱くなったり、加熱ができなかったりすることがあります) 【使えない鍋の大きさ(底径)】  @ 12p未満 異常を検知して、火力が弱くなったり、加熱できなかったりすることがあります。 ● 使える鍋でも底が薄すぎるものは、空焼き、強火の加熱で反ることがあります。 ●「煮込み」「炊飯」「揚げ物」コースのときは、他にも制約があります。 ●鍋底が剥がれかけた鍋は、使わないでください。 (鍋底が剥がれかけた状態で加熱すると、剥がれた部分が異常過熱し、トッププレートがひび割れたり変色したりする原因になります) <鍋底が剥がれた鍋の例> 鍋底の縁や底面が剥がれて隙間がある。鍋底に膨らみがある。 *鍋底が部分的に変色や膨らみがある鍋は、隙間が見えていなくても剥がれている可能性があります。 P.10 「加熱」 火力調節の目安 鍋の種類・形状・材質、材料の量などによって、火力が異なってきます。様子を見て火力を調整してください。 火力1の消費電力は(約75W)で火力のとろ火に相当 火力2の消費電力は(約150W)で火力の弱火に相当 火力3の消費電力は(約260W)で火力の弱火に相当 火力4の消費電力は(約450W)で火力の中火に相当 火力5の消費電力は(約700W)で火力の中火に相当 火力6の消費電力は(約900W)で火力の中火に相当 火力7の消費電力は(約1400W)で火力の強火に相当 鍋物、蒸し物、煮物の場合、調理手順で沸騰させる必要がある時は火力7を使います。すき焼き・寄せ鍋は火力4〜6の範囲で設定します。茶碗蒸しは火力3、黒豆・おでん・カレー・シチューは火力4〜5、ホットケーキ・お好み焼きは火力4〜5、焼肉・ステーキは火力6〜7を使います。 (1) 液体は加熱する前にかき混ぜる。  @ 水や調理物を加熱していると、突然吹き出したり鍋が飛び跳ねたりすることがあり、やけど・けが・トッププレート破損の原因になります。 (2) 炒め物・焼き物をするときは、そばを離れない・加熱しすぎない(余熱の火力は弱めにする)  @ 少量の油を使うため、油温が急激に上がり発火の原因になります。  A 鍋の底が薄いものや反りかえっているものは、強火で予熱すると赤熱することがあります。 ■準備 (1) 鍋を本体の中央に置く。 (2) 磁石式の器具用プラグを本体に接続する。 (3) 電源プラグをコンセントに接続する。 ■加熱する  @ 「スタート/切(オフ)」ボタンでスタートする。「スタート/切(オフ)」ボタンのランプが点灯します。  A 「あげ」「さげ」ボタンで火力を調節する(さげボタンを長押しすると、素早く火力が下がる)  B 調理が終わったら、「スタート/切(オフ)」ボタンを押し、プラグを抜く。 ■タイマーを使うとき (1)「タイマー」ボタンで時間を設定する  @ 設定範囲:1分から9時間30分  A 時間は、30分まで1分刻み、1時間まで5分刻み、3時間まで10分刻み、9時間30分まで30分刻みの単位で設定できます。  B 押し続けると早送りできます。  C 表示画面には残り時間が1分刻みで減りながら表示されます。時間が立つと自動で切れ「ピーピーピー」と音がなります。 (2)取り消すときはタイマーの数字が表示されなくなるまで「タイマー」ボタンを押します。 P.12 「煮込み」 煮込みのポイント 一度沸騰させる!ふたをする! 時間のかかるコトコト煮込みや日常メニューも火加減おまかせで調理ができます。 調理時間(タイマー設定時間)の目安(メニューが7つあります)  @ 魚の煮つけは10〜20分で設定し、落しぶたをして、ふたをする。  A かぼちゃの煮物は15〜20分で設定し、落しぶたをして、ふたをする。  B 鶏肉のトマト煮込みは30〜40分で設定し、時々かき混ぜる。  C 鶏手羽元と大根の煮物で50〜60分で設定し、大根は下ゆでする。  D ビーフシチューは30〜40分で設定し、具材がやわらかくなったら「煮込み」コースを止める。デミグラスソースを加え、「加熱」コースでとろみがつくまで煮込む。  E 豚の角煮は約90分の設定で豚バラ肉は下ゆでする。  F 牛すね肉の煮込みは約90分で設定する。 *20cmの鍋で、4人分を調理したときの目安とした、「レシピ(12個)」の紹介があります。 おでん/ポトフ/ビーフカレー/肉じゃが/ラタトゥイユ/ミネストローネ/茶わん蒸し/おかゆ/炊きこみごはん(鶏五目)/パエリア風炊き込みごはん/串揚げ/チーズフォンデュ → 作り方はP.18〜23をご覧ください。 ■使える鍋は...  @ P.8〜9をご確認ください。  A 鍋底が2mm以上反ったり変形したりしていないものを使う。 ■調理量は...  @ 調理物+調味液の重さは700〜4000g  A 鍋容量の70 %まで お願い  @ 直前に沸騰させる。   ※「加熱」コースで一度沸騰させてください。(調理物や調味液の温度が低いとうまくできません)  A 調理物が浸るまで調味液を入れる。  B ふたをする。飛まつが気になるときは、ふたを少しずらして様子を見る。  C ルウやかたくり粉を入れて煮込むときは「加熱」コースを使う。(焦げ付くおそれがあるため) ■準備  @ 鍋を本体の中央に置く。  A 磁石式の器具用プラグを本体に接続する。  B 電源プラグをコンセントに接続する。  C 「加熱」コースで一度沸騰させる。沸騰したら「スタート/切(オフ)」ボタンで切る。 ■煮込む  @ コースボタンを1回押して「煮込み」を選ぶ。表示画面の煮込みが点滅する。 ■ タイマーを使うとき (1)「タイマー」ボタンで時間を設定する  @設定範囲:1分から9時間30分  A時間は、30分まで1分刻み、1時間まで5分刻み、3時間まで10分刻み、9時間30分まで30分刻みの単位で設定できます。  B押し続けると早送りできます。  C表示画面には残り時間が1分刻みで減りながら表示されます。時間が立つと自動で切れ「ピーピーピー」と音がなります。 (2) 取り消すときはタイマーの数字が表示されなくなるまで「タイマー」ボタンを押します。 P.14 「炊飯」(自動炊飯) 炊飯のポイント:使える鍋に注意!水や米の量を守る!ふたをする! ■使用する鍋によって、コースを使い分ける ■使える鍋は… ●コース 炊飯1の場合 材質 鋳物ホーロー鍋 内径 約20p 底径 約15〜16p 鍋の深さ 8cm以上 底の厚さ 4o以上 反り 2o以下 おすすめの鍋 ル・クルーゼ「シグニチャーココット・ロンド」20p/ストウブ「ピコ・ココットラウンド」20p ●コース 炊飯2の場合  材質 ステンレス鍋 内径 約18〜20p 底径 約16p 鍋の深さ 8cm以上 底の厚さ 2.5o以上 反り 2o以下 おすすめの鍋「S CH-IH」「S IH」のマーク付きのステンレス鍋 内径はメーカーが提示する鍋のサイズ ※鍋の厚み・構造などによっては吹きこぼれや焦げなどが発生することがあります。そのときは、「加熱」コースで火力調節して炊いてください。 (■こんな時は…の炊き方を参照) ■米や水の量は… 1合180 mL(約150 g)の時は200 mL 2合360 mL(約300 g)の時は400 mL 3合540 mL(約450 g)の時は550 mL  @ 正確に量る  A 米の銘柄・産地、季節などにより、お好みで水の量を加減する。(水量の10 %まで)  ※お湯・pH9以上のアルカリ水は使わない。 ■炊飯前の準備は…  @ 洗米し、充分水を切る。(水量が増えてしまいます)  A 鍋に洗米した米と水を入れる。  B 30分以上、水に浸す。(冬場は1時間以上) ■失敗しないためには、 次のことにもご注意ください  @ トッププレートが熱いときに使わない。  A トッププレートや鍋底が汚れたまま使わない。  B 途中でふたを開けたり、水や湯を継ぎ足したりしない。 ■こんなときは… ・間違えてスタートした、誤ってプラグが抜けてしまったとき →5分以内なら、 「スタート/切(オフ)」ボタン で切り、「炊飯」コースでやり直す。 →5分以上たっていたら、「加熱」コースで 火力調節して炊く。 ◆炊き方  @火力「5」に合わせ沸騰させる  A蒸気が出たら、火力「3」に 弱めて炊く(約15分)  B加熱を止めて蒸らす(約10分) ●ふたが開かないとき→火力「5〜6」で少し加熱する。 ●途中で炊飯を止めるとき→「スタート/切(オフ)」ボタン を長押しする。 ●飛まつが気になるとき→ふたを少しずらして様子を見る。 ◆無洗米・発芽玄米・ 炊き込みごはんのときは… 無洗米・発芽玄米は水を増やす 無洗米は、1合に水230mL 2合に水450mL 3合に水630mL 発芽玄米は、1合に水240mL 2合に水460mL 3合に水650mL ●発芽玄米は、白米と混ぜてお使いください。(白米2:発芽玄米1) ◆炊き込みごはんは、水と具の量に注意 ●水:調味料の分量だけ減らす。 ●具:お米の重さの30 %程度に。 ●炊く直前に調味料を入れてかき混ぜ、具を米の上に乗せる。 ◆炊き込みごはん・無洗米は、焦げやすいので注意 → 残り10分でトッププレートから外し、 ぬれ布巾の上で蒸らす。 ■準備  @ 鍋を本体の中央に置く。  A 磁石式の器具用プラグを本体に接続する。  B 電源プラグをコンセントに接続する。   ■ご飯を炊く @ コースボタンを2回押して「炊飯」選ぶ。 A 「上げ/下げ」ボタンでコースと合数を選ぶ。  ・ 合数の範囲は1〜3合。液晶画面にコースと合数が押すごとに「1−1」から「3−3」まで切り替わります。  ・ コース間違いにより吹きこぼれたり、出来栄えが変わったりすることがあります。 B 「スタート/切(オフ)」ボタンでスタートする。約40分で炊き上がったら「ピーピーピー」とお知らせして自動的に切れる。  ・炊飯するとコース・合数を記憶します。  ・残り時間は確定するまで点滅し、確定すると点滅が点灯にかわります。 C すぐにほぐす(ふたを閉めたままにすると、ごはんがべたつきます) お知らせ ●おかゆはできません。→作り方(P.21) ●「炊飯」コースで使える鍋以外で炊くときは、「加熱」コースで火力調節して炊いてください。(P.14 ■こんな時は…の「炊き方」参照) P.16 「揚げ物」 温度調節の目安 食材・量などにより油温がずれることがあります。 様子を見て、温度を調節してください。 別売りの天ぷら鍋で、油800g(約0.9L)を使った場合 ・手作りコロッケ 180〜190℃ ・冷凍食品(コロッケなど)/ 天ぷら(魚介類)170〜190℃ ・フライ/ 串カツ/ 鶏のから揚げ 160〜180℃ ・ドーナツ/ 天ぷら(野菜)160〜170℃ ・大学芋 150〜160℃ 1.温度調節機能を正しく働かせるために ● 必ず別売の天ぷら鍋を使う(P.29) ● 鍋底が1mm以上反ったり変形したりしていないものを使う。 ● 鍋は本体中央に置く。 ● 鍋底・トッププレートの異物や汚れは取り除く。 ● トッププレートが熱いときに調理しない。 ● 油は800gが基本 ● 予熱を始めたら、油を継ぎ足さない。 ● 熱い油を使って予熱しない。 ● 何度も使って、茶褐色になったり濁ったりした油は使わない。 ● 沈んでいる揚げカスはこまめに取り除く。 2.油の飛び散りを少なくするには (1)油の飛び散りやすい材料は、下ごしらえをする   水分や空気が加熱されると、膨張して破裂します。 ●切り目などを入れる ・えびは尾の先を切る。 ・いかは皮をむき、両面に切り目を入れる。 ・ししとうは縦に切り込みを入れる。 ・ゆで卵(うずらなど)は串などを刺す。 ●水分を拭き取る ・魚介類・しいたけ・ピーマンなどの野菜 ●竹串などで穴を開ける ・皮や薄皮のついたにんにくなど ●ベーキングパウダーや砂糖を入れる ・ドーナツなどの生地 (2)揚げすぎると破裂するので注意! 鍋に揚げ残しがないか、常に確認を! ・けんさきいか、するめいかなど ・ししとう、おくらなど(中が空洞の野菜) ・コロッケ ・うずらのゆで卵、にんにくなど ■準備  @ 必ず別売の天ぷら鍋に800g(約0.9L)の油を入れ中央に置く  A 磁石式の器具用プラグを本体に接続する。  B 電源プラグをコンセントに接続する。   ・油を入れる前に天ぷら鍋の内側の水滴は拭いておく ■揚げる  @ 「コース」ボタンを3回押して「揚げ物」を選ぶ。表示部の揚げ物が点滅する。  A 「スタート/切(オフ)」ボタンでスタートする。画面は180℃でスタートし、温度の文字が点滅する。  B 「上げ/下げ」ボタンで温度を合わせる。  C 予熱が完了したら(ピーピーピーと鳴る)揚げる。    画面は予熱中は点滅。予熱時間の目安は約10分(油量800gの場合)。温度が確定すると画面の温度の文字が点滅から点灯に変わる。  D 調理が終わったら「スタート/切(オフ)」ボタンを押し、プラグを抜く。 P.18【レシピ】(12個あります:おでん/ポトフ/ビーフカレー/肉じゃが/ラタトゥイユ/ミネストローネ/茶わん蒸し/おかゆ/炊きこみごはん(鶏五目)/パエリア風炊き込みごはん/串揚げ/チーズフォンデュ) 1,おでん  煮込み ■材料:4人分(1人分:約286kcal) 大根 400g(皮をむいて2cmの輪切り、直径6cm以上のものは半月切り)こんにゃく(4つに切る) 1枚(250g) ごぼう天 4本 ゆで卵(殻をむく) 4個 ゆでたこの足(半分に切る) 2本分(100g) ちくわ(半分に切る) 2本(120g) A (混ぜ合わせておく) だし汁 800mL しょうゆ・みりん 各大さじ3 酒・砂糖 各大さじ1 ■下準備  @ 大根は竹串がすっと通る程度に下ゆでする。(水からゆで、沸騰して約30分)  A こんにゃくは、さっと下ゆでしてアクを取る。  B ごぼう天は、熱湯をかけて油抜きをする。 ■作り方  C 鍋に材料とAを入れ、「加熱」コースで 火力「6〜7」に合わせ、煮立たせる。全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして「煮込み」コースをスタートし、50〜60分煮込む。 2.ポトフ 煮込み ■材料:4人分(1人分:約235kcal) 鶏もも肉(一口大に切る) 1/2枚(120g) じゃがいも 2個(300g) にんじん(大きめの乱切り) 1/2本(75g) たまねぎ(4〜6等分のくし切り) 1個(200g) 厚切りベーコン(3cm幅) 80g キャベツ(大きめのくし切り) 1/4個(170g) A 水 800mL 固形コンソメ 2個 ローリエ 1枚 塩・こしょう 各少々 ■下準備 @ 鶏もも肉は塩こしょうで下味をつける。 A じゃがいもは皮をむき、半分に切って水にさらす。 ■作り方 B 鍋にじゃがいも、にんじん、たまねぎ、鶏肉の順に入れ、上にベーコン、キャベツを載せ、Aを加える。 C 「加熱」コースで火力「6〜7」に合わせ、煮立たせる。 D 全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして 「煮込み」コースをスタートし、50〜60分煮込み、塩・こしょうで味を調える。 3.ビーフカレー 煮込み ■材料:4皿分(1皿分:約347cal) たまねぎ(1cm幅のくし切り) 1個(200g) 牛肉(一口大に切る) 150g じゃがいも(一口大に切る) 1個(150g) にんじん(小さめの一口大に切る)1/2本(75g) 水  500mL カレールウ 4皿分  サラダ油  大さじ2 ■作り方  @ 鍋にサラダ油を入れ、「加熱」コースで 火力「4〜5」に合わせて熱し、たまねぎを 加えて全体に油がまわるまで炒める。  A 牛肉、残りの野菜を入れて2〜3分炒める。 ※焦げ付きそうな場合は、火力を下げてください。  B 水を入れ、火力「6〜7」に上げ、煮立たせる。 ※アクが出る場合は取り除く。  C 全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして 「煮込み」コースをスタートし、30〜40分煮込む。  D 「煮込み」コースを止め、ルウを割り入れて溶かす。  E 「加熱」コースで火力「2」に合わせ、 時々かき混ぜながら約5分煮込む。 ※お使いのルウに記載の内容に合わせて、 材料や水の量は調整してください。 4.肉じゃが 煮込み ■材料:4人分(1人分:約339kcal) じゃがいも  3個(450g) にんじん(小さめの一口大に切る) 1本(150g) たまねぎ(1cm幅のくし切り)1個(200g) 豚バラ肉薄切り(4cm幅)150g A (混ぜ合わせておく) だし汁 500mL 砂糖 大さじ1と1/2 しょうゆ・みりん 各大さじ3 ■下準備 じゃがいもは皮をむき、一口大に切り水にさらす。 ■作り方  @ 鍋にじゃがいもとにんじんを入れる。 上からたまねぎ、豚肉を広げながら数回に分け 交互に置いていく。(豚肉は固まらないように置く) 最後にAを加える。  A 「加熱」コースで火力「6〜7」に合わせ、煮立たせる。  B 全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして 「煮込み」コースをスタートし、40〜50分煮込む。 5.ラタトゥイユ ■材料:4人分(1人分:約217kcal) たまねぎ(2cm角) 1個(200g) ズッキーニ(厚さ1cmの半月切り) 100g かぼちゃ(2cm角) 100g パプリカ(2cm角) 150g なす(2cm角) 100g ベーコン(1cm幅) 50g にんにく(みじん切り)1片 A カットトマト缶 400g 水 100mL ローリエ 1枚 オリーブオイル 大さじ3 塩・こしょう 各少々 ■作り方  @ 鍋にオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れ、「加熱」コースで火力「5」に合わせて熱し、香りが出るまで炒める。  A たまねぎを加え、全体に油がまわるまで炒める。  B 残りの野菜とオリーブオイル大さじ1を加え 4〜6分炒める。  C ベーコンとAを入れ、全体を混ぜてなじませる。  D 火力「6」で時々混ぜながら煮立つまで加熱する。  E 全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして 「煮込み」コースをスタートし、時々かき混ぜながら40〜50分煮込み、塩・こしょうで味を調える。 6.ミネストローネ ■材料:4〜6人分(1人分:約142kcal) キャベツ(1cm角) 50g たまねぎ(1cm角) 1/2個(100g) にんじん(1cm角) 1/2本(75g) じゃがいも(1cm角) 1個(150g) しめじ 1/2パック(50g) 大豆水煮 50g ベーコン(1cm幅) 60g にんにく(みじん切り)1片 A カットトマト缶 400g 水 600mL 固形コンソメ 3個 ローリエ1枚 オリーブオイル 大さじ1 塩・こしょう 各少々 ■作り方  @ 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、「加熱」コースで火力「5」に合わせて熱し、香りが出るまで炒める。  A キャベツ、たまねぎ、にんじんを加え、 火力「4〜5」で約4分炒める。  B じゃがいも、しめじを加え、約3分炒める。  C 大豆水煮、ベーコン、Aを加え、火力「6〜7」で 時々混ぜながら煮立つまで加熱する。  D 全体が煮立ったら加熱を止め、ふたをして 「煮込み」コースをスタートし、時々かき混ぜながら40〜50分煮込み、塩・こしょうで味を調える。 7.茶わん蒸し ■材料:直径8cmの陶器製容器4個分(1個分:約111kcal) 卵(Mサイズ) 2個 A 薄口しょうゆ・みりん 各小さじ1 塩 小さじ1/2 だし 350mL (合わせて煮立て、冷ましておく) 鶏肉(一口大に切る) 80g しょうゆ 少々 えび 4尾 生しいたけ 1枚 ぎんなん(缶詰) 8粒 かまぼこ(厚さ 約3mm) 4切れ みつば 適量 ■下準備  @ 生しいたけは、石突きを取り4枚の薄切りにする。  A 鶏肉はしょうゆ少々をかけて下味をつけておく。 えびは尾を残して殻をむき、背わたを取る。 ■作り方  B ボウルに卵を割り、冷ましたAを加え、 よく混ぜてこす。  C 器にみつば以外の材料を入れ、卵液を注ぎ入れて 浮いた泡をすくい取る。  D 鍋にペーパータオルを1枚敷き、水500mL(器の高さの1/3程度)を入れ、アルミ箔をかぶせた器を並べる。  E 「加熱」コースで火力「6〜7」に合わせ、 沸騰したら加熱を止める。  F ふたをして「煮込み」コースをスタートし、 30〜40分蒸す。※固まりにくい場合は、様子を見ながら時間を延長してください。2回に分けて蒸す場合は、 5〜10分短めにする。  G 出来上がったらみつばを載せる。 8.おかゆ ■材料:4人分(1人分:約134kcal) 白米 1合(150g) 水 800mL ※白米が0.5合(75g)のときは、水の分量を450mLにしてください。 ■作り方  @ 白米を洗い、充分に水切りする。 鍋に移して水を入れ、30分以上浸す。  A 「加熱」コースで火力「6〜7」に合わせ、煮立たせる。  B 煮立ったら加熱を止め、ふたをする。 (ふたは少しずらす)  C 「煮込み」コースをスタートし、50〜60分 (0.5合のときは30〜40分)加熱する。 (途中でかき混ぜてもよい) 9,炊き込みごはん(鶏五目) ■材料:4人分(1人分:約304kcal) 白米 2合(300g) ごぼう5g こんにゃく 15g 干ししいたけ 1枚 油揚げ 1/4枚 鶏もも肉(一口大に切る) 30g にんじん(千切り) 15g 水 370mL A (混ぜ合わせておく) しょうゆ・酒 各大さじ1/2 みりん・塩・和風だしの素 各小さじ1 ■下準備  @ ごぼうは、ささがきにして水につける。    こんにゃくは、さっとゆでて細切りにする。    干ししいたけは、ぬるま湯で戻したあと細切りにする。    油揚げは、熱湯をかけて油抜きし細切りにする。 ■作り方  A 白米を洗い、充分に水切りする。    鍋に移し、水を入れて30分以上浸す。  B Aを加え、よくかき混ぜてお米を平らにする。  C お米の上に具を載せる。(混ぜない)  D 「炊飯」コースの 「1−1」または「1−2」 で炊く。  E 残り10分になったら「スタート/切(オフ)」ボタンを長押しして炊飯を止め、ぬれ布巾の上に鍋を置いて蒸らす。  F 蒸らし終わったら、ごはんを上下に返すようにふんわりほぐす。 10.パエリア風炊き込みごはん ■材料:4 人分(1人分:289kcal) 白米 2合(300g) えび4尾(55g) いか(輪切り) 20g パプリカ(細切り) 10g にんにく(みじん切り)5g 水 380mL サフラン ひとつまみ A (混ぜ合わせておく) 白ワイン 大さじ1 塩 小さじ1 顆粒コンソメ 5g ■下準備  @ えびは殻付きのまま背わた、頭、足を取り、塩・酒(分量外)をもみこみ水洗いする。  A 水にサフランを入れておく。 ■作り方  B 白米を洗い、充分に水切りする。鍋に移し、2.を入れて30分以上浸す。  C Aを加え、よくかき混ぜてお米を平らにする。  D お米の上ににんにく、パプリカ、いか、えびを載せる。(混ぜない)  E 「炊飯」コースの「1−2」 または「1-2」 で炊く。  F 残り10分になったら を長押しして炊飯を止め、ぬれ布巾の上に鍋を置いて蒸らす。  G 蒸らし終わったら、ごはんを上下に返すようにふんわりほぐす。 11.串揚げ ■材料:4 人分(1人分:約738kcal) ●具 えび 8尾 鶏肉(一口大に切る) 200g グリーンアスパラガス 8本(根元を落とし、半分に切る) 貝柱 8個 ●衣 小麦粉・パン粉 各適量 卵(溶く) 2個 揚げ油 800g ■下準備  @ えびは殻と背わたを取る。  A 各材料を竹串に刺し、小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。 ■作り方  B 「揚げ物」コースで「温度170」に合わせる。  C 予熱が完了したら揚げる。 12.チーズフォンデュ ■材料:1回分(約402kcal※チーズのみのカロリー) ピザ用ナチュラルチーズ 100g かたくり粉 小さじ1 牛乳 70mL 塩・こしょう適量 お好みの食材 適量(バゲット、ミニトマト、ブロッコリー、ソーセージなど) ■下準備  @ チーズにかたくり粉をまぶす。  A お好みの食材を食べやすい大きさに切り、加熱が必要なものはゆでるなどして加熱しておく。 ■作り方  B 鍋に牛乳を入れ、「加熱」コースで火力「4」に合わせ、温める。  C 牛乳が温まってきたら、@を溶かしながら3〜4回に分けて入れる。  D 塩・こしょうで味を調える。  E 火力「1」に下げ、時々かき混ぜながら保温する。   お好みの食材をつけていただく。 ※チーズが固まってきた場合は、少量の牛乳を追加してください。 P.24 長くご愛用いただくために  お手入れ ●お手入れは、プラグを抜き、冷めてから。 きれいにお使いいただくためにご使用のたびにお手入れを! 調理物・油が焼き付くと取りにくくなります 操作ボタンのある操作部を手前に置いて、左底面に吸気口、後面・右側面に排気口があります。 (1)トッププレート  @ 軽い汚れは絞った布巾で拭き取る  A 油汚れは台所用洗剤(中性)を薄めて布巾にしみこませて拭き取る    *酸性・アルカリ性の強い洗剤(漂白剤・住宅用合成洗剤など)は使わない。(変色の原因)  B 取りにくい汚れはクリームタイプの磨き粉(ジフなど)を付け、丸めたラップやアルミ箔でこすり取る (2)本体周囲・操作部 よく絞った布巾で拭き取る   @ 本体を水洗いしたり、水や洗剤をたっぷり含んだ布巾・スポンジなどを使わない。(本体内部に水が入り、故障の原因) (3)吸気口・排気口  @ ほこりなどがたまっていたら掃除機で吸い取る(ほこりが付いたままで使うと故障の原因) P.25 こんな表示が出たら… ここを確かめてください ●次の表示のときは、原因を取り除くと自動的に再加熱します。 表示されている内容と確認事項の順に記載します。 (1)「U04」(吸・排気口目詰まり検知)  @ 吸・排気口を塞いでいたり、ほこりがたまっていたりしていませんか? (2)「U13」(空焼き検知)  @ 約15分間空焼きしませんでしたか?  ⇒ 鍋に調理物を入れ、再度ボタン操作する。  ・鍋の種類により、停止までの時間は異なります。  ・火力が弱い場合や鍋の種類によっては、この機能が働かないことがあります。 (3)「U17」(本体内部高温検知)  @ 底が反ったり、変形したりしている鍋を使っていませんか?(P.9)  A トッププレートや鍋底に異物や汚れがこびり付いていませんか? (4)火力表示が点滅する(鍋なし 自動 OFF あるいは小物 自動 OFF)  @ 鍋を置いていますか?  A 使用中に鍋を外していませんか?  B 鍋の位置が中央からずれていませんか?  C 使えない鍋を乗せていませんか?(P.8)  D ナイフ・スプーンなど、金属製の小物を加熱していませんか?(そのまま放置すると、約1分後に表示が消えて通電を停止します) (5)次の表示のときは、原因を取り除いたあと「スタート/切(オフ)」ボタンを押して表示を消してください。  @「U15」※ピピ…とブザーでもお知らせ。(揚げ物 そり鍋 自動OFF)  A 指定の天ぷら鍋を使っていますか?(P.8)  B 鍋の底に約1 mm以上の反りや変形がありませんか?  C トッププレートや鍋底に異物や汚れがこびり付いていませんか?  D 予熱中に油を継ぎ足したり、トッププレートが熱いうちに 揚げ物をしたりしていませんか?  E 熱い油を使っていませんか?  F 古い油を使っていませんか?  G 揚げカスがたくさん沈んでいませんか? P,26 故障かな? ●お問い合わせや修理を依頼される前にご確認を。 故障が想定される12個のケースが上がっています。 (1)ボタンを押しても受け付けない   @ プラグを確実に差し込んでいますか? (2)使用中に通電が止まっていた   @ 切り忘れ自動OFFが働く。「揚げ物」コースで1時間、「加熱」「煮込み」コースで 2時間以上操作をしていないと、自動的に通電が止まります。 (3)タイマーが使えない   @「揚げ物」コースには使えません。 (4)使用中に火力感がなくなる  温度過昇防止機能が働く  @ 鍋底の温度が上がりすぎると、自動的に通電を制御します。(温度が下がると自動的に火力は強くなります)  A 空焼きすると働く場合もあります。(鍋の中をご確認ください)  B 「1000Wセーブ」を設定していませんか?(P.7) (5)使用中に鍋から音がする   @ 鍋の種類によっては、「キーン」「ジー」「ブーン」など 共振する音がします。(鍋の位置を少しずらすか、置き直すと止まることがあります)  A 使用中に鍋を外すと、「ピン」という短い金属音がすることがありますが、異常ではありません。 (6)本体から出る音が大きくなったり、小さくなったりする    @ ファンの運転音は、火力に応じて3段階に分けています。火力を下げると、音が小さくなります。 (7) スイッチを切っているのに本体が温かい   @ プラグを接続していると、本体内蔵の電気部品で 約1.2 Wの電力が消費されます。 (8) 電源プラグを抜き差ししたときに火花が飛ぶことがある   @ 瞬間的な放電によるものです。異常ではありません。 (9) <炊飯コースで>炊飯中に吹きこぼれる/ごはんが焦げる/早めにブザーが鳴る  @ 指定の鍋を使っていますか?(P.14参照)  A 水の量は200〜550 mLですか?  B 本体や鍋が熱い状態で使っていませんか?  C 炊飯中に水を追加していませんか?  D 粘性の高いものや、だしの種類・量によっては、吹きこぼれたり早めにブザーが鳴ったりすることが あります。  E コース間違いにより、吹きこぼれたり、出来栄えが変わったりすることがあります。  F 鍋の厚み・構造などによっては吹きこぼれや焦げなどが発生する場合があります。 (10) 「スタート/切(オフ)」ボタンを押しても自動炊飯を中止できない  @ 誤って押しても簡単に止まらないようになっています。 →少し長めに押す。 (11) 自動炊飯の残時間表示が途中で増える、減る  @ 残時間は、スタート時には目安時間が表示されます。調理物の種類や量などを判定後、適切な調理時間に切り換わります。 (12) 表示と実際の油温がずれる、あるいは揚げ物の予熱時間が長いときや油温が低い  @ 温度の高い油を予熱していませんか?(P.16参照)  A トッププレートが熱いときに揚げ物をしていませんか?(P.16参照)  B 「1000Wセーブ」を設定していませんか?(P.7参照) ●以上の処置で直らないときや、Hと2桁の数字の表示が出たとき  @ プラグを抜き、再度プラグを差し込んでみる。 ⇒ 表示が消えない場合は、故障です。修理をご依頼ください。表示内容(Hのあとの2桁の数字)をお買い上げの販売店にご連絡ください。 P.28 保証とアフターサービス(よくお読みください) ■使い方・お手入れ・修理などは、まず、お買い上げの販売店へご相談ください ▼お買い上げの際に記入されると便利です。以下をを記入する欄があります。 販売店名 電話 お買い上げ日  年 月 日 ■修理を依頼されるときは 「こんな表示が出たら…」「故障かな?」(P.25〜27)でご確認のあと、直らないときはまず電源プラグを抜いて、お買い上げ日と以下の内容をご連絡ください。 製品名 IH調理器  品番 KZ-PH34   故障の状況をできるだけ具体的にご連絡ください。 ●保証期間中は保証書の規定に従ってお買い上げの販売店が修理をさせていただきますので、おそれ入りますが、製品に保証書を添えてご持参ください。(墨字取扱説明書の最終ページが保証書になっています) 保証期間:お買い上げ日から本体1年間 ※ 本製品は業務用にはお使いいただけません。 業務用的に使用された場合は、保証期間内でも原則として有料修理になります。 ●保証期間終了後は、診断をして修理できる場合はご要望により修理させていただきます。(出張診断のみでも料金がかかることがあります) * 修理料金は、次の内容で構成されています。 技術料は診断・修理・調整・点検などの費用 部品代は部品および補助材料代 出張料は技術者を派遣する費用 補修用性能部品の保有期間 6年 当社は、本製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するための部品)を、製造打ち切り後6年保有しています。 ■転居や贈答品などでお困りの場合は、30ページのお問い合わせ窓口にご連絡ください P.29 KZ-PH34の仕様(7つ)  @ 電源交流 100V 50-60Hz共用  A 消費電力 1400W(プラグを接続しただけでの消費電力は約1.2Wです)  B 火力調節(約)75 W相当〜1400W  C 揚げ物温度調節(約)140 ℃ 〜 200 ℃  D コード長さ 1.9m  E 大きさ(約)幅30.4cm × 奥行34.5cm × 高さ5.4cm  F 質量(約)2.5kg P.29 別売品(3種類) (メーカー希望小売価格は2021年9月現在) ■鍋 品番:KZ-AN10-K(側面:黒色) (内径24.4cm 深さ7.2cm) メーカー希望小売価格:11,000円(税込) ■天ぷら鍋 品番:KZ-T1K (内径22.1cm 深さ8.3cm) メーカー希望小売価格:2,420円(税込) ■たこ焼きプレート 品番:KZ-TK1 (幅18cm 奥行き19cm 14穴) メーカー希望小売価格:3,300円(税込) ・別売品は販売店でお買い求めいただけます。(2021年9月現在) ・パナソニックの家電製品直販サイトでお買い求めいただけるものもあります。 詳しくはパナソニックの家電製品直販サイトをご覧ください。 パナソニックグループのショッピングサイト https://ec-plus.panasonic.jp/ P.30 お問い合わせ窓口 パナソニック 総合お客様サポートサイト https://www.panaspnic.com/jp/support/ ■調理商品の使い方・お手入れなどのご相談窓口 フリーダイヤル 0120-878-694(パナはロクキュウヨン) 受付時間 9:00〜18:00(年中無休) ●上記電話番号がご利用いただけない場合 06-6907-1187 ●FAXフリーダイヤル 0120-878-236 ■修理に関するご相談窓口 フリーダイヤル 0120-878-554(パナはイイヨ) ●上記電話番号がご利用いただけない場合 03-6633-6700 ●FAXフリーダイヤル 0120-878-225 ■ご相談窓口におけるお客様の個人情報のお取り扱いについて パナソニック株式会社およびグループ関係会社は、お客様の個人情報をご相談対応や修理対応などに利用させていただき、ご相談内容は録音させていただきます。また、折り返し電話をさせていただくときのために発信番号を通知いただいております。なお、個人情報を適切に管理し、修理業務等を委託する場合や正当な理由がある場合を除き、第三者に開示・提供いたしません。個人情報に関するお問い合わせは、ご相談いただきました窓口にご連絡ください。 ■パナソニックの会員サイト「CLUB Panasonic」で「商品登録」をお願いします ●家電情報をまとめて登録管理、登録商品のサポートも充実 詳しくは https://club.panasonic.jp/aiyo/ ●本体底面のQRコードから登録していただくと、品番や製造番号を入力する必要がなく、簡単に登録いただけます。 ■愛情点検 長年ご使用のIH調理器の点検を! ●こんな症状はありませんか  @ 焦げ臭いにおいがする  A 触れるとビリビリ電気を感じる  B プラグ・コードが異常に熱くなる  C コードを動かすと、通電したりしなかったりする  D トッププレートにひび割れができた 以上のような症状があるときは、ご使用を中止し、事故防止のため、電源プラグを抜いて、必ず販売店に点検をご依頼ください。 *医療用ペースメーカーなどをお使いの方は、念のため専門医師とよくご相談のうえ、お使いください。 パナソニック株式会社 アプライアンス社 〒525−8520 滋賀県草津市野路東2丁目3番1−1号 電話(077)563−5211 〈無料修理規定〉 1.取扱説明書、本体貼付ラベル等の注意書に従った使用状態で保証期間内に故障した場合には、無料修理をさせていただきます。 (イ)無料修理をご依頼になる場合には、商品に取扱説明書から切り離した本書を添えていただきお買い上げの販売店にお申しつけください。 (ロ)お買い上げの販売店に無料修理をご依頼にならない場合には、修理ご相談窓口にご連絡ください。 2.ご転居の場合の修理ご依頼先等は、お買い上げの販売店または修理ご相談窓口にご相談ください。 3.ご贈答品等で本保証書に記入の販売店で無料修理をお受けになれない場合には、修理ご相談窓口へご連絡ください。 4.保証期間内でも次の場合には原則として有料にさせていただきます。 (イ)使用上の誤り及び不当な修理や改造による故障及び損傷 (ロ)お買い上げ後の取付場所の移設、輸送、落下などによる故障及び損傷 (ハ)火災、地震、水害、落雷、その他天災地変及び公害、塩害、ガス害(硫化ガスなど)、異常電圧、指定外の使用電源(電圧、周波数)などによる故障及び損傷 (ニ)車両、船舶等に搭載された場合に生ずる故障及び損傷 (ホ)一般家庭用以外(例えば、業務用等)に使用された場合の故障及び損傷 (ヘ)本書のご添付がない場合 (ト)本書にお買い上げ年月日、お客様名、販売店名の記入のない場合、あるいは字句を書き替えられた場合 (チ)持込修理の対象商品を直接修理窓口へ送付した場合の送料等はお客様の負担となります。また、出張修理等を行った場合には、出張料はお客様の負担となります。 5.本書は日本国内においてのみ有効です。 6.本書は再発行いたしませんので大切に保管してください。 7.修理ご相談窓口は取扱説明書の保証とアフターサービス欄をご参照ください。 修理メモ(メモを書くスペースがあります) ※お客様にご記入いただいた個人情報(保証書控)は、保証期間内の無料修理対応及びその後の安全点検活動のために利用させていただく場合がございますのでご了承ください。 ※この保証書は、本書に明示した期間、条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。したがって、この保証書によって、保証書を発行している者(保証責任者)、及びそれ以外の事業者に対するお客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理についてご不明の場合は、お買い上げの販売店または修理ご相談窓口にお問い合わせください。 ※保証期間経過後の修理や補修用性能部品の保有期間については取扱 説明書の「保証とアフターサービス」をご覧ください。 ※This warranty is valid only in Japan. (取扱説明書 おわり)