情報文化センター東事業所


情報文化センター東事業所(点字情報技術センター)では特に、1980年に日本で初めて実用化したコンピュータ点字編集・製版装置により各種の点字出版を行うとともに、情報技術の進展に合わせて、あらゆる触読資料の品質向上と関連技術の研究に努めています。

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点字教科書の発行

 視覚特別支援学校の小・中学部、そして高等部普通科や理療科等で使用される各種の点字教科書を編集発行し、全国に供給しています。

大活字本の発行

 理療科用教科書や各種資料など、弱視者のための大きい活字で読みやすいレイアウトの図書を編集発行しています。
 また技術を生かして、普通文字と点字を重ねた印刷物も製作しています。

デイジー図書の発行

 理療科用教科書や地方自治体の広報、各種団体の資料などデイジーならではの特性を生かしたデジタル録音図書を発行・製作しています。

児童図書の発行

 厚生労働省の委託を受けて、読み継がれている名作から現代の人気のある本など、児童からヤングアダルトまで、さまざまな図書を編集発行して、全国の点字図書館に供給しています。

英和・仏和辞典や単行本の発行

 コンピュータ編集システムを活用して、最大の点字辞書である三省堂『新コンサイス英和辞典』全l00巻や、『デイリーコンサイス独和辞典』全56巻をはじめ、日本翻訳出版文化賞を受賞した『フランス基本語5000辞典』全14巻など、視覚障害関係図書や参考書を含む、数多くの図書を発行しています。

各種点字資料の製作

 地方自治体の広報や福祉の手引き、駅の券売機や建物案内の点字プレートやシールなど、豊富な経験を生かして優れた資料を数多く製作しています。
 点字名刺では、視覚障害者に最も優しいエンボス印刷で、しかも高度な編集技術を応用した製作をしています。

触る図形の製作

 当センターは、地図などの触図形の製作にも幅広い経験と専門的な研究とを重ねている、日本で最も実績のある機関です。いろいろな複製技術を駆使して、多種多様なグラフィック情報を提供し続けています。

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