児童書・一般書(点字版)内容紹介R037-R031

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R037


「他者の靴を履く ―アナーキック・エンパシーのすすめ―」

シンパシーは「誰かをかわいそうだと思う感情や行為」といった意味で、人の内側から湧いてくるもの。対してエンパシーは、別にかわいそうだとも思わない相手や意見の異なる相手であっても、その人の立場だったら自分はどうだろうと「他者の感情や経験などを理解する能力」で、身に付けていくもの。エンパシーという言葉とその変遷を、アナキズムに基づく著者独特の視点で、心理学、神経科学、哲学、社会学などから読み解いていく。

生き方・考え方のはなし(単行本)

「新選組戦記(中)」

薩摩や長州の討幕派は大政奉還の後も、倒幕を目指して活動を続けていた。そしてついに、幕府を廃止し、新政府の成立を宣言した王政復古の大号令が発せられた。近藤勇率いる新選組は、薩長を中心とした新政府軍との戦いに突き進んでいく。

日本の文学 さ行

「新選組戦記(下)」

鳥羽・伏見の戦いに敗れ、江戸に戻った近藤勇率いる新選組。ところがその近藤は、流山の地で新政府軍に包囲され、投降することに。近藤に代わり、新選組の生き残りを率いた土方は、北関東、会津を転戦し、仙台で榎本武揚の艦隊と合流。新天地を求め蝦夷地に上陸する。そしてついに新政府軍との最終決戦、箱館戦争の火ぶたが切られた…。

日本の文学 さ行

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R036


「ハロー、ここにいるよ」

ヴァージルはおとなしい。家族の中でもいちばん静か。学校でも目立たない。好きな女の子に「ハロー」と声をかけることすらできない。悩みがあるときは、“霊能者”のカオリ(といっても12歳の女の子だけど)に相談する…。そんなヴァージルをおそった「恐ろしい運命」が、やがて新しい一歩につながっていく。笑いと涙の友情物語。

世界の文学 は行

「新選組戦記(上)」

村田市之助は十一歳。幼いころに負ったけがのせいで右手の親指が動かず、刀剣は使えないが、試衛館という剣術道場の小間使いをしている。近藤勇が宗家をつとめる試衛館には若き剣士たちが集い、ひと旗あげたいという気持ちを胸に、剣術修行に励んでいる。そこへ、将軍上洛に伴う「浪士募集」の案内が届き、彼らもまた京を目指すことに…。市之助の視点で描く、新しい“新選組”。

日本の文学 さ行

「ばかみたいって言われてもいいよ 3」

片思いに気づいたときから詩音を避けるようになった杏都。他の女の子と話す詩音の様子が気になって、イヤな想像ばかりしてしまう。文化祭、ハロウィンと、イベントが盛りだくさんな中、なんとお母さんが元の家に戻ることを考えているようで…。この恋の行方はいったいどうなるの?! 「自分を出して生きていこう!」というエールがこもった青春ラブストーリー、最終巻。

日本の文学 は行

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R035


「ヘレン・ケラーの言語習得 ―奇跡と生得性―」

「読む」「書く」「聞く」「話す」、いわゆる英語の4技能を習得していたヘレン・ケラー。原本は、奇跡とも言うべきその言語習得の過程を、人間が持つ生得的な言語能力の考え方に基づいて解明しようとする専門書。ヘレン・ケラーが7歳頃に書いた手紙をはじめ、多くの英文が引用されている。ヘレン・ケラーの書いた英語を単なる例文として分析するのではなく、サリヴァンの書いたヘレン・ケラーの教育に関する手紙・報告書や、ヘレン・ケラーの伝記等にも目を配り、ヘレン・ケラーの英語がどのようにして形成されていったのかを、人間形成とも結びつけながら考察してゆく。

ことばと読書(単行本)

「インド神話」

原初の海に漂う黄金の卵から世界が生まれ、悪魔と神々が力をあわせて不死の霊薬を生み出す。悪魔の軍勢を打ち負かす力強い女神たちや不思議な力を操る聖仙たち…。ヴェーダ神話やヒンドゥー教の、豊かな神話の世界を原典から語り下ろす。世界の様々な神話への扉となる解説付き。

神話と謎、伝説と民話(単行本)

「5000キロ逃げてきたアーメット」

アレクサはイギリスのロンドンに住む9歳の女の子。ある日、クラスに、ひとりの男の子が転入してきました。ライオンのような瞳を持つ彼は、誰とも話さず、笑わず、遊びません。彼がイギリスの学校にやってきたのには、理由があったのです…。難民問題を通して描かれる、子どもたちの友情の物語。

世界の文学 か行

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R034


「わたしたちが自由になるまえ」

1960年、カリブ海にのぞむ美しい国、ドミニカ共和国。もうすぐ12歳になるアニータのまわりには不穏な空気が漂っていた。なかよしのいとこ一家は逃げるようにアメリカに渡り、おじさんのひとりは行方がわからない。そして、ある朝、秘密警察がやってきた…。独裁政権末期のドミニカ共和国で、自由を求める闘いを見つめた少女の物語。

世界の文学 わ行

「日本人にとって自然とはなにか」

日本人はなぜ自然が好きなのか。農業を営む著者は、日本人独特の自然観をとらえなおし、自然を外から、科学的に見るだけでなく、自分の思い出(体験)を呼び起こしながら、内からのまなざしで見ることも大切だと語る。伝統を大事にしつつも、まったく新しい自然へのアプローチを紹介する。

ノンフィクション(単行本)

「自分の力で肉を獲る―10歳から学ぶ狩猟の世界―」

少年の頃から自給自足の生活に憧れていた著者は、週の半分を山で過ごす兼業猟師。獲物の痕跡を探り、わなを仕掛け、仕留めて解体する過程や、獲物の肉の調理法、皮のなめし方などを丁寧に解説します。「くくりわな」の仕組みや山の動物たちの足跡などの触図も掲載。日々の生活をつづりながら、人間と自然との関係を深く見つめます。

ノンフィクション(単行本)

「カイとティム よるのぼうけん」

6歳の誕生日の日、「きょうからぼく、ひとりでねるよ」と宣言したカイくん。とはいえ、暗い部屋が怖くてなかなか眠ることができません。そんなカイくんのところへやってきたのは、422歳のお手伝い妖精ティムでした。「ひとりでねむれない子の手伝いをするように仰せつかった」と話すティムですが…。カイくんとティムの、5日間の物語。

日本の文学 か行

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R033


「リアルファッション」

主人公ノニーは、ロンドンで暮らすファッションに夢中な女の子。親友は、14歳にしてハリウッドデビューしたジェニーと、国連職員になることを夢見ている優等生のエディ。それぞれ個性的な仲良しの三人組は、ある日、天才的ファッションセンスの少女クロウに出会います。クロウをデザイナーとしてデビューさせよう、ファッションで世界を変えようと、少女たちの大挑戦が始まります。

世界の文学 ら行

「ばかみたいって言われてもいいよ 1」

中2女子・杏都(あんづ)は、ファッションが大好き! ところが両親の離婚騒動に巻き込まれ、思いがけず母親と田舎で暮らすことに。ICカードは使えないし、お気に入りのショップもないし…。しかも、部屋のカーテンを開けたら、目に飛び込んできたのは、同い年の裸のオトコのコ! いったい、私、これからどうなっちゃうの!?

日本の文学 は行

「ばかみたいって言われてもいいよ 2」

田舎暮らしにもすっかり慣れた杏都。隣のオトコのコ・詩音とは、学校でも席が隣。よく話しているからか、なんだかいつも詩音のことばかり考えている。ある日、商店街のレポート動画を作ってSNSにアップしたら、思いのほかバズってしまった。初めは話題になって嬉しかったけど、どんどん悪口コメントが増えてきた。外に出るのも怖いと感じるようになってしまった杏都を引っ張り出してくれたのは…。

日本の文学 は行

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R032


「アリババの猫がきいている」

世界の民芸品が集まる店「ひらけごま」では、遠い国からやってきた人形やグラスなど民芸品たちが、毎晩、順番に驚くべき身の上話を語っていた。店に預けられたペルシャ猫のシャイフは彼らにつながる遠い国の人々を思い、民芸品たちに託された願いをかなえようとする…。

日本の文学 あ行

「故郷の味は海をこえて ―「難民」として日本に生きる―」

「もう自分の国にはいられない」と日本へ逃れてきた難民たち。彼らはなぜ国を離れなくてはならなかったのでしょうか? 日本でどのように故郷の料理を作っているのでしょうか?
日本に暮らす「難民」とよばれる人たちに、実際に作ってもらった故郷の料理とともに、その道のりをたどります。それぞれの祖国の位置がわかる簡単な触地図も4枚掲載。

ノンフィクション(単行本)

「雷のあとに」

わたしの名前は村山睦子(むらやまむつこ)。地味、というか華がない。わたし以外の5年2組の女の子は、みんなかわいい名前なのに。お兄ちゃんと仲良く育ってほしかったからつけた名前だ、とお母さんは言った。2年生の時に授業で作った〈わたしのアルバム〉には、「とてもいい名前だと思います」と書いたけど、こんな名前、ちっともいいと思えなくて…。

日本の文学 か行

「ノウサギのムトゥラ ―南部アフリカのむかしばなし―」

昔々、まだ人間と動物がお互いに話し合えたころ、ノウサギのムトゥラが暮らしていました。ムトゥラは小さいながらもとても賢くて、自分よりずっと大きく強いライオンやワニ、ゾウなどを、巧みな話術と機転で出し抜きますが…。アフリカ南部のツワナの人たちに語り伝えられてきた、ユーモアあふれる動物たちのおはなし集。

神話と謎、伝説と民話(単行本)

「クリスマスのあかり ―チェコのイブのできごと―」

チェコのクリスマスイブ。小さな男の子フランタが、ひとりで教会へ向かいます。イエス様の生まれ故郷ベツレヘムから届いた灯りを、家のランプのろうそくにわけてもらうのです。しかし教会で思わぬ失敗をし、あわてて逃げだすことに。それでも、途中で出会った気のどくなおじいさんを助けるために、知恵と勇気をふりしぼります…。

世界の文学 か行

「ワンダ・ガアグ グリムのゆかいなおはなし」

グリムをこよなく愛した絵本作家ワンダ・ガアグ。彼女がまとめ、1943年にアメリカで刊行された本書には、「戦争の暗い日々において、昔話は老若男女に笑いをもたらすにちがいない」という思いがこめられていました。ガアグならではの力強いユーモアにいろどられたグリムの昔話。「かしこいおよめさん」「三まいの鳥の羽根」「ハンス羽根まみれ」の三話を収録。

世界の文学 わ行

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R031


「思いはいのり、言葉はつばさ」

友達のジュアヌが見せてくれたハンカチには、きれいな刺繍が施されていました。それは模様ではなく、文字を習うことのできなかった女性たちが、思いを伝えるために生み出した文字だといいます。その美しい文字にチャオミンは夢中になってしまって…。中国に伝承されてきた実在の文字「女書(ニュウシュ)」をテーマにした物語。

日本の文学 あ行

「ラモーナは豆台風 ―ゆかいなヘンリーくんシリーズ8―」

いよいよ幼稚園に通うことになったラモーナは、もう赤ちゃん扱いはごめんとばかり、大はりきりです。ところが、第一日目から全てラモーナの思いどおりにいかないのです。やんちゃで、ちょっぴり元気がよすぎる女の子の生活を描いた、ゆかいな物語。

世界の文学(シリーズ) や行

「ゆうかんな女の子ラモーナ ―ゆかいなヘンリーくんシリーズ9―」

ラモーナは、年上の男の子にだって恐れずに向かっていくような勇敢な女の子です。そんなラモーナが、いよいよ小学校にあがることになり、はりきって出かけました。でも、入学一日目からちょっとした騒ぎを起こしてしまいます。活発で元気すぎる女の子が、失敗をくりかえしながら成長していく姿を、あたたかな視線で、ユーモアいっぱいに描きます。

世界の文学(シリーズ) や行

「さくらのカルテ」

サクラハナ・ビラ先生は世界でただひとりの桜の木専門の精神科医。美しく咲く桜にだって悩みはあります。世界中の桜からのSOSで、ビラ先生は大忙し。今日の患者は誰でしょう?さあ、さくらのカルテを開いてみましょう。時代も国も違う桜の、三つの物語。

日本の文学 さ行

「ウィリーのぼうけん」

ひとりっこのウィリーは、なにか動物が飼いたくてたまりません。ある日、おばあちゃんが「ミューミュー」となく動物をおくってくれるといいます。さあ、いったい何の動物でしょう。ほかに、服についたたくさんのポケットに入れるものを探す「ウィリーのポケット」、田舎のおばあちゃんの家までひとりで行く「ウィリーのおでかけ」の三話が入った童話集。

世界の文学 あ行

「たんじょう会はきょうりゅうをよんで」

今年のたんじょう会は本格的にしよう。ぼくはずっと前からそう決めていた。だけど、招待状を出していないのに、なぜかきょうりゅうがやってきた! でも、まちがいだから帰って下さい、なんて言えない。それはきっと本格的じゃない。それに、きょうりゅうはパーティに出るためにマナーの勉強をしてきたらしくて、とてもお行儀が良いのだ。でも、きょうりゅうがケーキを食べるとたいへんなことが起こって…。

日本の文学 た行

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