著作権マニュアル2008 新版

書籍:視覚障害者サポート関連

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目次

はじめに
序章 視覚障害者の情報アクセス権と著作権制度
 0.1 障害者の権利に関する条約
 0.2 ベルヌ条約等

第1章 著作権制度についての基礎知識
 1.1 ‛著作権’という考え方の誕生
 1.2 近代的著作権制度へ
 1.3 ベルヌ条約の締結
 1.4 デジタル・ネットワーク社会と著作権
 1.5 海賊版の功罪

第2章 日本の現行著作権法の概要
 2.1 はじめに
  2.1.1 法的に保護される著作物と市民が自由に利用できる著作物
  2.1.2 パブリック・ドメインに編入される著作物
  2.1.3 私的使用の法理
  2.1.4 引用の法理
 2.2 著作権制度が保護する著作物と著作権制度上の諸権利
  2.2.1 著作物の種類
  2.2.2 著作者の権利
  2.2.3 共同著作物、集合著作物、編集著作物
  2.2.4 法人著作(職務著作)
  2.2.5 出版権
  2.2.6 著作権変動と著作権処理について
  2.2.7 著作権侵害と裁判
 2.3 著作隣接権
 2.4 著作権等管理事業者
 2.5 デジタル化、ネットワーク化と著作権
 2.6 市民に開かれた著作物利用を目指す草の根の動き

第3章 視覚障害者と点字図書館のための著作権法解説
 3.1 視覚障害者サービスと著作権との関係
  3.1.1 点字図書・点字データの制作・頒布
  3.1.2 録音図書の制作
  3.1.3 対面サービス
  3.1.4 拡大図書・拡大教科書の製作
  3.1.5 外国の著作物の利用について
  3.1.6 自由に利用できる資料について
 3.2 権利者としての視覚障害者情報提供施設
  3.2.1 点字図書の製作
  3.2.2 録音図書の製作
  3.2.3 拡大図書の製作

第4章 視覚障害者に対する図書館サービスと著作権について考える
 4.1 法体系における視覚障害者と著作権法の関係
 4.2 障害者基本法、身体障害者福祉法と点字図書館
 4.3 視覚障害者を支援するボランティアと著作権
 4.4 EYEマーク:著作権制度の不備を著作権者の事前の意思表示によって乗り越える試み
 4.5 インターネットによる著作物利用

第5章 著作権法Q&A
 5.1 点訳・音訳者の養成に関する質問
 5.2 点訳・音訳の製作現場からの質問
 5.3 音楽や音声の著作物の複製について
 5.4 点字や音声以外のデータの利用に関して
 5.5 拡大写本、拡大教科書に関して
 5.6 インターネット送信や放送など公衆送信に関する質問
 5.7 利用者サービスの窓口からの質問
 5.8 映画作品等に関して
 5.9 著作権許諾の実務について

資料編
1 日本国憲法(抄)
2 著作権関連法規
3 参考文献

価格・仕様等

価格1,886円(税込)
編集全国視覚障害者情報提供施設協会
発行2009年2月