日本ライトハウス情報文化センター        「ワンブックワンライフ」2014年4月号  <表紙イラスト:(武部はつ子画)>新一年生。ブレザーに身を包み、背負ったランドセルのベルトを胸の前でぎゅっと握りしめて緊張の面持ち。正装をしたお母さんもそばでやや緊張した様子。二人の両脇からチューリップたちが「KINCHO・・・!!」「するよねぇ〜」リラックス・・・、リラックス。   (目次) ◇掲示板 ◇ボランティアのページ ・ボランティア交流会で活動歴30年・20年以上の6人に感謝状 前川裕美さんを迎えて、トーク&ピアノコンサート  ・2013年度ボランティア友の会総会で報告・承認された事項 ◇センターのページ ・(報告)視覚障害者等への情報保障をめぐる国内外の動きから ◇報告のページ             《掲示板》 ○2014年度ボランティア講習会のご案内  当館では今年度、点訳・音訳等の講習会を以下のように予定しています。詳しくは要項をお送りしますので、お申し込みください。 【点訳】 ◆点訳技術講習会   10月開講 【音訳】 ◆音訳初心者講習会  5月開講 ◆読み方勉強会    5月開講 ◆音訳基礎講習会   10月開講 【点訳・音訳専門講習会】   毎日新聞大阪社会事業団と当館共催の第27回専門点訳・音訳講習会を開講します。対象は、既に点訳・音訳(録音)活動をされている方。 ◆専門点訳講習会 ・エーデルコース   6月開講 ・理数コース(高校用) 9月開講 ◆専門音訳講習会 ・シネマ・デイジー編集コース 5月開講 ・東洋医学コース    6月開講 ・デイジー編集コース(基礎編) 2月開講 ・デイジー編集コース(応用編) 3月開講 【パソコンや電子機器の利用支援】 ◆第17回視覚障害者ICTサポートボランティア講習会  5月開講 ===     5月に開講する専門講習会のご案内 ◆視覚障害者ICTサポートボランティア講習会  iPadやiPhoneをはじめ、視覚障害の方が使う電子機器やパソコンの最新情報とサポート方法を、利用者参加型の実践的な講習で学びます。 日時 5月10日(土)から12月まで毎月1〜2回、  原則として土曜日13時から16時。全10テーマ で、テーマによっては2回連続で開催。 内容 第1回は講演「視覚障害者のICT利用の 最前線」(講師はサービス部岡田弥部長、松本一寛職員)。2回目以降はブレイルセンスや ブレイルメモ、Windows8、iPad、iPhone、  らくらくスマートホンなど 定員 15人程度 対象 視覚障害者の機器利用支援に関心のある方、地域で活動しているグループ・団体の方 申込 4月26日(土)までに、要項を請求の上、サービス部(E-mail enjoy@lighthouse.or.jp)までメールで。応募多数の場合は抽選。 ◆専門音訳講習会シネマ・デイジー編集コース 日時 5月15日(木)・16日(金)    2日連続10時〜16時。 内容 録音された音声解説データのサウンド編集。PRSを用いたシネマ・デイジーの編集・製作工程について学びます。 講師 当館職員 定員 10人  参加費 1,000円 資格 音声解説の台本製作を行っている方で、 日常的にパソコンを使用されている方 申込 4月30日(水)まで。定員になり次第締切。 === ○4月20日はチャリティコンサートへどうぞ 日本ライトハウス・チャリティコンサートを4月20日(日)13時30分からザ・シンフォニーホールで開催します。今回はドヴォルザークの交響曲第8番やブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、日本の歌曲などを演奏。入場料3,500円。チケットは3階総務係にお申し込みください。 ○バリアフリー2014での点字体験にご協力を 当館では今年も総合福祉機器展バリアフリー2014で「目の見えない方・見えにくい方のための展示コーナー」を開催。日時は4月17日(木)〜19日(土)。会場は中ふとう駅のインテックス大阪2号館。このコーナーで、点字名刺体験を行い、視覚障害の方々への理解を広めますので、点訳ボランティアの方のご協力をお願いします。 《ボランティアのページ》     ボランティア交流会で活動歴30年・20年以上の6人に感謝状       前川裕美さんを迎えて、トーク&ピアノコンサート  今年度のボランティア友の会交流会・総会は3月7日(金)、肥後橋の玉水記念館で開催され、ボランティアと職員合わせて123人が参加しました。感謝式典では、当法人の橋口専務理事と竹下館長からボランティアの皆様に日頃の感謝を申し上げた後、当館のボランティアを30年・20年以上続けてくださっている6人(2人ご欠席)の方に感謝状を贈呈しました。友の会の総会(資料を掲載)の後は、ゲストの前川裕美さんを迎えて、ご自身の体験に基づいたお話や ピアノの弾き語りによるオリジナル曲の歌声に耳を傾けました。昼食後の受賞者インタビューや当館の報告、バザーも盛り上がり、楽しい1日を過ごしました。(総務係 加治川千賀子) 感謝状贈呈者のプロフィール(敬称略) ◆活動歴30年以上 【点訳ボランティア】1人  香田真由美 「イタリア歴史の旅」「CIAとアメリカ」「東海道五十一駅」など、歴史から社会学、小説に至るまで、国内外を問わず幅広いジャンルの図書を点訳していただいています。 【録音ボランティア】1人  浅野雅子 プライベート製作から活動を開始、オープンリールの時代から数多くの編集・校正を仕上げていただいています。 【対面リーディングボランティア】1人  藤堂麻須子 長年の録音活動を経て、現在は対面で学校教育や中国古典など専門分野をはじめ、幅広い依頼に応えていただいています。 ◆活動歴20年以上 【点訳ボランティア】1人  古谷豊子 当館の協力団体「児童点字図書製作グループ」の立ち上げから30年余り、児童図書や教科書をはじめ、児童向け雑誌「クレソン」の編集点訳(現在は休刊)もしていただきました。 【録音ボランティア】2人  栗本慶子・桃井輝子 最初からお二人でペアを組み、社会系図書やエッセイなどを年2タイトルのペースで休むことなく製作。非常に聴きやすい図書を製作していただいています。      前川裕美さん「夢見る力を信じて〜ともに生きる未来へ」から  前川さんは、小学5年の頃に網膜色素変性症と診断を受け、今日まで、次第に目が見えなくなる過程の中で過ごしてきました。この過程を、視力の低下、視野の狭さ、色を見分ける力、暗い所で見る力、物を立体的にみる力の5つに分け、徐々に進んでいくこの病気の特徴をわかりやすく説明しながら、積み重なっていく不自由さを受け入れてきた心の変化を話されました。 2曲目「BELIEVE」の「だまって腕をとりなが ら」という歌詞に触れ、「この控えめな心情はとても日本人らしく、心に沁みてきますが、私は言葉でも伝えてほしいです。なぜなら、視覚を閉ざされた状況では、周りからどんなに温かい眼差しで見守られていても、100%気づくことができないからです」と語りかけられました。  言葉の大切さを意識したのは米国留学時代。「私がどうしたいのか」を常に問われ、「はっきり答えることを求められ続けた」といいます。  初めは曖昧にしか答えられず辛かったけれど、その原因が「言葉の壁ではなく、自分の意志を言葉で表現することに長けていなかった」ことにあり、「見えなくなっていく内に、自分をあまり出さずに生きてきたからだ」と気づきます。日本は、自分の思いをはっきり示さなくても生きていける国。「でも、お互いに自分の気持ちを自分の言葉で伝えることができれば、日本人の優しさやぬくもり、思いやりがもっと双方向に伝わるようになると思います」と熱く語られました。  前川さんのオリジナル曲である「願い」は12年程前に、母・喜美恵さんの詞に裕美さんが曲をつけたもの。その誕生秘話と、私たちも心に留めておきたいエピソードが紹介されました。  中学・高校時代、裕美さんは目の状態が周りに理解されず、母からも「弱音を吐かずに頑張れ」「周りに合わせていくしかない」と言われる日々。次第に何も話せなくなり、母子の距離は 遠のきました。米国では、家族はお互いを褒め、励まし合う関係なのに…。いつか母にもそれをわかってほしいという思いは強かったそうです。  転機は二人で参加した網膜色素変性症の会合(開催地はオランダ)で訪れます。同じ症状の子どもを持つ晴眼のお母さんが次のような体験談を発表しました。「たとえ独自のやり方でも、子どもがやり遂げたことを褒める。選択肢があるなら本人に決断させる。自信を持たせる。障害があっても、あなたは生きている価値があり、必要とされていると伝える。こうしたことを母親がいつも言葉や行動で示していけば、子どもは自身を大切にし、周りを思いやる気持ちが芽生え、誰かと共に生きていく方法を身につけていくことができる」と。それを聴いて、自分の娘との接し方を省みた喜美恵さんは、その後、少しずつ裕美さんを褒めることが多くなり、弱気になる裕美さんを「大丈夫」と励ますようになりました。「母に認められてとてもうれしかった。これからは母といい関係を築いていける」。確信に満ちた笑顔で話されました。  当事者の思い、家族や周りの人の思い……。深いメッセージが込められた歌声とお話に耳を傾けながら、1時間余りのコンサートは大きな拍手に包まれ、お開きとなりました。 ===     2013年度ボランティア友の会総会で報告・承認された事項       (2014年3月7日、玉水記念館で開催) [1] 2013年度活動報告 行事 1.ボランティア交流会・総会  3月8日(金)  交流会参加者:146人   講演「ロンドン・パラリンピックに出場して〜私のランニングライフ」 大阪府盲人福祉センター点字図書館・和田伸也氏 2.ガイド体験会 「楽しく歩こう、安全に」 5月28日(火) 参加者:16人 原田職員による手引き指導・実践、買い物・ロービジョン体験、岡本・竹田職員の話 3.施設見学会 養護盲老人ホーム「慈母園」と壷阪寺散策 12月9日(月) 参加者:39人 世話人会報告 2013年3月28日(木) 第1回世話人会  ・新旧世話人引き継ぎ  ・2013年度世話人の役割分担決定  ・3月8日の友の会交流会・総会の反省 5月9日(木) 第2回世話人会  ・ガイド体験会内容確認  ・施設見学会について 7月11日(木) 第3回世話人会  ・ガイド体験会の反省  ・施設見学会について検討 9月5日(木) 第4回世話人会  ・施設見学会の詳細決定  ・AEDの取り扱い説明 11月7日(木) 第5回世話人会  ・施設見学会の詳細確定  ・ボランティア友の会交流会内容検討 2014年1月9日(木) 第6回世話人会  ・施設見学会の反省  ・ボランティア友の会交流会準備について  ・次期世話人について 3月6日(木) 第7回世話人会  ・交流会前日準備・打ち合わせ  ・バザー用品値付け  [2] 2013年度会計報告 収入 前期繰越金          351,731 交流会会費(114人)      114,000    バザー収入        121,500    募金・寄付金        32,925 施設見学会参加費 117,000    郵便貯金利息        87   合 計       737,243 支出 交流会経費     244,400 ガイド体験会経費      3,000    施設見学会(慈母園)     152,355    対面リーディングの集い助成金   10,000 弔電(会員2件)        7,350 世話人会経費        11,000    次期繰越   309,138 合 計     737,243 [3] 2014年度世話人(敬称略) 留任 伊東晴子(対面)金井典子(録音)片岡忠克(図書・情報) 清水浩子(点字)白石文子(対面)藤井倫子(音声解説) 逸見恵子(整理・情報) 山本普実雄(点字) 新任 加藤珠子(MMD) 鳥山正彦(録音) 退任 横山時子(録音)       [4] 2014年度活動予定 ・ガイド体験会  ・施設見学会等 ・友の会交流会・総会 === 《センターのページ》      (報告)視覚障害者等への情報保障をめぐる国内外の動きから   「音訳教材」の認知を目指し、研究事業を実施  当館では昨年度、文部科学省の特別支援教育研究事業「障害のある児童生徒のための教材普及推進事業」を受託し、久保田文製作部長と数又幸市職員を中心に、久保洋子さんをはじめ当館の音訳ボランティアのご協力を得て、「音訳教材」の試作と有効性の検証を行いました。  事業内容は以下の通りです。 @対象=視覚障害と発達障害などを合わせ持つ生徒や、視力低下で点字習得中の生徒など。A音訳教材製作=関西の視覚支援学校(盲学校)や、肢体・知的障害児童を対象とした特別支援学校、地域の小中高校先生・児童・生徒13人を対象に製作。B協力者=特別支援教育の研究者・教育者、製作の専門家と、当館の音訳ボランティア。C製作教科=国語、算数、理科、社会、英語、数学、古典、生物等の教材を音訳・録音。D製作上の配慮=表や写真、絵の説明を加えるとともに個々の生徒や教科の特性に合わせて、読む速度や間の取り方、文字の装飾(太字やカッコなど)の読み方を工夫。E評価=試作した音訳教材を生徒や教員に聴いて貰い評価を受ける。  評価の中には、「点字教材の説明を音声で聴くことで、地図や特殊記号の読み方が初めて分かった」「(拡大教材の)絵の説明があり理解が深まった」など「役立った」という意見が多く、音訳教材の有用性が実証されたと考えています。  研究結果は「音訳教材製作マニュアル」にまとめ、全国の関係機関に配布するとともに、3月1日に玉水記念館で発表会を開いて、音訳教材の製作・提供の有用性と注意点を報告しました。  現在、点字と拡大教材は公的予算で製作・提供され、合成音声や携帯端末による電子教材の提供も検討されていますが、マルチメディアデイジー教材に「音訳」を付加することを含めて、「音訳教材」の正当な評価は行われていません。  しかし、国連障害者権利条約にあるように、視覚障害のある児童が「完全かつ平等」に教育を受け、しかも「個人にとって最も適当な言語」で教育を受けるには、点字や拡大教材に加えて、適切な音訳教材の提供も認められるべきです。  幸いなことに、2014年度も文部科学省から当館に「音訳教材」の研究事業が委託される見通しですので、今後も音訳教材の有用性と必要性をわが国の教育界に訴えて行きます。(竹下 亘)    「マラケシュ条約」の採択と今後の課題  2月に当館で行われた近畿視情協の職員研修会で、国立国会図書館関西館図書館の南亮一協力課長から「マラケシュ条約と今後の障害者への情報保障について」の講演がありました。  昨年6月にモロッコのマラケシュで世界知的所有権機関の国際会議が行われ、「盲人、視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約」が採択されました。  この条約の目的は、世界各国において視覚障害者と読書が困難な障害者に対する著作権へのアクセスを改善し、デイジー図書等アクセシブルな形式の複製物の提供を進めるとともに、国境を越えた共同利用を促進することです。  対象とする「障害」の範囲は広く、視覚障害者と「知覚障害又は読字障害を持ち、その矯正ができないために晴眼者と同程度に印刷された著作物を読むことができない人」、「身体障害により、読書のために通常受け入れられる程度まで書籍を保持する、操作する、又は目の焦点を合わせ・目を動かすことができない人(肢体不自由者など)」が含まれています。  国境を越えた共同利用については、英語圏やスペイン語圏のような同一言語圏の国々において、録音資料等のオンライン提供システムが構築されれば、大きな影響が生まれると思われますが、日本でも外国の電子・録音資料等を読みたい場合には借出が容易になります。このため、加盟国には窓口となる公認機関の設置が規定されており、日本でも諸外国との貸借の窓口となる機関(図書館等)を決めなければなりません。  また、「視覚障害者等」に対する著作権の制限(情報アクセス)を認めた日本の著作権法37条3項には、「肢体不自由者」が明確には含まれていないという見方があるため、今後、日本の正式加盟に向けては、著作権法の再改正が行われる可能性もあります。(製作部 児玉智子)       ≪報告のページ≫ ○早川福祉会館点字図書室の運営継続 当法人では、大阪市の委託で4年前から早川福祉会館点字図書室を運営していますが、2014年度も1年間の契約で運営を継続することになりました。今後もボランティアの活動しやすい環境整備と利用者に対するより良いサービスの提供に努め、当館と協力して大阪市内における情報提供の発展に取り組み、来年度以降は長期間にわたる運営の受託を実現したいと思います。 ○人事異動のご報告  当館では、2013-14年度に以下の人事異動を行います。特に退職では、放出時代から約40年勤務した木村謹治と前田美代子が定年(65歳)退職。また20年近く勤務した中村三枝子も退職しました。3人とも今後も点訳や作業で当館を支えてくれるとのことですので、よろしくお付き合い下さい。 ◆退職  木村謹治(サービス部図書・情報係) 前田美代子(点字製作係)  中村三枝子(サービス部用具・機器係) ◆採用(1月16日〜)  佐々木順子(サービス部用具・機器係) ◆異動  福田直樹(サービス部用具・機器係からサービス部図書・情報係へ)  また、この1年、当館8階で文部科学省委託研究事業に従事した数又幸市は早川福祉会館点字図書室に採用となりました。 ○「ワンブック」の送付停止について  当館のボランティア登録者で長く活動されていない方や、本誌の有料購読を以前に申し込まれた方で継続の振込がない方につきましては、次号以降、本誌の送付が停まる場合があります。引き続き送付を希望される方はご連絡をお願いします。なお、本誌のテキスト版は、当館のホームページ(http://www.iccb.jp/download/onebook/)からダウンロードできるほか、メールでもお送りします。この機会にぜひご利用ください。     あゆみ 【3月】 1日 「音訳教材」セミナー(玉水記念館) 5日 専門音訳講習会音声表現技術コース基礎編(5日・13日、受講各40人) 7日 ボランティア交流会(玉水記念館) 11日 見学:住之江区民生・児童委員(12日) 13日 見学:点訳グループ「どんぐり」  15日 オープンデー(館内見学日) 18日 見学:シロアム視覚障害者福祉会、録音グループ「鈴の音」     専門音訳講習会・音声表現技術コース会話文の読み方(18・19・20日3回) 20日 対面リーディング基礎講習会 27日 V友の会世話人会(新旧世話人引継) 29日 わろう座:広げよう!アジアの話と輪     予定 【4月】 12日 オープンデー(館内見学日、要予約) 17日 バリアフリー2014(〜19日、インテックス大阪) 20日 日本ライトハウス・チャリティコンサート(ザ・シンフォニーホール)     編集後記 ダスキン研修生のアイリッシュさんとティカさんが、我が家に1泊2日のホームスティに来ました。堺のハーベストの丘へ家族と一緒に出かけ、羊やヤギと触れあったり、アーチェリーを体験。夕食は娘も加わってお好み焼きづくり。2日目は、3人乗りのタンデム自転車でサイクリングと盛りだくさんの2日間でした。子供たちも楽しんでいたのが印象的でした。(茂) =ONE(ワン) BOOK(ブツク) ONE(ワン) LIFE(ライフ) 2014年4月号= 発 行 社会福祉法人日本ライトハウス      情報文化センター(館長 竹下 亘) 住 所 大阪市西区江戸堀1-13-2(〒550-0002)     TEL 06-6441-0015 FAX 06-6441-0095     E-mail info@iccb.jp 表紙絵 武部はつ子 発行日 2014年4月1日 定 価 1部100円 年間購読料1,000円