さて、 ある日 ひ の ことです。
ひとりの おばあさんが、 その しんごうきのある おうだんほどうの ちかくに やってきました。
むこうがわへ わたろうと おもっているようです。
「あの人 ひと は、 目 め が 見 み えないみたいだね」
カルガモ かるがも の 子 こ どもの 1 いち わが いいました。
「白 しろ いつえを ついているね。 きっと そうだね」
と、 べつの子 こ が いいました。
画像