「読書」目の見えないかた・見えにくいかたの情報誌  2021年2月号(第49巻第2号)  発行 社会福祉法人 日本ライトハウス情報文化センター  電話(火から土曜日)  図書貸出 06−6441−0139  サービス全般 06−6441−0039  休業日 日・月・祝日、第2木曜日、年末年始・夏期  その他(総務)06−6441−0015  ◆もくじ  1.ひごばしニュース  2.便利グッズ紹介  3.お役立ち本棚  4.情報カフェ  ◆大阪府「緊急事態宣言」発令に伴う当館の対応について  新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大阪府に「緊急事態宣言」が出ましたが、当館のサービスは、大阪モデルの「赤信号」が「黄信号」に変わるまで、以下の通り休止、縮小を継続させていただきます。  ●休止  対面リーディングサービス  会議室貸出  ボランティアの来館活動  ●縮小  図書貸出の電話受付は10時から15時  当館5階サービスフロアでの機器・用具の相談・販売は、事前予約の上、10時から15時(パソコンQ&Aの電話は16時まで)  ●なお、今後も、状況の変化に応じて、緊急に利用者サービスを休止、縮小する場合もありますので、どうかご了承下さい。  ◆2月の休館について  2月11日(木)=祝日のため全館休館。  2月23日(火)=祝日のため全館休館。  1.ひごばしニュース  ◆当館サービスフロアが20周年「イメージキャラクター」のデザインを公募します  サービス部長 林田茂  当館5階のサービスフロアが、今年5月23日、開設20周年を迎えます。当フロアは2001年、「グッズ(道具)を活用して楽しく、豊かな生活を!」をキャッチフレーズに「エンジョイ!グッズサロン」としてオープン。  昨年、交通事故で亡くなった岡田弥(おかだ あまね)さんをはじめ3人の職員を配置し、200点余りの視覚障害者用具や電子機器を常設展示。利用相談や手ほどき、販売を開始しました。  同時に、館内に開所した小規模通所授産施設ITワークセンターの視覚障害メンバーによるパソコンなどの個人講習や、近隣自治体での視覚障害者向けパソコン講習会の実施、電話等によるパソコンQ&Aの開設や、当館のパソコンボランティア「ボイスネット」による訪問サポートなどITの利用支援を次々に展開していきました。  その後、デイジープレイヤーをはじめとする日常生活用具の取り扱いや、ないーぶネットサポートの受託(現在の「サピエサポートセンター」)、緊急雇用創出事業による情報・通信機器の利用支援サービスなどを実施。  2009年の新館開館時に「サービスフロア」と名称変更して再スタートした後、ICTサロンを開始するなど、さまざまな取り組みを経て、今日、大阪府と近隣府県をはじめ全国のお客様のご愛顧により、年間の来室者は5千人、パソコンQ&Aは3千件、ITの個人講習は500件を超え、職員も14人を数えるまでに発展することができました。  ここに至るまで、20年の間、当フロアをご利用、ご支援いただいた多くの皆様に心からお礼申し上げます。  ●サービスフロアのシンボルとなるデザインをご応募ください!  当館では、この20周年を記念してサービスフロアの「イメージキャラクター」(ロゴやマーク)の募集を行います。  当フロアのシンボルとなる、親しみやすいキャラクターを作り、オリジナル商品やチラシやパンフレット、名刺などにデザインして、広めることにより、今後、さらに多くの方々に当フロアと、視覚障害者の用具や機器を知っていただくことを願っています。  優秀作には賞品も用意していますので、下記の要項をご覧の上、ぜひ奮ってご応募下さい。  募集内容 見えないかた・見えにくいかたの用具や機器の活用、または当館サービスフロアをイメージさせるデザイン(イラストでも、文書による説明でも可)  賞品 最優秀賞1点=ギフト券5万円分、優秀賞2点=ギフト券1万円分  審査員 当館の選考委員会  応募締切 3月15日(月)  結果発表 3月31日(水)、当館ホームページで発表予定  著作権の扱い 採用作品に関する著作権とその使用権は日本ライトハウスに帰属  提出形式 5MB以内の gifか png、jpegファイルのいずれか。手描きやデザインの文章案も可(例=日本ライトハウスの社章。Lighthouseの「L」の文字を灯台のともしびに見立てて、二重丸で囲んである。)  応募・問い合わせ先 当館サービスフロア(林田・松本・花田)  電話 06−6441−0039、FAX06−6441−1126  Eメール  enjoy@lighthouse.or.jp  ◆YouTube(ユーチューブ) 「ニポラチャンネル」最新情報  インターネットで視聴できる「ニポラチャンネル」は、利用者のかたから特に問い合わせが多い事柄をテーマに、自宅で視聴できて、何度でも確認できる当館作成の情報番組です。  スマートフォンの使いかたやアプリの情報、白杖、時計、拡大読書機、ルーペなどの関連機器、グッズの使いかたをご紹介しています。  ●最新25番組のご紹介(1月7日現在)  @からCiPhoneの基本設定、基本操作、文字入力について  D文字認識アプリ「Seeing AI」と「OCR」  Eデイジー図書が聴けるアプリ「ボイスオブデイジー5」  FiPhone電話の発着信について  Gラジオが聴けるアプリ「らじるらじる(NHKラジオ)」  Hアプリを使ってモノにタグ付け「ものたぐ」  IZoomミーティングの受けかた(iPhoneとパソコン)  J拡大読書器の紹介(据置型編)  K拡大読書器の紹介(携帯型編)  L電子マネーの残高確認アプリ「ICカードリーダーbyマネーフォワード」  M新型コロナウイルス接触確認アプリ  *番外編「日本ライトハウス盲導犬訓練所」の紹介  Nラジオが聴けるアプリ「らくらじ」  O白杖の紹介  P映画の音声ガイドアプリ 「HELLO! MOVIE」と「UDCast」  Q白杖を使って歩いてみよう  R視覚情報を音声に変換する多機能アプリ「Envision AI」  Sルーペの紹介  ?視覚情報を音声に変換するウェアラブルメガネEnvision Glasses  ?点字・録音(デイジー)図書の借りかたについて  ?音声・触知式時計の紹介  ?視覚情報を音声に変換する多機能アプリ「Sullivan+」  ?水の量と色を確認できるグッズ「みずいろクリップ」  インターネットで「ニポラチャンネル」を見つけるには、GoogleやYahooで「ユーチューブ」と検索してページを開きます。  ここで「ニポラチャンネル」と検索すると一覧が表示されます。チャンネルを登録しておくと探しやすく、更新のお知らせ機能もありますので、ぜひご登録下さい。登録料などの料金はかかりません。  また、つぎの当館のホームページからも「ニポラチャンネル」へ進むことが出来ます。  http://www.lighthouse.or.jp/iccb/  ◆当館主催の堀内佳美さん講演会をオンラインで配信  当館では、3月6日(土)午後、毎年恒例のボランティア交流会を開催します。  感謝式典に続く記念行事では、タイ王国で図書館運営や少数民族の子どもたちの教育支援を行っている堀内佳美(ほりうち よしみ)さんをゲストに招き、14時30分頃から、講演の模様をインターネットで配信します。  堀内さんは高知県立盲学校、筑波大附属盲学校(当時)、国際基督教大学で学び、一般企業に就職後、タイの地方や山岳民族の教育・文化支援を志して退職し、2010年、NGO「アークどこでも本読み隊」を立ち上げ、運営しています。  興味のあるかたはつぎの当館のホームページからご視聴下さい。  http://www.lighthouse.or.jp/iccb/  ◆「バリアフリー2021」への出展中止について  当館では、毎年4月にインテックス大阪で開催される「バリアフリー展」に「目の見えないかた・見えにくいかたのための展示コーナー」を出展しています。今年も「バリアフリ−2021」は開催されますが、感染拡大予防のため、「目のコーナー」の出展は中止します。ご了承下さい。  2.便利グッズ紹介  お申し込み・お問い合わせは、サービス部(電話06−6441−0039)まで。  ●ご来館時のお願い  当館5階サービスフロアの開室時間は、当分の間、午前10時から午後3時とさせていただきます。ご来館の際は、必ず事前に電話かメールでご予約下さい。また、以下の事項をお守り下さい。  @来館前に体温を測り、平熱よりも高い時や体調に不安のある時は来館をお控え下さい。  A来館時は、こまめな手洗いと手指消毒をお願いします。  Bマスクの着用をお願いします。  C出来るだけ少人数でのご来館と短時間の滞在をお願いします。館内では他のかたと1m以上距離を空け、大きな声をお控え下さい。  (1)商品情報  ◆携帯型拡大読書器〜スタンドプレゼントキャンペーン  エッシェンバッハ光学ジャパンの携帯型拡大読書器「ヴィゾルクスデジタルHD(7インチ液晶モニタ)、および「ヴィゾルクスデジタルXL FHD」(11.6インチ液晶モニタ)を、期間中にご購入いただいたかたに、専用スタンドを無料でプレゼントします(通常販売価格は、いずれも税込11,000円)。  期間は6月30日まで。スタンドを活用することで携帯型の読書器でも「書く」ことや文庫本などを読むことが可能になります。当館にデモ機もありますので、体験ご希望の場合は、電話でご予約の上ご来館下さい。  (2)講習会・体験会情報  参加ご希望のかたは、事前にご予約をお願いします。参加費は記載がない限り無料です。  ◆パソコンや電子機器の操作方法の個人講習のご案内  視覚障害スタッフによるパソコンやiPhone、iPadなど、情報機器の操作方法の個人講習を行っています。予約制で料金は90分2,000円です。  音声ソフトの使いかたがわからない、iPhone、iPadの機能を知りたいなど、素朴な疑問にもお答えします。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。  なお、新型コロナウイルス感染予防のため、お一人1日1コマ(90分)の受講でお願いしています。  3.お役立ち本棚  お問い合わせ・お申し込みは、貸出窓口(電話06−6441−0139)までご連絡下さい。  ◆お役立ち目録「人気料理研究家の本」  今月号では、レシピはもちろん、エッセイや日々の暮らしかたなど人生観も伝わる人気料理研究家の本を集めました。目録は点字版、デイジー版、墨字版があります。ご希望のかたには無料でお送りします。  ◆有料雑誌など、購読料のお振り込みについてのお願い  当館では、「週刊新潮」などの有料雑誌、他府県のかたへの「読書」送付など一部の資料について、年間の購読料をいただいています。   登録者のかたには購読料のご案内をお送りしていますが、長期間、お振り込みが確認できない場合には送付を中止させていただきますので、ご了承下さい。  再開の手続きなど、お問い合わせは図書貸出係(電話06−6441−0139)までご連絡下さい。  4.情報カフェ  ◆大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会にご招待  大阪フィルハーモニー交響楽団では、3月17日(水)19時から北区のフェスティバルホールで行われる定期演奏会に当館の利用者5組10人をご招待します。  今回はミゲル・ハース ベドヤの指揮、ケマル・ゲキチのピアノで、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」、トゥリーナの交響詩「幻想舞曲集」作品22他を演奏。  お申込みは必ず郵便で、住所、氏名、電話番号、点字プログラム希望の有無を明記し、2月9日(火)までに当館大フィル係(〒550−0002大阪市西区江戸堀1−13−2)までご応募下さい。結果発表は招待券の発送(2月13日の予定)をもって代えさせていただきます。  ◆関西電力からのご案内  いつもご愛顧いただきありがとうございます。さて、近頃、関西電力を装い、コロナウイルス感染症を理由に、個人情報を聞き出そうとする事象等が発生しております。十分にご注意いただきますようお願いいたします。