今月の点字図書 40タイトル 130冊  *タイトルの前に付けた番号だけでも申し込めます。この番号は、発表後1年間だけ有効です。 総記 6−1 未解明の不思議 神岡真司(かみおか しんじ)著 3冊 ワニブックス 2019 賢い人ほど意外と知らない。だれもが気になる「未解明の最先端」。 哲学 6−2 僕がロボットをつくる理由〜未来の生き方を日常からデザインする教養 石黒浩(いしぐろ ひろし)著 2冊 世界思想社 2018 ロボットやAIで、私たちの生活はどう変わるか?ロボット研究の第一人者が語る「未来の生きかた」のヒント。 6−3 がんばらない成長論〜自分らしく、楽しく生きてみよう 心屋仁之助(こころや じんのすけ)著 2冊 学研プラス 2018 仕事も、お金も、人間関係も、楽してサボって成長。心屋式・がんばらない成長論。 6−4 空海に出会った精神科医〜その生き方・死に方に現代を問う 保坂隆(ほさか たかし)著 3冊 大法輪閣 2017 うつ・いじめ・自殺など現代の問題に対して、空海の生き様が教えてくれることとは。 歴史・伝記 6−5 雑兵(ぞうひょう)物語〜現代語訳 かも よしひさ 訳・画 2冊 筑摩書房 2019 多くの武士が戦場心得の参考とした「雑兵物語」。現在の最前線で働く人々も切実に読める一冊。 6−6 始皇帝(しこうてい)中華統一の思想〜『キングダム』で解く中国大陸の謎 渡邉義浩(わたなべ よしひろ)著 2冊 集英社 2019 中国の皇帝はなぜ中華統一をなし得たのか。漫画「キングダム」の名場面を引用しながら「法家(ほうか)」の思想を解説する。 6−7 ある若き死刑囚の生涯 加賀乙彦(かが おとひこ)著 3冊 筑摩書房 2019 罪を見つめ、罪を引き受けるとはどういうことか。横須賀線爆破事件の犯人で死刑囚の、短くも懸命に生きた姿を描く。 6−8 高坂正尭(こうさか まさたか)〜戦後日本と現実主義 服部竜二(はっとり りゅうじ)著 7冊 中央公論新社 2018 歴代首相のブレーンとして活躍した、国際政治学最大の巨人、高坂正尭。彼が追求し続けた、日本生存の最善策とは。 社会 6−9 高校チュータイ外交官のイチからわかる!国際情勢 島根玲子(しまね れいこ)著 4冊 扶桑社 2018 貧困、難民、核兵器。やりすごしている重大問題を、元コギャル外交官が明解解説。 6−10 政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実 高橋洋一(たかはし よういち)著 2冊 SBクリエイティブ 2019 6−11 空気を読まずに0.1秒で好かれる方法。 柳沼佐千子(やぎぬま さちこ)著 2冊 朝日新聞出版 2018 嫌われる原因の多くは、なんとなく感じが悪いということ。誰にもできて、誰にでも効く、人を惹きつける方法を伝授。 6−12 伴走愛(ばんそうあい)〜野球少年が世界を走るガイドランナーになるまで 堀内規生(ほりうち のりたか)著 株式会社カムラック 監修 2冊 good.book 2019 「ブラインドマラソンの伴走とは、教科書を忘れてきた隣の席の友達に教科書を見せてあげること」。著者の障害者スポーツへの想い。 動物 6−13 生きものたちの秘められた性生活 ジュールズ・ハワード 著 中山宥(なかやま ゆう)訳 6冊 KADOKAWA 2015 「パンダは子作り下手」という噂に憤慨した動物大好き英国人が、生物(いきもの)たちのセックスライフを徹底調査。 医学 6−14 「感情の老化」を防ぐ本 和田秀樹(わだ ひでき)著 2冊 朝日新聞出版 2019 心も身体も見た目も一気に老け込ませる「感情の老化」。脳の萎縮に対処し、若返るための生活習慣教えます。 6−15 いつでもどこでも耳がよくなる小さな習慣 今野清志(こんの せいし)著 2冊 大和書房 2019 「難聴」は血流不良と酸素不足が問題。すぐできる血流と自律神経を整える新しい習慣を紹介。 6−16 医者が教える「ヤブ医者」の見分け方〜病院選びに失敗しない16の法則・31の助言 金子俊之(かねこ としゆき)著 2冊 ゴマブックス 2019 病院の口コミは金で買える。だからこそ知っておくべき、ほんとうに頼れる医者の見つけかた。 6−17 もむだけで血管は若返る〜切れない・詰まらない血管マッサージ健康法 井上正康(いのうえ まさやす)著 2冊 PHP研究所 2016 生活習慣病に負けないための、動脈を柔らかく保つ「血管マッサージ」を解説。 ゴミ・環境 6−18 ごみ収集という仕事〜清掃車に乗って考えた地方自治 藤井誠一郎(ふじい せいいちろう)著 5冊 コモンズ 2018 新宿のごみ問題、清掃という仕事の奥深さ、地方自治のありかたまで。若手研究者が、実際に体験して見えてきたこととは。 料理 6−19・20 電子レンジで簡単料理 すこやか食生活協会 編 上巻1冊・下巻1冊 2020 温めるだけでなく、火を使わず調理も簡単にできる便利な電子レンジ。その調理のポイントや18のレシピを紹介。 犬 6−21 犬ニモマケズ 村井理子(むらい りこ)著 2冊 亜紀書房 2019 食べ過ぎて近江牛みたいに太った黒ラブラドールのハリーとの日常を綴る、爆笑と涙を誘うエッセイ集。 鉄道 6−22 ニッポン終着駅の旅 谷川一巳(たにがわ ひとみ)著 3冊 平凡社 2018 終着駅は始発駅にもなる。日本各地の終着駅へと続く「鉄道の旅」44カ所を紹介。 映画・演芸 6−23 男はつらいよ寅さんの人生語録 改(かい) 山田洋次(やまだ ようじ)ほか 作 寅さん倶楽部 編 3冊 PHP研究所 2019 「男が女に惚れるのに、歳なんかあるかい」。日本人の心と生きかたを教えてくれる、寅さんの名言・名セリフを一挙公開。 6−24 人生後半戦(こうはんせん)、これでいいの 萩本欽一(はぎもと きんいち)著 2冊 ポプラ社 2019 何かを終えたからこそ、次の道が拓ける。次の一歩を踏み出すヒント。 スポーツ 6−25 オリンピックの輝き〜ここにしかない物語 佐藤次郎(さとう じろう)著 4冊 東京書籍 2019 フジヤマのトビウオ、裸足のマラソン。オリンピック、パラリンピック、二つの大河を流れる数十万の物語。 6−26 イチローの功(こう)と罪(ざい) 野村克也(のむら かつや)著 3冊 宝島社 2019 私はイチローの成功を認めない。チームプレーか個人プレーかを巡る究極の野球論。 茶道 6−27 戦国茶の湯倶楽部〜利休(りきゅう)からたどる茶の湯の人々 中村修也(なかむら しゅうや)著 川口澄子(かわぐち すみこ)画 3冊 大修館書店 2013 利休とその仲間たちが繰り広げる、茶の湯ネットワークのおもしろ人物誌。 日本文学 6−28 三島由紀夫(みしま ゆきお)ふたつの謎 大沢真幸(おおさわ まさち)著 5冊 集英社 2018 なぜ切腹したのか?「豊穣(ほうじょう)の海(うみ)」のラストはあれでいいのか?社会学者が文学史上最大の謎に挑む。 小説 6−29 相も変わらず〜きりきり舞い 2 諸田玲子(もろた れいこ)著 4冊 光文社 2014 泣いて笑って怒っての大騒動、十返舎一九(じっぺんしゃ いっく)の娘、舞は今日も大騒動できりきり舞い! 6−30 朝が来る 辻村深月(つじむら みづき)著 5冊 文藝春秋 2018 「子どもを、返してほしいんです」栗原家に、かかってきた一本の電話。出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー。 6−31 くらまし屋稼業 1 今村翔吾(いまむら しょうご)著 3冊 角川春樹事務所 2018 やくざ稼業から足抜けをすべく、万次(まんじ)と喜八(きはち)は、高輪(たかなわ)の大親分の元に逃げ込む。 6−32 刑事に向かない女 2〜違反捜査 山邑圭(やまむら けい)著 4冊 KADOKAWA 2019 刑事の才能がついに開花か。不可解な単独行動を繰り返す新人とコンビを組まされた真帆は、絞殺事件の真相に迫る。 16−33 激昂(げきこう)〜鹿取(かとり)警部補 3 浜田文人(はまだ ふみひと)著 4冊 角川春樹事務所 2019 議員秘書の殺人事件。製薬会社研究所職員、産業スパイ、被害者の三名の接点を探るため、鹿取は大阪へと向かう。 6−34 南極メルトダウン 北沢栄(きたざわ さかえ)著 4冊 産学社 2018 南極の氷河が世界規模の大津波を引き起こした。気象予報官の白井は、止まぬ天災地変(てんさいちへん)の真因を追求するのだが。迫真の環境小説。 6−35 熱源 川越宗一(かわごえ そういち)著 7冊 文藝春秋 2019 明治維新後、樺太(からふと)のアイヌに何が起こっていたのか。国家や思想を超え、人と人とが共に生きる姿を描く、直木賞受賞作。 6−36 百花(ひゃっか) 川村元気(かわむら げんき)著 4冊 文藝春秋 2019 徐々に息子を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子。ふたりには忘れることのできない“事件”があった。 6−37 ふしだらハウス 北条拓人(ほうじょう たくと)著 3冊 竹書房 2019 官能小説。 6−38 僕は僕の書いた小説を知らない 喜友名(きゆな)トト著 4冊 双葉社 2018 事故で記憶が毎日リセットされてしまうアキラは、絶望や不安と闘いながらも“明日(あす)”を諦めまいと小説を書き進める。 エッセイ・手記 6−39 みらいめがね〜それでは息がつまるので 荻上(おぎうえ)チキ・ヨシタケ シンスケ 著 3冊 暮しの手帖社 2019 みらいめがねは世界の見方を広げるツール。日常と、世の中から生きづらさの呪いを解いていく、新感覚エッセイ。 6−40 中国銀河鉄道の旅 沢野(さわの)ひとし 著 5冊 本の雑誌社 2019 最先端の電脳都市から広大な農村地帯へ。還暦を過ぎてから中国語を学んだ著者が綴る、中国大陸列車旅。