今月の点字図書 40タイトル 134冊  *タイトルの前に付けた番号だけでも申し込めます。この番号は、発表後1年間だけ有効です。 【総記】 12−1 京大的アホがなぜ必要か 〜カオスな世界の生存戦略 酒井敏(さかい さとし)著 3冊 集英社 2019 「役に立つかどうか」だけでは測れないアホの真の価値を、京大教授が導き出す。 【哲学】 12−2 精神科医が断言する「老後の不安」の9割は無駄 保坂隆(ほさか たかし)著 2冊 KADOKAWA 2019 第二の人生をラクに、すがすがしく生きていくための秘訣が満載! 12−3 戦国僧侶列伝 日本史史料研究会 編 5冊 星海社 2018 一般的な「お坊さん」とはひと味もふた味も違う「戦国の僧侶」。約40人の生涯から浮かび上がる、もうひとつの「戦国時代」! 12−4 東大寺のなりたち 森本公誠(もりもと こうせい)著 4冊 岩波書店 2018 朝廷の政争と絡みながらも、救済の寺としての道を歩んだ、そのなりたちに迫る。 【歴史】 12−5 大江戸検定四択ドリル 〜これであなたも江戸通(えどつう)に! 幸運社 編 3冊 コスミック出版 2006 「明六つ、暮六つは現在の何時?」など、江戸を知り、遊び、楽しむガイド書。 12−6 モンゴル人の中国革命 楊海英(よう かいえい)著 5冊 筑摩書房 2018 清朝、国民党、共産党と草原の民はいかに戦い、敗れたのか。日本との関わりを含め総合的に描き出す真実の歴史。 12−7 アイルランド革命1913−23 〜第一次世界大戦と二つの国家の誕生 小関隆(こせき たかし)著 7冊 岩波書店 2018 「2つのアイルランド」への分断は、なぜ、どのようにして生じたのか。現代アイルランドを知るための必読書。 【地理】 12−8 JR大阪環状線沿線の不思議と謎 小林克己(こばやし かつみ)監修 3冊 実業之日本社 2018 正式には一周していないってホント?乗って、歩いて楽しめる大阪環状線の本! 【社会科学】 12−9 銀行員が消える日 山田厚史(やまだ あつし)著 3冊 宝島社 2018 「銀行は必ず生き残る。だが銀行員は捨てられる」金融取材40年の著者が「銀行員」の戦後史を読み解く。 12−10 すべてのマンションは廃墟になる 榊淳司(さかき あつし)著 3冊 イースト・プレス 2019 なぜ「終の棲家(ついのすみか)」が廃墟になってしまうのか?危機的現実と解決策を提示する。 12−11 中年男ルネッサンス 山田(やまだ)ルイ53世 ほか 著 2冊 イースト・プレス 2018 「一発屋」芸人と「男性学」の第一人者が、中年男の生きづらさと乗り越えかたを語り合う。 12−12 いつか 君の花明かりには 〜大切な人を守るための防災ハンドブック 小川光一(おがわ こういち)著 2冊 ごきげんビジネス出版 2019 堅苦しいイメージの防災に対して、温かい気持ちで向き合えるようになる1冊。 【人類学】 12−13 絶滅の人類史〜なぜ「私(わたくし)たち」が生き延びたのか 更科功(さらしな いさお)著 4冊 NHK出版 2018 初期人類の謎から他の人類との交雑まで。常識を覆す人類史研究の最前線! 【医学】 12−14 安楽死・尊厳死を語る前に知っておきたいこと 安藤泰至(あんどう やすのり)著 2冊 岩波書店 2019 議論はなぜ混乱するのか?「よい死」を語る前に真に議論すべきことは何なのかを考える。 12−15 患者に学んだ成人型アトピー治療 〜難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法 佐藤健二(さとう けんじ)著 5冊 柘植書房新社 2015 12−16 「耳が聴こえにくい」は 脳トレで治る! 〜専門医が考案した究極の聴力回復メソッド 加藤俊徳(かとう としのり)著 2冊 宝島社 2018 耳の悩みの原因は脳にあった。脳の働きに注目した脳トレで聴覚の悩みを解決! 【家政学・食品】 12−17 ためない生活。〜汚れも気持ちも 高木(たかぎ ゑみ)著 2冊 主婦と生活社 2016 なにごとも「ついで」「ながら」がいちばんラク。自分時間が貯まっていく、「段取らない家事」の進めかたを紹介。 12−18 接待の手土産(てみやげ)2017−2018 〜「こちら秘書室」公認 ぐるなび「こちら秘書室」編集室 編 5冊 日本経済新聞出版社 2017 大切なシーンで、相手の心と記憶に残る、全国の逸品を集めました。目利きをした現役秘書たちの「生の声」も掲載。 【産業】 12−19 大坂堂島米市場(こめいちば) 〜江戸幕府vs市場(しじょう)経済 高槻泰郎(たかつき やすお)著 4冊 講談社 2018 「世界初の先物取引市場」、大坂堂島の米市場に江戸幕府はいかに対処したのか? 12−20 観光亡国論 アレックス・カー ほか 著 3冊 中央公論新社 2019 増加する訪日外国人観光客。全国で拡大する「観光公害」を日本は克服できるのか? 【演劇・スポーツ】 12−21 時代劇の「嘘」と「演出」〜「時代考証」は時代劇に必要か? 安田清人(やすだ きよひと)著 3冊 洋泉社 2017 なぜ日本人は 時代劇を愛してきたのか。時代劇狂の歴史編集者が綴る、偏愛的時代劇論。 12−22 大相撲の不思議 内館牧子(うちだて まきこ)著 3冊 潮出版社 2018 なぜ女性が土俵にあがってはいけないのか?女性初の横綱審議委員を務めた著者が、大相撲の不思議で奥深い世界を紹介。 【言語】 12−23 古文単語キャラ図鑑〜かなり役立つ! 岡本梨奈(おかもと りな)著 2冊 新星出版社 2019 “古文単語の壁”を打ち破る、まさか!のキャラクター化。単語のニュアンスや由来などをやさしく解説。 12−24 TOEIC L&R テスト本番 そのままプラチナボキャブラリー 〜新形式問題対応 浜崎潤之輔(はまさき じゅんのすけ)監修 ジャパンタイムズ ほか 編 6冊 ジャパンタイムズ 2018 即戦力になる3000語で最速スコアアップ。 【詩歌】 12−25 夏井いつきの俳句ことはじめ〜俳句をはじめる前に聞きたい40のこと 夏井(なつい)いつき 著 2冊 ナツメ社 2019 「センスも語彙もないけれど…」そんな心配は不要!俳句を全く知らない人に、俳句の楽しさをたっぷり教えます! 【小説】 12−26 兄嫁は未亡人 藍川京(あいかわ きょう) 著 3冊 フランス書院 1991 官能小説。 12−27 閻魔堂沙羅(えんまどう さら)の推理奇譚 木元哉多(きもと かなた)著 4冊 講談社 2018 自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。生と死を賭けた霊界の推理ゲーム! 12−28 オイディプスの檻 〜犯罪心理分析班 1 佐藤青南(さとう せいなん)著 3冊 KADOKAWA 2017 女子高生失踪事件に隠された謎を追う新米刑事と天才プロファイラー。たどり着いたあまりにも衝撃的な結末とは? 12−29 女形(おんながた)警部 〜築地署捜査 技能伝承官・村山仙之助(むらやま せんのすけ) 安東能明(あんどう よしあき)著 4冊 実業之日本社 2019 歌舞伎の人気女形は、実は敏腕警部だった。築地署の若き女性巡査とのコンビで、都会にはびこる悪に睨みを利かす。 12−30 食いしんぼう同心 〜謎をくらわば皿まで 志木沢郁(しきさわ かおる)著 4冊 KADOKAWA 2018 届けられた文は、現実に起った事件を暗示したものだった。奉行所一の切れ者と大食漢の見習い同心コンビが謎を追う。 12−31 屍人荘(しじんそう)の殺人 今村昌弘(いまむら まさひろ)著 5冊 東京創元社 2017 曰くつきの映画研究部の夏合宿で起きた連続殺人事件。究極の絶望の淵で、生き残り、謎を解き明かせるか!? 12−32 天下御免(てんかごめん)の剣客大名(けんかくだいみょう) 1〜巨城奪還(きょじょうだっかん) 誉田竜一(ほんだ りゅういち)著 3冊 コスミック出版 2019 傍流(ぼうりゅう)の土井の血脈は、徳川の世では決して公にはできない宿命があった!名家の血を引く大名が定めの剣をふるう新シリーズ。 12−33 怒涛 〜鹿取(かとり)警部補 2 浜田文人(はまだ ふみひと)著 4冊 角川春樹事務所 2018 同時期に発生した殺人と窃盗事件。二つの事案は複雑に絡まり、公安部をも巻き込む大きな事件へと発展していく。 12−34 残りものには、過去がある 中江有里(なかえ ゆり)著 3冊 新潮社 2019 とある結婚式場の披露宴に集った客たちの抱える闇、そして新郎新婦の結婚に隠された「真実」とは? 12−35 光る女 〜再問役(さいもんやく)事件帳 3 鳴海丈(なるみ たけし)著 3冊 光文社 2014 殺された美人画の絵師と手本の女、2つの事件の真犯人とは?表題作ほか全3編収録。 12−36 ふたたびの光 〜南蛮おたね夢料理 6 倉阪鬼一郎(くらさか きいちろう)著 3冊 光文社 2018 高波で家族を失い、自身ももう先が長くない礼次郎(れいじろう)。彼が亡き娘の名前をつけて可愛がっていた猫を、おたねは夢屋で引き受ける。 12−37 凛の弦音(つるね) 我孫子武丸(あびこ たけまる)著 4冊 光文社 2018 ある事件を見事に解決したことで「天才弓道美少女」と評判になった高校一年生。ひとりの少女の成長を描いた物語。 【外国文学】 12−38 西遊記 12 〜珠(じゅ)の巻 斉藤洋(さいとう ひろし)文 2冊 理論社 2018 塔にかがやく宝珠がなくなり、僧たちは盗みの澪れ衣(ぬれぎぬ)を着せられている。悟空は、ほんとうの盗人の正体をあばこうとするのだが? 12−39 アルバートさんと赤ちゃんアザラシ ジュディス・カー 作 三原泉(みはら いずみ)訳 1冊 徳間書店 2017 母親をうしなった赤ちゃんアザラシを、助けたいと思ったアルバートさん。父親の実話をもとに、著者がねがいをこめて描いた感動の物語。 12−40 パンツ・プロジェクト キャット・クラーク 著 三辺律子(さんべ りつこ)訳 3冊 あすなろ書房 2017 男子はズボン。そんなの、いったいいつの時代の話!?いつだって「自分らしい自分」でいたいリヴは、秘密の一大プロジェクトにのりだす。