今月の点字図書 40タイトル 130冊  *タイトルの前に付けた番号だけでも申し込めます。この番号は、発表後1年間だけ有効です。 総記 3−1 生命の灯(ともしび)となる49冊の本 中村桂子(なかむら けいこ)著 2冊 青土社 2017 生命誌研究者の著者が、毎日新聞連載の「今週の本棚」に書いた書評を厳選し、収録する。 3−2 新聞力(しんぶんりょく)〜できる人はこう読んでいる 斎藤孝(さいとう たかし)著 2冊 筑摩書房 2016 哲学 3−3 「ありがとう」といって死のう 高木慶子(たかき よしこ)著 2冊 幻冬舎 2017 終末緩和医療の最前線で働くシスターが綴る穏やかに旅立つための心構え。 3−4 いい緊張は能力を2倍にする〜脳科学で緊張を「味方」に変える 樺沢紫苑(かばさわ しおん)著 4冊 文響社 2018 3−5 名言の真実 出口汪(でぐち ひろし)監修 2冊 小学館 2018 誰もが知っている名言を取り上げ、真の意味や背景を解説する。 歴史 3−6 英国公文書の世界史〜一次資料の宝石箱 小林恭子(こばやし ぎんこ)著 4冊 中央公論新社 2018 中世から現代までの膨大な歴史資料を網羅する英国国立公文書館。収蔵文書の誕生経緯を解き明かす。 伝記 3−7 岩橋武夫(いわはし たけお)〜義務ゆえの道行 関宏之(せき ひろゆき)著 2冊 日本ライトハウス 2018 盲先覚者・岩橋武夫の伝記。ヘレンケラー没後50周年記念を機に、1983年発行書籍の復刻版として加筆修正。 3−8 フランクリン自伝 ベンジャミン・フランクリン 著 鶴見俊輔(つるみ しゅんすけ)訳 5冊 土曜社 2015 地理 3−9 狙われた島〜数奇な運命に弄ばれた19の島 カベルナリア 吉田(よしだ)著 5冊 アルファベータブックス 2018 「力ある者」の身勝手な思惑は、辺境の「島」にしばしば形になって現れる。島を歩き日本の裏と側面を描く。 紀行 3−10 おそロシアに行ってきた 嵐(あらし)よういち 著 3冊 彩図社 2018 不愛想、威圧的、英語が通じない?実際に訪れたロシアは面白すぎる国だった!広大なロシアを巡る旅行記。 社会科学 3−11 国ってなんだろう?〜あなたと考えたい「私(わたくし)と国」の関係 早尾貴紀(はやお たかのり)著 3冊 平凡社 2016 テロや難民など現代の問題を取り上げ「国」と個人の関係を解き明かし、これからの社会のあり方を考える。 3−12 ジハード大陸〜「テロ最前線」のアフリカを行く 服部正法(はっとり まさのり)著 5冊 白水社 2018 徹底した現場取材からジハーディストの真の姿に肉迫(にっぱく)した戦慄のルポ。 3−13 ニッポンの刑事たち〜世の中への扉 小川泰平(おがわ たいへい)著 2冊 講談社 2017 元神奈川県警の著者が綴るドラマや小説が百倍面白くなる捜査の裏話。 医学 3−14 面白くて眠れなくなる人体 坂井建雄(さかい たつお)著 2冊 PHP研究所 2018 思わず誰かに話したくなる、精緻で複雑な人体の謎を紹介する。 3−15 脳には妙なクセがある 池谷裕二(いけがや ゆうじ)著 6冊 新潮社 2018 人間的な脳の本性の「クセ」を、気鋭の脳研究者が解説する。 3−16 使い捨てカイロで体をあたためるすごい!健康法 松原英多(まつばら えいた)著 1冊 ロングセラーズ 2017 3−17 10万個の子宮〜あの激しいけいれんは子宮頚がん(しきゅうけいがん)ワクチンの副反応なのか 村中璃子(むらなか りこ)著 4冊 平凡社 2018 現役医師の著者が、子宮頚がんワクチン問題の背景と、問題を追う中で見えてきた日本社会の闇に切り込む。 3−18 老けない人はこれを食べている 牧田善二(まきた ぜんじ)著 2冊 新星出版社 2017 食品 3−19 おくすり常備菜130〜悩みに合わせて選べる 大友育美(おおとも いくみ)著 2冊 ワニブックス 2015 体を温める、エネルギーを補う、心に効くといった8つの効能別に、手軽で飽きない常備菜を紹介。 3−20 ラーメンを科学する〜年間消費量60億食超!国民食の「うまさ」の正体 川口友万(かわぐち ともかず)著 3冊 カンゼン 2018 新たな味覚「うま味」とはどんな味なのか?ラーメンにまつわる様々な「なぜ?」を科学の力で徹底解明。 動物 3−21 犬の車いす物語 沢田俊子(さわだ としこ)文 1冊 講談社 2018 交通事故、病気などで、車いすを作ってもらった犬たちのドラマを紹介。 料理 3−22 捕まえて、食べる 玉置標本(たまおき ひょうほん)著 2冊 新潮社 2017 捕食の達人が行く、狩猟と料理!これまでの「捕まえて、食べる」活動の数々。 産業 3−23 葬送の仕事師たち 井上理津子(いのうえ りつこ)著 5冊 新潮社 2018 プロの言葉に耳を傾け、葬送の現場を見て歩いたルポルタージュ。 芸術 3−24 ゲゲゲの娘日記 水木悦子(みずき えつこ)著 3冊 KADOKAWA 2017 漫画家・水木しげるの次女悦子が、家族だけが知るおちゃめな素顔や父としての姿を生き生きと綴る。 3−25 人生はおもしろがった人の勝ち 萩本欽一(はぎもと きんいち)著 2冊 大和書房 2018 欽ちゃん流一度きりの人生を楽しむコツ! スポーツ 3−26 すもう道(どう)まっしぐら! 豪栄道豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)著 2冊 集英社 2017 2016年の大相撲秋場所で初優勝を果たした大関・豪栄道(ごうえいどう)の自叙伝。 言語 3−27 カタカナ語すぐ役に立つ辞典〜あの新語もわかる 日本語倶楽部(にほんごくらぶ)編 3冊 河出書房新社 2018 アサイン、コミットなどビジネスシーンで使われる言葉をわかりやすく、遊び心満載で解説! 詩歌 3−28 おどる詩あそぶ詩きこえる詩 はせ みつこ 編 1冊 冨山房インターナショナル 2015 声に出して、読んで楽しく心おどる詩の数々。 小説 3−29 明智小五郎回顧談(あけちこごろう かいこだん) 平山雄一(ひらやま ゆういち)著 6冊 ホーム社 2017 乱歩研究の第一人者が小説仕立てで描く名探偵の知られざる生涯。 3−30 九月の恋と出会うまで 松尾由美(まつお ゆみ)著 4冊 双葉社 2016 「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛文庫第1位」に輝いた、時空を超えた奇跡のラブストーリー。 3−31 刑事の血筋 三羽省吾(みつば しょうご)著 5冊 小学館 2018 キャリア官僚の兄とノンキャリの弟は、刑事だった父の汚名を晴らせるか?警察小説。 3−32 小言又兵衛天下無敵(こごとまたべえ てんかむてき)1〜血戦護持院ケ原(けっせん ごじいんがはら) 飯島一次(いいじま かずつぐ)著 4冊 二見書房 2018 小言が尽きない旗本のご隠居が、町人のなりをして大暴れ!奇想天外な時代小説誕生! 3−33 サーチライトと誘蛾灯(ゆうがとう) 桜田智也(さくらだ ともや)著 3冊 東京創元社 2017 夜の公園で起きた変死事件。解決の手がかりはカブトムシ!?とぼけた青年が巻き込まれるミステリ連作集。 3−34 年上の隣人妻 如月蓮(きさらぎ れん)著 3冊 フランス書院 2006 官能小説。 3−35 南朝の刺客(なんちょうのしかく)〜雅や(みやびや)京ノ介(きょうのすけ)2 麻倉一矢(あさくら かずや)著 3冊 徳間書店 2017 京ノ介は、家来とともに自作の和歌を売り歩く夕姫(ゆうひめ)と知り合い、和歌作りを手伝うことになったが? 3−36 ブロードキャスト 湊(みなと)かなえ 著 6冊 KADOKAWA 2018 陸上の名門高校に入学するも、ある理由から陸上部入部を諦めた少年は、なぜか放送部に入ることに! 3−37 平凡な革命家の食卓 樋口有介(ひぐち ゆうすけ)著 5冊 祥伝社 2018 国分寺(こくぶんじ)で初老の男性が死んだが現場に不審点はない。本庁への栄転をもくろむ警部補は、強引に単独捜査に乗り出す。 3−38 封神演義(ほうしんえんぎ)〜導(しるべ)なき道へ 藤崎竜(ふじざき りゅう)原作 吉上亮(よしがみ りょう)小説 3冊 集英社 2018 週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画「封神演義(ほうしんえんぎ)」その外伝を小説化。 エッセイ 3−39 好きになった人 梯久美子(かけはし くみこ)著 3冊 筑摩書房 2018 時代に鮮烈な足跡を残した人々を、深い取材のもとに描いてきた著者が、忘れられない人々について綴る。 外国文学 3−40 クリスマスも営業中?〜赤鼻のトナカイの町 ヴィッキ・ディレイニー 著 寺尾(てらお)まち子 訳 5冊 原書房 2017 愛らしいクリスマスの町ルドルフを特集するはずだった旅行誌の記者が殺された。クリスマス雑貨店を営むメリーが立ち上がる。