触読式振動時計「メテオ」の取扱説明書 1.形状と部品の説明 ゆで卵を半分に割って、割った面をスプーンでぐっと抑えたような、内側に少し湾曲している半球型の時計です。時計の内側には、時計の長い方向に並んで設けられた3つのボタンがあります。時計の形状は、長い方向を基準にして、一方の端部は薄く、他方の端部は厚く形成されています。親指を内側にして、厚さが薄い方を親指と人差し指で挟むように持ってください。 2.時刻を見る 厚さが薄い側にあるボタンが時間、真ん中のボタンが10分、厚い側のボタンが1分を知らせます。時間を知らせるボタンを、以下、時間ボタンと言います。10分を知らせるボタンを、以下、10分ボタンと言います。1分を知らせるボタンを、以下、1分ボタンと言います。 振動には2種類あります。短い振動が1、長い振動が5を示します。例えば、時間ボタンを押した場合、短い振動が3回あれば3時、長い振動が1回と短い振動が2回なら7時です。次に、真ん中の10分ボタンを押します。短い振動が3回なら30分、長い振動が1回なら50分です。同様に、1分ボタンで何分かがわかります。 例えば、6時03分の時。時間ボタンを押すと、長い振動が1回、短い振動が1回です。つまり、6時を表します。次に、10分ボタンを押します。振動はありません。3分なので10の単位はないからです。そして、1分ボタンを押します。短い振動が3回です。3分を表します。 3.時刻を合わせる 時刻を合わせたいときは、ボタンを長く押します。ボタンを3秒間押し続けると、長い振動があります。この長い振動が、時刻あわせモードになったことを示します。その後、ゆっくりと短い振動がありますので、合わせたい数字の回数のところでボタンを離します。 例えば、6時3分に合わせる場合。薄い側にある時間ボタンを長く押します。長い振動の後、短い振動が6回きたところで、指を離します(6時に設定されます)。次に、真ん中の10分ボタンを長く押します。長い振動の後、すぐに指を離します(0)。そして、1分ボタンを押します。長い振動の後、短い振動が3回きたところで、指を離します(3分に設定されます)。 以下、仕様と保証書は省略しています。 保証書は取扱説明書の裏面についています。