図書特集 <早川財団寄贈デイジー図書@> 原本はすべて早川書房発行です。今回は5タイトル紹介します。 @同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬(あいさか とうま)著(16:12) 2021年 ドイツとソ連との戦争が激化する1942年、母をドイツ軍に惨殺(ざんさつ)された少女は、復讐(ふくしゅう)のため、狙撃兵になることを決意する。第11回(2021年)アガサ・クリスティー賞大賞、第19回(2022年)本屋大賞受賞。 A探偵は追憶を描かない 森晶麿(もり あきまろ)著(7:28) 2021年 彼女と別れ、浜松の友人の家で暮らす売れない画家。ある日の1本の電話が、かつて描いた女優の肖像画を巡る事件に繋がる。『探偵は絵にならない』の続編。 B風巻(しまき)伊豆春嵐譜(いずしゅんらんふ) 鳴神響一(なるかみ きょういち)著(8:27) 2021年 明治7年、南伊豆・入間(いるま)村の漁師は、ある異人の命を救った。匿えば(かくまえば)お咎め(おとがめ)を受けると知りながら、彼は異人を助けると決意する。史実を元にした物語。 C三体(さんたい) 劉慈欣(りゅう じきん)著(18:18) 2019年 物理学者の父を文化大革命で亡くした女性科学者は、軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命に関わる計画が進んでいた。2015年ヒューゴー賞長篇部門、第51回(2020年)星雲賞(せいうんしょう)海外長編部門受賞。声優の祐仙勇(ゆうせん いさむ)による朗読。 Dストーンサークルの殺人 M.W.クレイヴン 著 東野さやか(ひがしの さやか)訳(15:13) 2020年 英国のストーンサークルで次々と発見される焼死体。被害者の体にはなぜか停職中の警察官の名が刻みつけられていた。2018年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞(最優秀長篇作品賞)受賞。