図書特集 <2021年度 読書感想文全国コンクール課題図書>音声デイジー図書18タイトルをご紹介します。 小学校低学年 7−56 あなふさぎのジグモンタ とみなが まい 作 たかお ゆうこ 絵 ひさかたチャイルド 2020 ジグモンタの仕事は、洋服にあいたあなをふさぐこと。長く使い続ける喜びを伝える絵本。 7−57 そのときがくるくる すずき みえ 作 くすはら 順子(じゅんこ)絵 文研出版 2020 なすびが嫌いなたくま。「いつかきっとおいしく食べられるようになる」ってほんとかなぁ。 7−58 みずをくむプリンセス スーザン・ヴァーデ 文 ピーター・H.レイノルズ 絵 さくま ゆみこ 訳 さ・え・ら書房 2020 だれもが、いつでも安全な水を使えるように。アフリカの、ある水くみ少女の一日を描く。 7−59 どこからきたの?おべんとう 鈴木まもる(すずき まもる)作 絵 金の星社 2020 ひとつのおべんとうから、世界のつながりが見えてくるユニークな食育絵本。 小学校中学年 7−60 わたしたちのカメムシずかん〜やっかいものが宝ものになった話 鈴木海花(すずき かいか)文 はた こうしろう 絵 福音館書店 2020 臭くてやっかいなカメムシを調べ始めた子どもたち。本当にあった夢のようなお話。 7−61 ゆりの木荘の子どもたち 富安陽子(とみやす ようこ)作 佐竹美保(さたけ みほ)絵 講談社 2020 遠い夏の日の呼び声にこたえ、子どもにもどったおばあさんたち。77年前の約束とは? 7−62 ぼくのあいぼうはカモノハシ ミヒャエル・エングラー 作 はたさわ ゆうこ 訳 杉原知子(すぎはら ともこ)絵 徳間書店 2020 気のやさしい男の子と、ちょっとすましたカモノハシの楽しい冒険物語。 7−63 カラスのいいぶん〜人と生きることを選んだ鳥 嶋田泰子(しまだ やすこ)著 岡本順(おかもと じゅん)絵 童心社 2020 きらわれもの!?のカラスにも言いたいことがある。驚くほど多彩な表情とは。 小学校高学年 7−64 エカシの森と子馬のポンコ 加藤多一(かとう たいち)作 大野八生(おおの やよい)絵 ポプラ社 2020 少女からおとなになる子馬(こうま)をやさしいまなざしで描く物語。 7−65 サンドイッチクラブ 長江優子(ながえ ゆうこ)作 岩波書店 2020 秘密のクラブ活動へようこそ。新たな世界に向きあっていく少女たちの成長物語。 7−66 おいで、アラスカ! アンナ・ウォルツ 作 野坂悦子(のざか えつこ)訳 フレーベル館 2020 子犬のときに飼っていたアラスカが、転校生の介助犬に。くやしくなったパーセルは…。 7−67 オランウータンに会いたい 久世濃子(くぜ のうこ)著 あかね書房 2020 深い森の中、高い木の上。オランウータンの不思議な生活をのぞいてみよう! 中学校 7−68 with you(ウィズ・ユー) 濱野京子(はまの きょうこ)作 くもん出版 2020 母親の介護に携わる「ヤングケアラー」の少女に恋をした中学生の物語。 7−69 アーニャは、きっと来る マイケル・モーパーゴ 作 佐藤見果夢(さとう みかむ)訳 評論社 2020 第二次世界大戦下。羊飼いの少年はユダヤ人の子どもたちの亡命に協力する。 7−70 牧野富太郎(まきの とみたろう)〜日本植物学の父 清水洋美(しみず ひろみ)文 里見和彦(さとみ かずひこ)絵 汐文社 2020 集めた標本40万点。名前をつけた植物1500種類。94年の人生を描く。 高等学校 7−71 水を縫う 寺地はるな(てらち はるな)著 集英社 2020 普通の人なんてない。世の中の普通や当たり前を問い直す、6人の家族の物語。 7−72 兄の名は、ジェシカ ジョン・ボイン 著 原田勝(はらだ まさる)訳 あすなろ書房 2020 自慢の兄はトランスジェンダー。家族4人の立場から性の問題を誠実に描く。 7−73 科学者になりたい君へ 佐藤勝彦(さとう かつひこ)著 河出書房新社 2020 研究生活、論文、ノーベル賞、科学の面白さを、著者が実例を交えて案内。