日本ライトハウス情報文化センター   「ワンブックワンライフ」2018年4月号   <<表紙イラスト>>  武部はつ子画:いろんな表情をしたチューリップが咲く中を、学生帽をかぶった男の子がランドセルの肩ひもを押さえながら走る。そのすぐ後ろを首からホイッスルをかけジャージ姿の青年も汗をかきながら走る。男の子は振り向いて「君もNEW FACE?」青年は頭を掻いて「うん…」犬も「♪〜」と追いかける   <<目次>>   ●掲示板(1頁)   ●センターの頁(2〜3頁)   ●ボランティアの頁(4〜6頁)   ●感謝報告(6頁〜9頁、別ファイル)   ●報告の頁(10頁)  以下は本文です。   ●掲示板(1頁) ◆川畠成道(かわばた なりみち)氏を迎えてチャリティコンサート  当法人では、第36回日本ライトハウス・チャリティコンサートを6月17日(日)13時30分から大阪市北区のザ・シンフォニーホールで開催します。今年は、ヴァイオリニストの川畠成道氏を迎え、澤 和樹(さわ かずき)指揮、千里フィルハーモニア・大阪の演奏で、シベリウスの「交響曲第2番二長調作品43」「ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47」他を演奏します。入場料3,500円(当日指定券引換)。視覚障害者招待のためのアミティチケット1,000円。当館3階総務係で販売します。お問合せは日本ライトハウス募金事業部(電話06-6968-1030、平日9時〜17時)まで。 ◆バリアフリー2018で「目のコーナー」を主催  今月開催の「バリアフリー2018〜第24回高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展」で、当館は今年も「目の見えない方・見えにくい方のための展示コーナー」を開設します。会期は4月19日(木)から21日(土)の3日間・10時から17時、会場は大阪市住之江区のインテックス大阪です。今回は16社・団体から、見やすい文具や電子書籍化支援システム、立体イメージプリンタ、暗所視支援眼鏡などが出展されるほか、今話題のOTON GLASS(オトングラス)の紹介と実演が21日(土)14時30分〜15時30分行われます。ガイドブックをご希望の方は、当館総務係までどうぞ。 ◆「しゃべる地形模型」を当館3階に常設展示  当法人点字情報技術センターでは、三菱財団の助成により「音声説明付き3次元地形模型」を研究開発。この程その成果である「しゃべる地形模型」を当館3階に常設展示することになりました。まず展示するのは阿蘇山。14cm四方の地形模型を触りながら、付属のペンで山の峰々や噴火口をタッチすると、パソコンがその名称をしゃべり、阿蘇カルデラの地形をイメージすることができます。この他、富士山、桜島などの地形模型を展示するほか、ルイ・ブライユやヘレン・ケラーの触れる肖像画も展示中。ご来館の際は、どうぞ当館3階にお立ち寄り下さい。 ◆4月28日(土)は29日(日・祝)の振替休館日  点字製作係を除きボランティア活動は休止します。5階サービス、4階会議室、3階総務は開室。5月の連休の休館は暦通りです。   <<センターの頁>>(2〜3頁) ●全国的な情報環境の向上と、地域の視覚障害者支援を目指して 2018年度の事業方針と、職員・業務体制のご紹介 いよいよ2018年度が始まりました。当館では、今年度もボランティアの皆様のご協力を得て、視覚障害をはじめ文字を読むことが困難な方々の情報環境の向上を目指して、努力して参ります。ちょうど3月23日の当法人理事・評議員会で今年度の事業計画が承認されましたので、その前文(方針)のご紹介とともに、4月からの職員・業務体制についてご報告いたします。なお、事業計画における西事業所とは当館、東事業所とは点字情報技術センターのことです。(館長 竹下 亘) ◆2018年度事業計画の前文(方針)  本年、わが国では、「マラケシュ条約」※の批准と、それに伴う著作権法の改正が国会で審議され、視覚障害に加え、上肢障害や神経難病等で紙の本を読むことが困難な人も音声・電子図書等を読むことが近く認められようとしている。また、これに合わせて「読書バリアフリー法」の立法化も進められており、これが実現すれば、サピエ図書館を柱として、点字・録音に加え、アクセシブルな電子図書等の収集・提供が公立図書館や学校・大学図書館の義務に定められることになる。  こうした流れの中、情報文化センターは、全国視覚障害者情報提供施設協会の理事長施設として、全国の先頭に立って「情報共有社会」の実現を牽引するとともに、東・西事業所と大阪市運営委託による早川福祉会館点字図書室の3拠点において、全国の視覚障害者をはじめとする読書障害者に“学び、働き、暮らし、楽しむ”ことに役立つ情報を、多様な媒体で製作・提供する。また特に、「点字たねまき事業」により全国唯一の児童雑誌を発行するなどして、点字利用の拡大を図ると同時に、「HyMe(ハイミー)事業」により、当館の誇る専門音訳技術と電子書籍の統合発展を目指す。 さらに、地域の視覚障害者に対しては、西事業所を拠点に、インターネットと情報通信機器、視覚補助具の利用支援を進めるとともに、文化・コミュニケーション活動の振興を応援する。また、高齢のロービジョン者や中途視覚障害者が激増する中、大阪府内の眼科医と視覚障害関係施設・団体を結ぶ「大阪あいねっと」の事務局を引き受けるとともに、全国の注目を集める神戸アイセンターをはじめ眼科医療機関等とのネットワークを拡大し、地域における視覚障害者支援の中心機関としての役割を果たしていく。  ※「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」=加盟国において、視覚障害者をはじめ読字障害者や上肢障害者等が録音図書や電子書籍を読む権利を保障し、批准国間の相互貸借を進めることを目的とする国際条約。国連・世界知的所有権機関(WIPO(ワイポ))で2013年に採択され、20ヶ国が加盟した2016年から発効している。 ◆著作権法改正との関わりと地域支援について 前文は以上です。マラケシュ条約と著作権法改正は、視覚障害者や点字図書館に直接的な影響はありませんが、@当館の長年にわたる対象者とメディアの拡大の取り組みが実を結んだこと、A新たに録音・電子図書を読むことが認められる方々の「本」は、ほとんどが点字図書館とボランティアが製作・所蔵しているものであること、B今後、視覚障害以外の方々に対する公立・学校・大学図書館等の情報提供の責任が増す中、サピエ図書館をはじめ当館などが果たすべき協力・支援の役割も高まることが、当館の事業と大きく関わる点だと考えています。こうした読書環境の変化の中で、当館が製作する点字・録音・電子図書と、その製作技術の位置づけがこれまで以上に高まり、重要性が増していくことは疑いありません。その意味でボランティアの役割と技術に対する評価と期待もさらに高まっていきますので、これからもますますのご協力とご活躍をお願いいたします。 また、地域の視覚障害者に対する支援は、ボランティアの方々が直接関わる機会は少ないと思いますが、私たちの情報提供サービスの根幹であり、目的でもありますので、ぜひご理解とご支援をお願いいたします。 ●新年度の職員配置と業務体制について 当館では、今年初めから正職員・嘱託職員の公募・採用を行った結果、4月から以下のような職員配置で業務することになりました。大きな異動は、図書・情報係の谷口由紀主任を製作部メディア製作センター主任にして、久保田部長を補佐して製作部全体に従事。一方、サービス部図書・情報係のリーダーに山岡幸雄を任命するとともに、新任の伊藤信乃を採用したことです。またメディア製作センターの点字・デイジー・電子書籍の3係を「ユニット」と命名し、それぞれに主任かリーダーを配置します。新任・異動職員が業務に慣れ、体制が整うまで、ご迷惑をかけることと思いますが、業務の安定と発展を目指した配置ですので、どうかご理解とご協力をお願いいたします。以下、「新」は新任職員、「L」はリーダーの略です。(異動一覧は8頁に掲載。) 【3階 総務部】  橋口勇男(専務理事・顧問)、竹下 亘(館長)、林田 茂(主幹)、今村竹志、曽禰一子、松井友美恵、馬場玲衣(音声解説) 【サービス部】 岡田 弥(サービス部長) 5階 サービス部 機器・用具係  松本一寛(主任)、岡本 昇、原田美貴、花田潤子、 加治川千賀子、江島英夫、佐々木順子、須貝直美、山口 浩、前北純弥、竹田幸代、上見美智子、川口千代 アルテビル9階 サービス部図書・情報係  山岡幸雄(L)、伊藤信乃(新)、福田直樹、杉原佳子、樋口あゆみ、伊藤淳子(新) 【製作部】 久保田文(製作部長)  谷口由紀(メディア製作センター主任) 6階 製作部録音製作フロア 木田陽子(L)、内藤流津、米村孝子 7階 製作部メディア製作センター・デイジーユニット 白坂マナミ(L)、林 登、伊藤真資、小西美希、岡田直美(新)、久住拓子(新) 8階 点字製作フロア(メディア製作センター点字ユニット兼務) 奥野真里(主任)、稲田久美、大川靖子(新)、小原二三夫 メディア製作センター電子書籍ユニット 長本 幹(L)、太田和美(新) 【3階 全視情協】正井和子、西井敦子 ●「ヘレン・ケラー没後50年を偲んで」の企画が進行中  当法人では11月23、24の両日、大阪市中央公会堂で「ヘレン・ケラー没後50年を偲んで〜ヘレン・ケラーと岩橋武夫」を開催します。この記念事業では、ヘレン・ケラー女史と日本ライトハウス創業者岩橋武夫の足跡を辿りながら、その思想や理念を振り返り、再び歩み出すための機会とすることを願っています。詳細は順次お伝えしますので、ぜひご予定下さい。(実行委員 林田 茂) 【プログラム】 日程 11月23日(金 祝日)、24日(土) 場所 大阪市中央公会堂(中集会室、特別室 他)  期間中は、展示ブースを設けて、貴重な資料や写真、映像、音声等を展示。また両日ともに朗読演劇を各1回ずつ公演し、ヘレン・ケラー女史の奇跡と岩橋武夫との出会いを新しい視点で披露します。そして24日には、記念式典とあわせて、元厚生労働事務次官 村木厚子さんをお招きし、特別講演を実施する予定です。なお、今回の企画を記念して『岩橋武夫〜義務ゆえの道行』復刻版の発行を予定しています。 日本ライトハウス情報文化センター ホームページでも掲載を開始しました。中央のマーク(実際はカラーです)は、ヘレン・ケラー女史の「ランプの灯火」から想起したロゴマークです。今後いろんな場面で使用させていただき、今回の記念企画へのご理解と周知につなげて参ります。   <<ボランティアの頁>>(4〜5頁) ●ボランティア交流会で活動歴30年・20年以上の18人に感謝状  今年度のボランティア友の会交流会が3月8日(木)、玉水記念館で開催され、ボランティアの皆様と職員を合わせ、例年を上回る160人が集いました。感謝式典では、30年・20年以上の永きにわたり活動されているボランティアの方々に、当法人の橋口専務理事より感謝状を贈呈いたしました。続く記念講演では、テノール歌手で中国笛奏者の楊雪元(よう せつげん)さんを11年ぶりに迎え、艶やかな歌声とシンセサイザーの弾き語りによる古今東西の歌曲や、いろいろな笛を使い分けての演奏、軽妙なトークを満喫しました。その後、友の会総会に続き、美味しいお弁当とバザーを楽しみ、昼食後の表彰者インタビューでは、ボランティア活動を人生のかけがえのない一部として歩んでこられたお一人おひとりのお話に共感の輪が広がりました。(総務係 松井友美恵) 壇上で表彰者の記念写真 当日ご出席の受賞者 前列左から中澤康子さん、有末 道さん、遠藤敬子さん、大西祥子さん、武部はつ子さん岩井正雄さん 後列左から竹下館長、橋口専務理事、山崎 彰さん、北川温子さん、八田芙未子さん、福元悦子さん、M 欣子さん、加尾美千子さん (当日ご欠席)鴻農高子さん、荒木良子さん、奥井秀子さん、的場操代さん、片山淳子さん、窪田菜穂子さん ●感謝状贈呈者のプロフィール ◆活動歴30年以上 【点訳】1人 鴻農(こうの)高子さん 早川で点訳を始められ、当館では伝記や歴史書、宗教といった専門書をはじめ、海外の文化や紀行文など約85タイトルを点訳。 【録音】5人  荒木良子(よしこ)さん 専門音訳「東洋医学チーム」、「古典チーム」に所属。季刊誌「鍼灸OSAKA」をはじめ、専門書のデイジー編集・校正多数。 有末 道さん スタジオ録音・木曜チーム所属。長編小説・地理歴史系の資料をはじめ様々なジャンルの図書を多数音訳・校正。 遠藤敬子さん 専門音訳「古典チーム」所属。今年度、鉄道弘済会地区表彰・朗読の部をご受賞。早川福祉会館でも指導者として活躍中。 大西祥子(さちこ)さん 有末さん、中澤さんと同期。長年のスタジオ録音の後、大阪から遠方に引っ越された後も、ご自宅で校正を継続中。 中澤康子さん 主にご自宅での校正作業を主として活動中。図表の多い資料や外部委託による専門書の校正も担当。 【対面リーディング】1人 奥井秀子さん 地域で音訳グループを主宰されながらの活動。最近は経済小説や新聞など、矢継ぎ早のお願いをいつもご快諾いただいている。 【図書・情報】2人 武部はつ子さん 貸出図書の準備、返送図書の点検、書庫の整理作業を主に担当。作業は丁寧で正確。「ワンブック」の表紙絵も長年ご担当。 【図書・情報、及び早川福祉会館点字図書室】岩井正雄さん 当館と早川で点訳に加え、諸作業もご担当。現在93歳、ご自宅で点訳校正や後輩の指導も続けておられます。  ◆活動歴20年以上 【点訳】2人 加尾美千子さん 多数の蔵書の点訳・校正の他、英語点訳にも取り組まれ、高校・大学のテキストを点訳。最近は絵本の点訳・校正も。 福元悦子さん 幅広い分野の図書を多数点訳・校正。理数系の分野にも精通されており、プライベート点訳や教科書点訳にもご協力。 【対面リーディング】1人 山崎 彰さん 人物伝、ドキュメンタリーなどを中心にご担当。10年間にわたり友の会の世話人、また代表もお引き受けくださいました。 【録音】4人 北川温子(あつこ)さん 専門音訳「理数チーム」、「古典チーム」所属。家庭録音チーム「金糸雀」のお世話役、音訳V養成講習会の講師もご担当。 八田芙未子さん デイジー編集を中心に活動中。細かい作業が必要な図書のほか、録音時間が10時間を超える資料もご担当いただいています。 M 欣子(よしこ)さん 専門音訳「理数チーム」、「古典チーム」所属。月刊「サイエンスかわら版」など専門書の音訳・校正・デイジー編集をご担当。 的場(まとば)操代さん 専門音訳「英語チーム」所属。月刊「英語よもやま通信」をはじめ、英語が含まれる資料の音訳・校正をご担当。 【パソコンサポート】2人 片山淳子さん 第2回パソコンサポートボランティアを受講され、サポート活動の後、今もパソコン講習会の補助をお願いしています。 窪田菜穂子さん 第2回パソコンサポートボランティア講習会受講後、長年パソコンサポートを続けられ、代表も引き受けてくださいました。  ◆2017年度「ボランティア友の会・総会」で報告・承認された事項  当日は、午前の部の最後に「ボランティア友の会総会」を開催し、世話人会9人の皆さんの進行で以下の事項が報告、承認されました。世話人を退任される神谷考子(かみたに やすこ)さん(対面)、那須由美子さん(音声解説)、森 美恵子さん(電子書籍)、山本普実雄さん(点訳)、お世話になり、ありがとうございました。留任と新任の皆さま(次頁にお名前を掲載)、どうぞよろしくお願いいたします。 〔1〕2017年度活動報告  行事 1.ボランティア交流会・総会  3月7日(火)  交流会参加者:142人  岩田美津子さん(てんやく文庫)ご講演他 2.ガイド体験会「視覚障害体験で見えること」 5月31日(水) 参加者:20人 視覚障害の基本講座、ワークショップ  (歩行・手引き体験、絵や写真を言葉で説明、アイマスクを着けて触る・味わう) 3.施設見学交流会   10月31日(火) 参加者:43人  天満天神繁昌亭・大阪キャッスルホテル(視覚障害アマチュア落語家さんのお噺付き)  世話人会報告 3月30日(木) 第1回世話人会  ・新旧世話人引き継ぎ  ・2017年度世話人の役割分担決定  ・ボランティア交流会・総会の反省 5月11日(木) 第2回世話人会  ・ガイド体験会内容確認  ・施設見学会について 7月6日(木) 第3回世話人会  ・ガイド体験会の反省  ・施設見学会について検討 9月7日(木) 第4回世話人会  ・施設見学会の検討 11月9日(木)第5回世話人会  ・施設見学会の詳細確定  ・対面リーディングVの集いへの助成  ・ボランティア友の会交流会内容検討 2018年1月11日(木)第6回世話人会  ・施設見学会の反省  ・ボランティア友の会交流会準備について  ・次期世話人について 3月7日(水)第7回世話人会  ・交流会・総会の事前準備・打ち合わせ  ・バザー用品値付け  〔2〕2017年会計報告 収入 前期繰越金         408,751 交流会会費          125,000    バザー収入        79,800    募金・寄付金         55,350    郵便貯金利息         3   合 計        668,904 支出 交流会経費       208,300 体験会経費         15,032    施設見学会(落語謝礼)     3,000    同(講師・ヘルパー昼食代)   2,400    助成金(友の会文庫助成金)  10,000   世話人会経費        16,200   次期繰越金     413,972 合 計     668,904 〔3〕2018年度世話人(敬称略) 留任 代表:小倉玲子(録音) 高階秀男(電子書籍) 橋本万里(録音) 増尾明子(対面) 雪岡加奈子(点訳) 新任  大村登子(対面) 川添美智子(音声解説) 小泉憲一(点訳) 小林弘子(図書情報) 三原佳子(録音) 退任 神谷考子(対面) 那須由美子(音声解説) 森 美恵子(電子書籍) 山本普実雄(点訳)   ●報告の頁(8頁) ◆点訳・音訳体験オープンデーに76人  より多くの方々に点訳・音訳等のボランティア活動に関心を持っていただくため、当館では今年も3月9日(金)・10日(土)の2日間、「点訳・音訳体験オープンデー」を開催。2時間単位で6回の説明・実習・見学を行ったところ、参加者は合計76人に達しました。ぜひこの中から次代のボランティアが誕生するとともに、視覚障害者への理解や応援が広まることを願っています。 ◆事故やケガの際は「ボランティア保険」を 当館で活動されるボランティアの方には、ボランティア保険をかけています。ご自宅と当館の間の往復や館内でケガをされたり、事故に遭った時は対象となり、保険金が支払われます。万一の時は、どうぞご遠慮なく所属の各係か総務係までご相談ください。 ◆警報時のボランティア活動休止規定  当館では4月から、大阪市内に「暴風警報」か「特別警報」のいずれかが発表された場合、以下のようにボランティア活動と館内サービスを休止させていただきます。(前号で誤字があったため再掲載します。)  @午前7時現在、警報が出ている場合=午後1時まで休止  A午前10時現在、出ている場合=全日休止  B午前10時以降出た場合=出た時点で休止  Cその他、館長が危険と判断した場合 ◆2017-2018年度の人事異動(3頁参照)  退職 製作部 土橋貞子(点字製作係)、児玉智子(電子書籍係)、酒徳瑠美(メディア製作センター)、田智子(点字製作係) サービス部 中川亜希子(図書・情報係)  採用 製作部 大川靖子(点字製作係)、岡田直美(メディア製作センターデイジーユニット)、久住拓子(ひさずみ ひろこ)(同)、太田和美(メディア製作センター電子書籍ユニット)、サービス部 山口 浩(機器・用具係)、伊藤信乃(しの)(図書・情報係)、伊藤淳子(同)  異動 谷口由紀 主任(サービス部図書・情報係→製作部メディア製作センター)  あゆみ 【3月】 1日 対面リーディングボランティア研修会 6日 ダスキン第19期研修生来館(〜24日) 7日 ボランティア世話人会 8日 全館休館:ボランティア交流会(玉水記念館)・情報文化センター職員会議 9日・10日 点訳・音訳体験オープンデー 20日 音訳ボランティア講習会(3)修了式 23日 日本ライトハウス評議員会・理事会 31日 5階サービスフロア臨時休室(棚卸)  予定 【4月】 13日 日本ライトハウス新任職員研修 14日 オープンデー(館内見学日、要予約) 17日 音訳V養成講習会(1)(2)火曜日開講 18日 音訳V養成講習会(1)(2)水曜日開講 19日 バリアフリー展(〜21日インテックス大阪) 28日 わろう座 落語会 編集後記 この春で息子は中学生。思い返すと5歳の時からずっと一緒にサッカーをやってきました。下手くそだったのに最終的には大阪市の代表チームまでに。息子や子どもたちに「コーチ!コーチ!」と呼ばれなくなると思うととっても寂しい。泣いたり笑ったり、悔しい思いをしたり、怒ったり、また笑ったり、選手たちはいつもワクワクさせてくれました…。コーチも卒業。もう同じフィールドで戦うことはできないけど、これからも全力で応援したい。(茂)     ONE BOOK ONE LIFE(ワンブックワンライフ) 2018年4月号  発行 社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター(館長 竹下 亘)  住所 大阪市西区江戸堀1-13-2(〒550-0002)     TEL 06-6441-0015     FAX 06-6441-0095     E-mail info@iccb.jp  表紙絵 武部はつ子  発行日 2018年4月1日  定価 1部100円 年間購読料1,000円