見えなくても使えるiPhone -- VoiceOverのジェスチャー一覧、キーボードショートカット、点字コマンドの一覧表(2019年1月現在 iOS 12) 　この一覧表は三つのチャプターから構成されています。 　チャプター1　「ボイスオーバーのジェスチャー一覧」 VoiceOver環境での特有のジェスチャーを紹介しています。 それぞれのジェスチャーに対応したキーボードショートカットと点字コマンドも記載してあります。 　チャプター2　「キーボードからのショートカットキー一覧」 キーボードを使えば、ジェスチャーでは用意されていない細かな操作法が利用できます。 　チャプター3　「点字デバイスからの制御コマンド一覧」 対応した点字ディスプレイをペアリングさせることで、そのキーボードからコマンドを入力して操作することができます。 項目の先頭にはそれぞれ以下の記号を付記しています。 文字検索などを利用しながら閲覧ください。 ■■　大見出し ■　小見出し 目次の始まりには「はじまり」を、目次の終わりには「おわり」と記しています。 目次を読むのが面倒な人は、「目次　おわり」にジャンプして読み進めてください。 ---------- 目次　はじまり ---------- ■■はじめに ■■チャプター1　VoiceOverのジェスチャー一覧(2019年1月現在 iOS 12) ■1-1　基本的な用語の説明 ■1-2　スワイプとフリックのジェスチャーについて ■1-3　共通のジェスチャー ■1-3-1　1本指でのジェスチャー ■1-3-2　2本指でのジェスチャー ■1-3-3　3本指でのジェスチャー ■1-3-4　4本指でのジェスチャー ■1-3-5　その他の操作 ■1-4　ホームボタンのないiPhoneで使えるジェスチャー ■1-5　iPadで使えるジェスチャー ■1-6　ホームボタンのあるiPhoneとiPadでのボタンの働き ■1-7　ホームボタンのないiPhoneでのボタンの働き ■1-8　ハードウェア再起動の方法 ■■チャプター2　「キーボードからのショートカットキー一覧」 ■2-1　一般的なショートカット ■2-2　VoiceOver読み上げ関連のショートカット ■2-3　クイックナビゲーションがオンの状態で使えるショートカット ■2-4　文字編集で利用できるショートカット ■2-5　その他のショートカット ■2-6　1文字クイックナビゲーションがオンの状態で使えるジャンプ関連のショートカット ■2-7　クイックナビゲーションのモードにかかわらず利用できるジャンプ関連のショートカット ■2-8　Safariで使えるショートカット ■2-9　メールで使えるショートカット ■2-10　カレンダーで使えるショートカット ■2-11　メモで使えるショートカット ■2-12　ファイルで使えるショートカット ■2-13　マップで使えるショートカット ■2-14　特殊記号の入力 ■■チャプター3　「点字デバイスからの制御コマンド一覧」 ■3-1　デフォルトの点字コマンド ■3-2　点字デバイスからの文字列のコピー操作 ■3-3　点字ディスプレイでの日本語表示について ■■VoiceOver関連の情報源 ■■著作権について ---------- 目次　おわり ----------- ______________________________________ ■■はじめに 　この一覧表は視覚障害を持つ筆者がまとめたものですが、VoiceOver環境のiPhoneを使い始めた当時、具体的で頭に入りやすいマニュアルを見つけることができなかったので、自分の備忘録のためにまとめたものです。 　「見えなくても使えるiPhone　--　VoiceOverでの操作解説」のテキストの付録的な位置づけですが、ある程度の操作ができる人にとっては文字数の多いテキストを読むよりも、こちらの一覧表を確認した方が分かりやすいと思います。 　この一覧表が視覚障害ユーザーはもちろんのこと、VoiceOverを使ってみたいという人たちにとって参考になればうれしく思います。 　家族や友人に視覚障害を持つ人がいて、もしその人がiPhoneやiPadなんて使えないものだと思い込んでいたら、こんな方法で使えるみたいだよと、ぜひお伝えしてみてください。 　また、携帯電話ショップや量販店の販売員の方にはVoiceOverについての問い合わせがあった時に対応できるよう役立てていただけると幸いです。 　ところで、筆者は視覚障害者や読書み困難のある人向けのインターネット図書館サービスである『サピエ』を応援しています。 　朗読図書や点字図書の製作、それら書籍の貸し出しが行われています。その運営費は寄付金や関連団体からの資金でまかなわれています。しかし、必死のパッチで運営されている状況のようです。 　この一覧表が役に立ったと感じて下さって、もし貴方が経済的に余裕があれば、応援していただけるとありがたいです。 サピエとは https://www.sapie.or.jp/sapie.shtml 全視情協:全視情協とは - ご寄付のお願い http://www.naiiv.net/about/?20160221 ______________________________________ ■■チャプター1　VoiceOverのジェスチャー一覧 (2019年1月現在 iOS 12) 　タッチ操作の一覧と、それに対応したキーボードのショートカットと点字コマンドの一覧です。 　アップルキーボードのレイアウトはWindowsキーボードと異なっています。 　キーの名称の違いとショートカット全般の一覧は別のチャプターで紹介しています。 ______________________________________ ■1-1　基本的な用語の説明 「タッチ」 画面に指をつけること。 「タップ」 画面をトンと軽くたたく 「スワイプ」 画面につけた指を指定の方向に少しスーッと滑らせてから指を離します。ほうきでホコリを祓うようなしぐさです。 「フリック」 指定の方向に勢いよく指を動かすような、ひっかくような動きです。ホコリをはじき飛ばすようなしぐさです。 「ホールド」 画面に指をつけたままにする(長押し) 「スライド」 画面に指をつけて、そのまま滑らせます。 「ドラッグ」 画面に指をつけて、目的の場所まで滑らせます。 「ローター」 2本の指を使ってダイヤルを回すしぐさ 「スクラブ」 2本の指を使ってゴシゴシとこするしぐさ ______________________________________ ■1-2　スワイプとフリックのジェスチャーについて 　似たような指の動きになりますが、実行できる内容は同じです。 　スワイプはほうきで掃くようなしぐさで、フリックは勢いよくはじくようなしぐさになります。 　iPhoneのユーザガイドではスワイプという表現が採用されているので、ここではそれにしたがってフリックという表現は使っていません。 フリック操作に慣れ親しんでいる人は、言葉を置き換えて読んでください。 　ただし、VoiceOverのジェスチャー練習モードではフリックという表現が使われています。 ______________________________________ ■1-3　共通のジェスチャー 　ここでは、ジェスチャー、しぐさ、実行の内容、利用シーン、キーボードショートカット、クイックナビゲーションがオンになっている時のキーボードショートカット、点字コマンド、標準ジェスチャーの順に記しています。 　該当する項目がない部分については、それを省略しています。 　キーボードショートカットの欄にVOと表記しているのは、二つのキーの組み合わせを意味します。 　VoiceOverでよく多様されるキーの組み合わせをVOキーと呼びますが、これはコントロールキー+オプションキーの略です。Windowsのキーボードではコントロールキー+ALTキーに相当します。 　iOS 9からはコントロールキーとオプションキーの組み合わせをCapsLockキーに置き換えることもできるようになっています。 ______________________________________ ■1-3-1　1本指でのジェスチャー タッチ 「しぐさ」 画面に指をつけます。 「実行の内容」 指下の項目を読み上げて選択状態にします。 「利用シーン」 画面に表示されている内容を読み上げさせる時に使います。 ダブルタップ 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩きます。 「実行の内容」 項目の実行 「利用シーン」 項目が選択状態になっていたら、その項目を実行します。アプリやボタンなど。 「キーボードショートカット」 VO + スペース 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 上矢印 + 下矢印 「点字コマンド」 3-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指でシングルタップ スプリットタップ 「しぐさ」 まず一本の指で目的の項目にタッチします。つづいてもう一本の指を画面のどこでもよいのでタップします。 「実行の内容」 項目の実行 「利用シーン」 ダブルタップと同じ結果になります。まず1本の指で項目を選択状態にしてからもう1本の指で実行操作に移るので、選択項目から指がずれてしまう心配は少なくなります。 トリプルタップ 「しぐさ」 トン・トン・トンと画面を3回叩きます。 「実行の内容」 標準ジェスチャーのダブルタップと同じ働きをします。 「標準ジェスチャー」 1本指でダブルタップ 1本指でのダブルタップ&ホールド 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩いて、2回目のタップでは指を離さずに画面にタッチさせたままにします。 「実行の内容」 標準のジェスチャーを利用できるようにします。 「利用シーン」 様々な場面で利用できます。 アプリの削除や移動を実行するモードに入ります。音楽再生時に早送りや巻き戻しの操作ができます。 「キーボードショートカット」 シフト + VO + M 「点字コマンド」 3-6-7-8 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指で長押し 右スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。右に向けて。 「実行の内容」 次の項目へ移動。 「キーボードショートカット」 VO + 右矢印 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 右矢印 「点字コマンド」 4 + スペース 左スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。左に向けて。 「実行の内容」 前の項目へ移動。 「キーボードショートカット」 VO + 左矢印 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 左矢印 「点字コマンド」 1 + スペース 上スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。上に向けて。 「実行の内容」 選択したローター・カテゴリー内で前の項目に移動します。 「利用シーン」 様々な場面で利用できます。文字やリンク単位では前へ移動、索引バーで前に向けて移動、音量アップなど。 ピッカー操作でも使用します。 「キーボードショートカット」 VO + 上矢印 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 上矢印 「点字コマンド」 3 + スペース 下スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。下に向けて。 「実行の内容」 選択したローター・カテゴリー内で次の項目に移動します。 「利用シーン」 様々な場面で利用できます。文字やリンク単位では次へ移動、索引バーで後ろに向けて移動、音量ダウンなど。 ピッカー操作でも使用します。 「キーボードショートカット」 VO + 下矢印 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 下矢印 「点字コマンド」 6 + スペース ステータスバーにタッチした後でダブルタップ 「しぐさ」 まずステータスバーにタッチします。一度指を離してからトン・トンと2回画面を叩きます。 「実行の内容」 トップにスクロール 「利用シーン」 ウェブページなど、縦にスクロールする画面では、最初のページを表示します。 ______________________________________ ■1-3-2　2本指でのジェスチャー シングルタップ 「しぐさ」 トンと1回画面を叩きます。 「実行の内容」 連続読み上げの一時停止と再開 「利用シーン」 メールなどを連続読みさせている時に読み上げを停止させます。もう一度同じ操作を行うとその場所から読み上げが再開されます。 「キーボードショートカット」 コントロールキー 「点字コマンド」 1-2-3-4 + スペース ダブルタップ 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩きます。 「実行の内容」 アクションの開始と停止 「利用シーン」 様々な場面で利用できます。電話の応答や切断、音楽やビデオの再生や一時停止、カメラの撮影、ビデオカメラの録画開始と停止、音声認識の停止など。 「キーボードショートカット」 VO + ハイフン 「点字コマンド」 1-5-6 + スペース トリプルタップ 「しぐさ」 トン・トン・トンと画面を3回叩きます。 「実行の内容」 項目セレクタ 「利用シーン」 画面に表示されている項目をアルファベット順に並べ替えて表示します。ホームボタンを押すと元の画面に戻ります。 項目セレクターの画面になると画面の上部に検索ボックス、右上に目次と索引の操作バーが表示されます。 「キーボードショートカット」 VO + I 「点字コマンド」 2-4 + スペース 2本指でのダブルタップ&ホールド 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩いて、2回目のタップでは指を離さずに画面にタッチさせたままにします。 「実行の内容」 カスタムラベルの割り当て。 項目に名前を付けることができます。 「利用シーン」 名前の付いていないボタンや好きな名前に変更したい項目の場所で実行します。 「キーボードショートカット」 VO + スラッシュ 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + スラッシュ 「点字コマンド」 1-2-3-4-6 + スペース 右スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。右に向けて。 「実行の内容」 関連コンテンツに移動 「キーボードショートカット」 VO + J 上スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。上に向けて。 「実行の内容」 最初の項目から連続読みさせます。 「利用シーン」 メールやウェブページを閲覧する時に便利です。 「キーボードショートカット」 VO + A 「点字コマンド」 2-4-5-6 + スペース 下スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。下に向けて。 「実行の内容」 選択した項目から連続読みさせます。 「キーボードショートカット」 VO + B 「点字コマンド」 1-2-3-5 + スペース ステータスバーにタッチした後で下スワイプ 「しぐさ」 まずステータスバーにタッチします。一度指を離してから下に向けてスワイプ、ほうきで掃くように指をスーッと動かします。 「実行の内容」 スピーチ機能の画面読み上げを開始します。 「利用シーン」 　VoiceOverのオンとオフにかかわらず、画面内容を読み上げます。 設定アプリの中の「一般」、「アクセシビリティ」、「スピーチ」、「画面の読み上げ」がオンになっている必要があります。E30 「標準ジェスチャー」 画面の上端から2本指で下スワイプ ______________________________________ ■1-3-3　3本指でのジェスチャー シングルタップ 「しぐさ」 トンと1回画面を叩きます。 「実行の内容」 項目の概要を読み上げる 「利用シーン」 現在の画面の位置やページ数、イメージの説明、テキストフィールド内では挿入ポイントの位置を読み上げます。 「キーボードショートカット」 VO + F3 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 　VO + F3 「点字コマンド」 3-4 + スペース ダブルタップ 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩きます。 「実行の内容」 VoiceOver音声の消音切り替え 「利用シーン」 読み上げの音声を消したり再開します。 音楽の再生時や録音の操作中、VoiceOverの声が不必要な時に利用します。 「キーボードショートカット」 VO + S 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + S 「点字コマンド」 1-3-4 + スペース トリプルタップ 「しぐさ」 トン・トン・トンと画面を3回叩きます。 「実行の内容」 スクリーンカーテンのオンとオフ 「利用シーン」 画面を消したり付けたりします。 バッテリーを長持ちさせたい時や他人から画面をのぞき見されないために使います。 「キーボードショートカット」 VO + F11 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + F11 「点字コマンド」 1-2-3-4-5-6 + スペース クアドラプルタップ 「しぐさ」 トン・トン・トン・トンと画面を4回叩きます。 「実行の内容」 直前に読み上げた内容をクリップボードにコピーします。 「利用シーン」 読み上げた内容の文字列をコピーできるので、テキストフィールドにペーストする時に使えます。 「キーボードショートカット」 シフト + VO + C 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 シフト + VO + C 右スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。右に向けて。 「実行の内容」 前のページへ移動、画面を左スクロールします。 「利用シーン」 ホーム画面やアプリ内で前ページに移動します。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 左矢印 「点字コマンド」 2-4-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の右スワイプ 左スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。左に向けて。 「実行の内容」 次のページへ移動、画面を右スクロールします。 「利用シーン」 ホーム画面やアプリ内で次ページに移動します。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 右矢印 「点字コマンド」 1-3-5 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の左スワイプ 上スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。上に向けて。 「実行の内容」 次の画面へ移動、下スクロールします。 「利用シーン」 メール本文やウェブページなどで次の画面にスクロールします。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 下矢印 「点字コマンド」 1-4-5-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の上スワイプ 下スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。下に向けて。 「実行の内容」 前の画面へ移動、上スクロールします。 画面を引き下げて更新。 ホーム画面ではスポットライト検索画面を表示。 「利用シーン」 メール本文やウェブページなどで前の画面にスクロールします。 アプリによっては表示内容を更新する目的でも利用できます。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 上矢印 「点字コマンド」 3-4-5-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の下スワイプ ステータスバーにタッチした後で下スワイプ 「しぐさ」 まずステータスバーにタッチします。一度指を離してから下に向けてスワイプ、ほうきで掃くように指をスーッと動かします。 「実行の内容」 通知を表示 「利用シーン」 天気アプリなど通知設定しているアプリの通知内容を表示させます。 「キーボードショートカット」 Vo + ページアップ 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 Vo + ページアップ 「点字コマンド」 4-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 画面の上端から1本指で下スワイプ ステータスバーにタッチした後で上スワイプ 「しぐさ」 まずステータスバーにタッチします。一度指を離して、画面の真ん中辺りからステータスバーに向けてスワイプ、ほうきで掃くように指をスーッと動かします。 「実行の内容」 コントロールセンターを表示 「利用シーン」 機内モード、Wi-Fi、Bluetooth、画面の向きのロック、メディアの再生コントロールなどを表示させて、それぞれ設定の操作ができます。 「キーボードショートカット」 Vo + ページダウン 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 Vo + ページダウン 「点字コマンド」 2-5 + スペース 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ ______________________________________ ■1-3-4　4本指でのジェスチャー 画面の上半分の場所でシングルタップ 「しぐさ」 画面の上半分の場所でトンと1回画面を叩きます。 「実行の内容」 最初の項目へ移動します。 「利用シーン」 ウェブページの先頭に移動する時に活用できます。 また、アプリによっては先頭に「もどる」ボタンが配置されていることが多いので素早く移動できます。 「キーボードショートカット」 VO + ホーム 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 コントロール + 上矢印 「点字コマンド」 1-2-3 + スペース 画面の下半分の場所でシングルタップ 「しぐさ」 画面の下半分の場所でトンと1回画面を叩きます。 「実行の内容」 最後の項目へ移動します。 「キーボードショートカット」 VO + エンド 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 コントロール + 下矢印 「点字コマンド」 4-5-6 + スペース ダブルタップ 「しぐさ」 トン・トンと2回画面を叩きます。 「実行の内容」 ヘルプモードの開始と停止 「利用シーン」 ヘルプモードではVoiceOver特有のジェスチャーの練習ができます。 行なったジェスチャーの意味を説明してくれます。 「キーボードショートカット」 VO + K 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + K 「点字コマンド」 1-3 + スペース 右スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。右に向けて。 「実行の内容」 次のアプリに切り替えます。 左スワイプ 「しぐさ」 ほうきで掃くように指をスーッと動かします。左に向けて。 「実行の内容」 前のアプリに切り替えます。 ______________________________________ ■1-3-5　その他の操作 ローター 「しぐさ」 2本指を画面につけたままでダイヤルを回すように滑らせます。時計回り、反時計回りに。 「実行の内容」 ローター・カテゴリーを変更します。 「利用シーン」 文字やリンク単位の移動の切り替え、VoiceOverの速度や言語の切り替えに利用します。 「キーボードショートカット」 VO + コマンド + 右矢印、もしくは VO + コマンド + 左矢印 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 上矢印 + 右矢印、もしくは上矢印 + 左矢印 「点字コマンド」 5-6 + スペース、もしくは2-3 + スペース スクラブ 「しぐさ」 2本指を画面にタッチしたままでスッスッスッと3回擦るように動かします。縦でも横方向でもかまいません。 AとBの2点間をAからB、BからA、AからBのように連続して指を滑らせます 2本指でアルファベットのZを描くようにイメージすることもできます。 「実行の内容」 エスケープします。 直前の画面に戻ったり、操作中の内容をキャンセルします。 「利用シーン」 「戻る」や「キャンセル」ボタンを押す動作と同じになりますが、画面のどこで実行してもよいので素早い操作ができるようになります。 「キーボードショートカット」 エスケープ 「点字コマンド」 1-2 + スペース ピンチイン&ピンチアウト 「しぐさ」 2本指をそろえたままで同時に画面につけます。指と指の間を広げたり、狭めたりします。 「実行の内容」 文字列を選択します。 「利用シーン」 選択した文字列はコピーしたり、辞書検索したりできます。 ホーム画面での3本指下スワイプ 「しぐさ」 ホーム画面で、3本の指で下スワイプします。 「実行の内容」 スポットライト検索の画面を表示します。 「キーボードショートカット」 コマンド + スペース 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 コマンド + スペース 「点字コマンド」 3-4-5-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の下スワイプ ホーム画面の最初のページでの3本指右スワイプ 「しぐさ」 ホーム画面の最初のページで、3本の指で右スワイプします。iOS9では1ページ目、iOS10では2ページ目が最初のホーム画面ページとなります。 「実行の内容」 詳細なスポットライト検索の画面を表示します。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 左矢印 「点字コマンド」 2-4-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の右スワイプ スクリーンロックの画面で、3本指の右スワイプ 「しぐさ」 ロック状態の画面で、3本指で右スワイプを行います。 「実行の内容」 通知とウィジェットの情報を表示します。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 左矢印 「点字コマンド」 2-4-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の右スワイプ スクリーンロックの画面で、3本指の左スワイプ 「しぐさ」 ロック状態の画面で、3本指で左スワイプを行います。 「実行の内容」 カメラアプリの画面に切り替わります。 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 オプション + 右矢印 「点字コマンド」 1-3-5 + スペース 「標準ジェスチャー」 1本指の左スワイプ ______________________________________ ■1-4　ホームボタンのないiPhoneで使えるジェスチャー 　ここでは、実行の内容、ジェスチャー、しぐさ、ホームボタンのあるiPhoneでの操作、標準ジェスチャーの順に記しています。 ホーム画面の表示 「ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンの1回クリック 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ アップスイッチャーの表示 「ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンの2回クリック 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 簡易アクセス 「ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプして、つづけて下スワイプ 「しぐさ」 画面の下端から1本指で上スワイプします。 1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら、画面につけたままの指を素早く指を下スワイプします。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンの2回タップ 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプして、つづけて下スワイプ コントロールセンターの表示 「ジェスチャー」 画面の上端から1本指で下スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ステータスバーにタッチした後で3本指の上スワイプ 「標準ジェスチャー」 画面の右上端から1本指で下スワイプ 通知の表示 「ジェスチャー」 画面の上端から1本指で下スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。 箒で掃くようなしぐさです。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ステータスバーにタッチした後で3本指の下スワイプ 「標準ジェスチャー」 画面の右上端以外から1本指で下スワイプ ______________________________________ ■1-5　iPadで使えるジェスチャー 　ここでは、ジェスチャー、しぐさ、実行の内容、キーボードショートカット、ホームボタン、点字コマンド、標準ジェスチャーの順に記しています。 5本指でピンチアウト 「しぐさ」 5本の指でタッチして、親指と残り4本の指との間を広げるようにします。 「実行の内容」 アップスイッチャーの表示 「キーボードショートカット」 VO + Hを2回 「ホームボタン」 ホームボタンの2回クリック 「点字コマンド」 1-2-5 + スペースを2回 「標準ジェスチャー」 5本指でピンチアウト 5本指でピンチイン 「しぐさ」 親指と残り4本の指を広げたまま画面につけて、それぞれの指をくっつけるようにします。ギュッと縮めるような操作です。 「実行の内容」 ホーム画面の表示 「キーボードショートカット」 VO + H 「ホームボタン」 ホームボタンの1回クリック 「点字コマンド」 1-2-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 5本指でピンチイン 画面の下端から1本指で上スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、1回目の効果音を確認したら指を離します。 「実行の内容」 ホーム画面の表示 「キーボードショートカット」 VO + H 「ホームボタン」 ホームボタンの1回クリック 「点字コマンド」 1-2-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 画面の下端から1本指で上スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、2回目の効果音を確認したら指を離します。 「実行の内容」 アップスイッチャーの表示 「キーボードショートカット」 VO + Hを2回 「ホームボタン」 ホームボタンの2回クリック 「点字コマンド」 1-2-5 + スペースを2回 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 画面の下端から1本指で上スワイプして、つづけて下スワイプ 「しぐさ」 画面の下端から1本指で上スワイプします。 2回目か3回目の効果音を確認したら、画面につけたままの指を素早く指を下スワイプします。 ブーンという効果音が聞こえて、画面の最下行にドックのアプリ一覧が表示されます。 「実行の内容」 Dockの表示と非表示 「キーボードショートカット」 　コマンド + オプション + D 「標準ジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプ 画面の上端から1本指で下スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、1回目の効果音を確認したら指を離します。 「実行の内容」 コントロールセンターの表示 「キーボードショートカット」 Vo + ページダウン 「点字コマンド」 2-5 + スペース 「標準ジェスチャー」 画面の右上端から1本指で下スワイプ 画面の上端から1本指で下スワイプ 「しぐさ」 1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、2回目の効果音を確認したら指を離します。 「実行の内容」 通知の表示 「キーボードショートカット」 Vo + ページアップ 「点字コマンド」 4-6 + スペース 「標準ジェスチャー」 画面の右上端以外から1本指で下スワイプ ______________________________________ ■1-6　ホームボタンのあるiPhoneとiPadでのボタンの働き 　ここでは、ボタン操作、しぐさ、実行の内容、利用シーン、キーボードショートカット、クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット、点字コマンド、標準ジェスチャーの順に記しています。 ホームボタンのシングルクリック 「しぐさ」 ホームボタンを1回クリックします。 「実行の内容」 ホーム画面を表示します。 「キーボードショートカット」 VO + H 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + H 「点字コマンド」 1-2-5 + スペース ホームボタンのダブルクリック 「しぐさ」 ホームボタンを素早く2回クリックします。 「実行の内容」 アップスイッチャーの画面を表示します。 「利用シーン」 起動しているアプリの一覧を確認し、目的のアプリを実行させることができます。 「キーボードショートカット」 VO + Hを2回 「クイックナビゲーションがオンになっている時のショートカット」 VO + Hを2回 「点字コマンド」 1-2-5 + スペースを2回 ホームボタンのトリプルクリック 「しぐさ」 ホームボタンを素早く3回クリックします。 「実行の内容」 アクセシビリティ機能を登録して呼びだすことができます。 「利用シーン」 VoiceOverを登録しておけば、いつでもオンとオフが切り替えできます。 標準ジェスチャーを使いたいときにはVoiceOverをオフにします。 ホームボタンのダブルタップ 「しぐさ」 ホームボタンを素早く2回タップします。ボタンを押し込むのではなく、軽くタッチします。 「実行の内容」 簡易アクセス、リーチャビリティを実行します。 「利用シーン」 画面の上半分を引き下げて表示します。指の届きにくい画面上部に表示されている項目にアクセスしやすくなります。 iPhone 6以降で利用できるジェスチャーです。 ホームボタンの長押し 「しぐさ」 ホームボタンを2秒ほど押したままにして、効果音が聞こえるのを待ちます。 「実行の内容」 パーソナルアシスタントのSiriが起動します。 スクリーンロックの画面でホームボタンのダブルクリック 「しぐさ」 スクリーンロック状態で、ホームボタンを素早く2回クリックします。 「実行の内容」 ApplePayの支払い画面の表示 「利用シーン」 事前の設定が必要です。 スリープボタンのシングルクリック 「しぐさ」 スリーブボタンを1回クリックします。 「実行の内容」 画面をロック、スクリーンロックの状態にします。 スリープボタンの長押し 「しぐさ」 スリープボタンを押し続けます。 「実行の内容」 電源をオフにする画面が表示されます。 スリープボタンの長押し 「しぐさ」 スリープボタンを押し続けます。 「実行の内容」 電源が切れている状態で行うと、電源をオンにします。 スリープボタンの5回クリック 「しぐさ」 スリープボタンを素早く5回クリックします。 「実行の内容」 緊急SOS画面を表示します。 「利用シーン」 端末の種類によっては設定しないと作動しません。 スリープボタンとホームボタンの1回クリック 「しぐさ」 スリープボタンとホームボタンを同時に1回クリックします。 「実行の内容」 スクリーンショットを撮影します。 「利用シーン」 撮影されたスクリーンショットはカメラロールの中に保存されます。 VoiceOver環境がオンの状態では、スクリーンカーテンがオフになっている必要があります。 「キーボードショートカット」 　コマンド + シフト + 3 ______________________________________ ■1-7　ホームボタンのないiPhoneでのボタンの働き (ホームボタンのないiPadではトップボタンがサイドボタンと同じ働きをします) 　ここでは、実行の内容、ボタン操作、利用シーン、ホームボタンのあるiPhoneでの操作の順に記しています。 電源をオンにする 「ボタン操作」 サイドボタンの2秒押し 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 スリープボタンの2秒押し 電源をオフにする画面の表示 「ボタン操作」 音量ボタンのどちらか一つとサイドボタンをいっしょに長押し 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 スリープボタンの長押し 画面ロック 「ボタン操作」 サイドボタンを1回クリック 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 スリープボタンを1回クリック Siriの起動 「ボタン操作」 サイドボタンの長押し 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンの長押し アクセシビリティショートカットの呼び出し 「ボタン操作」 サイドボタンを3回クリック 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンを3回クリック スクリーンショット 「ボタン操作」 サイドボタンと音量アップボタンをいっしょに1回クリック 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 スリープボタンとホームボタンをいっしょに1回クリック Apple Payの支払い画面 「ボタン操作」 サイドボタンを2回クリック 「利用シーン」 アプリをインストールする時、Face IDで認証する場面でもサイドボタンの2回クリックです。 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 ホームボタンを2回クリック 緊急SOS 「ボタン操作」 サイドボタンを5回クリック 「ホームボタンのあるiPhoneでの操作」 スリープボタンを5回クリック ______________________________________ ■1-8　ハードウェア再起動の方法 (アプリの反応が遅くなった時など、ハードウェアの再起動をすることで改善されることがあります。iPhoneのモデルによってその操作法が異なります。) 　ここでは、端末名、操作法、説明の順に記しています。 iPhone 6s, iPhone SE以前、ホームボタンのあるiPad 「操作法」 スリープボタンとホームボタンの二つを長押し 「説明」 スリープボタンとホームボタンをいっしょに10秒ほど長く押し続けます。 Iphone 7 「操作法」 スリープボタンと音量ダウンボタンの二つを長押し 「説明」 スリープボタンと音量ダウンのボタンをいっしょに10秒ほど長く押し続けます。 iPhone 8, ホームボタンのないiPhoneとiPad 「操作法」 音量アップ、音量ダウン、サイドボタンの長押し 「説明」 音量アップボタンを1回クリックした後、つづけて音量ダウンボタンを1回クリックします。 次にサイドボタンを長く押します。 (ホームボタンのないiPadではトップボタンがサイドボタンと同じ働きをします) ______________________________________ ■■チャプター2　キーボードからのショートカットキー一覧 (2019年1月現在 iOS 12) 　VoiceOverをオンにすると、BluetoothキーボードからiOSデバイスを操作できるようになります。 　キーボードを利用することで文字入力やコピーと貼り付けの操作が便利になりますが、それだけでなく、アプリの実行やウェブ閲覧などの操作が本体の画面に触れなくても実行できるわけです。 　ここで紹介しているのはアップル純正のキーボード(日本語配列)で利用可能なショートカットの一覧となります。 　他社製のキーボードでは一部のショートカットが使えなかったり、まったく対応していない製品もあります。購入する前には店頭での確認や、メーカーへの問い合わせをしてみると安心です。 　また、iPadではVoiceOverがオフの状態でも使えるショートカットが用意されています。VoiceOverがオンの状態ではそれらのショートカットが作用しない場面があるかもしれません。 　アップルのキーボードのレイアウトはWindowsのものとは異なっています。 オプションキーはALTキー、コマンドキーはWindowsキーに置き換えて考えることができます。 　VoiceOverでよく多様されるキーの組み合わせをVOキーと呼びますが、これはコントロールキー+オプションキーの略です。Windowsのキーボードではコントロールキー+ALTキーに相当します。 　iOS 9からはコントロールキーとオプションキーの組み合わせをCapsLockキーに置き換えることもできるようになっています。 　キーボードで操作するにあたって覚えておくことがあります。それはモード変更ができるようになっているということです。 　クイックナビゲーションがオンの状態では、画面スクロールなどの操作ができます。 　テキストフィールドで文字編集するには、クイックナビゲーションをオフにします。自動的に切り替わることが多いので、あまり意識する必要はないかもしれません。 　1文字クイックナビゲーションがオンになっていると、Safariなどのウェブブラウザを利用するときにジャンプコマンドが使えるので快適に操作できます。 ______________________________________ ■2-1　一般的なショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、対応するジェスチャーの順に記しています。 　該当する項目がない部分については、それを省略しています。 VO + 右矢印 「操作内容」 次の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の右スワイプ VO + 左矢印 「操作内容」 前の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の左スワイプ VO + スペース 「操作内容」 項目の実行 「対応するジェスチャー」 1本指のダブルタップ VO + コマンド + 右矢印 「操作内容」 ローター・カテゴリーの切り替え。 時計回り。 「対応するジェスチャー」 ローター VO + コマンド + 左矢印 「操作内容」 ローター・カテゴリーの切り替え。 反時計回り。 「対応するジェスチャー」 ローター VO + 下矢印 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で次の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の下スワイプ VO + 上矢印 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で前の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の上スワイプ VO + H 「操作内容」 ホーム画面を開く 「対応するジェスチャー」 ホームボタンを1回クリック 画面の下端から1本指で上にスワイプ VO + Hを2回 「操作内容」 アップスイッチャーを開く 「対応するジェスチャー」 ホームボタンの2回クリック 画面の下端から1本指で上にスワイプ エスケープ 「操作内容」 エスケープする 「対応するジェスチャー」 スクラブ VO + K 「操作内容」 ヘルプモードの開始と停止 VoiceOverの操作練習の画面を表示。 (エスケープで解除) 「対応するジェスチャー」 4本指のダブルタップ VO + M 「操作内容」 ステータスバーへ移動 VO + I 「操作内容」 項目セレクタ 「対応するジェスチャー」 2本指でトリプルタップ VO + ページアップ 「操作内容」 通知を表示 「対応するジェスチャー」 ステータスバーにタッチした後で3本指の下スワイプ VO + ページダウン 「操作内容」 コントロールセンターを表示 「対応するジェスチャー」 ステータスバーにタッチした後で3本指の上スワイプ VO + ホーム 「操作内容」 最初の項目へ 「対応するジェスチャー」 画面の上半分の場所でシングルタップ VO + エンド 「操作内容」 最後の項目へ 「対応するジェスチャー」 画面の下半分の場所でシングルタップ シフト + VO + ホーム 「操作内容」 コンテナの最初の項目へ シフト + VO + エンド 「操作内容」 コンテナの最後の項目へ シフト + VO + ページアップ 「操作内容」 前の段落へ シフト + VO + ページダウン 「操作内容」 次の段落へ コマンド + VO + ページアップ 「操作内容」 前の分へ コマンド + VO + ページダウン 「操作内容」 次の分へ VO + F 「操作内容」 検索エディットボックスを開き、その画面内の検索を実行(日本語には対応していません) VO + G 「操作内容」 後ろに向けて検索 シフト + VO + G 「操作内容」 前に向けて検索 シフト + VO + M 「操作内容」 項目を押えたままにする、長押し 「対応するジェスチャー」 1本指のダブルタップ&ホールド VO + ; 「操作内容」 VoiceOverの修飾キーロックのオン・オフ切り替え。 オンの状態ではCapsLockキーが有効、 オフの場合ではコントロール+オプションが有効。 シフト + VO + F 「操作内容」 3D Touchの実行 (対応端末のみ) 「対応するジェスチャー」 3D Touch(1本指で画面を深押し) VO + J 「操作内容」 関連コンテンツに移動 「対応するジェスチャー」 2本指の右スワイプ VO + F8 「操作内容」 VoiceOver設定を開く コマンド + タブ 「操作内容」 アプリの切り替え (iPadのみ) シフト + コマンド + タブ 「操作内容」 アプリの切り替え (iPadのみ) コマンド + オプション + D 「操作内容」 Dockの表示と非表示 (iPadのみ) 「対応するジェスチャー」 画面の下端から1本指で上スワイプして、つづけて下スワイプ VO + ( 「操作内容」 スプリットビューでアプリの切り替え (iPadのみ) VO + ) 「操作内容」 スプリットビューでアプリの切り替え (iPadのみ) コマンドの長押し 「操作内容」 その状況で利用できるショートカットの一覧表示 (iPadのみ) ______________________________________ ■2-2　VoiceOver読み上げ関連のショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、対応するジェスチャーの順に記しています。 VO + A 「操作内容」 最初の項目から連続読み 「対応するジェスチャー」 2本指の上スワイプ VO + B 「操作内容」 選択した項目から連続読み 「対応するジェスチャー」 2本指の下スワイプ コントロールキー 「操作内容」 連続読みの一時停止と再会 「対応するジェスチャー」 2本指でのシングルタップ VO + S 「操作内容」 VoiceOver音声の消音切り替え 「対応するジェスチャー」 3本指でのダブルタップ VO + スラッシュ 「操作内容」 カスタムラベルの割り当て。 項目に名前をつける 「対応するジェスチャー」 2本指のダブルタップ&ホールド シフト + VO + C 「操作内容」 直前に読み上げた内容をクリップボードにコピー 「対応するジェスチャー」 3本指のクアドラブルタップ(4回タップ) VO + W 「操作内容」 現在の単語を読み上げ VO + Wを2回 「操作内容」 現在の単語を1文字ずつ読み上げ VO + Wを3回 「操作内容」 現在の単語を1文字ずつ詳細読み VO + L 「操作内容」 現在の行を読み上げ VO + C 「操作内容」 現在の文字を読み上げ (1文字読み、1文字詳細読みのトグル式) (文字編集中に有効) VO + Cを2回 「操作内容」 現在の文字を詳細読み VO + R 「操作内容」 行のヘッダを読み上げ (表の中で) VO + Rを2回 「操作内容」 残りの行セルを読み上げ (表の中で) VO + T 「操作内容」 テキストスタイルを読み上げ シフト + VO + T 「操作内容」 票の大きさを読み上げ シフト + VO + Tを2回 「操作内容」 行と列の番号を読み上げ シフト + VO + U 「操作内容」 リンクアドレスのURLを読み上げ VO + F3 「操作内容」 項目の概要を読み上げ。 テキストフィールド内では、現在の単語、行数の読み上げ。 「対応するジェスチャー」 3本指のシングルタップ VO + F4 「操作内容」 キーボードの操作対象項目の概要を読み上げる (文字編集中に有効) VO + F6 「操作内容」 選択したテキストを読み上げる 挿入ポイントの位置を読み上げる (文字編集中に有効) VO + F11 「操作内容」 スクリーンカーテンのオン・オフ切り替え 「対応するジェスチャー」 3本指でのトリプルタップ シフト + VO + N 「操作内容」 項目のヒントを読み上げ ______________________________________ ■2-3　クイックナビゲーションがオンの状態で使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、対応するジェスチャーの順に記しています。 左矢印 + 右矢印 「操作内容」 クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え 上矢印 + 下矢印 「操作内容」 項目の実行 「対応するジェスチャー」 1本指のダブルタップ 左矢印 「操作内容」 前の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の左スワイプ 右矢印 「操作内容」 次の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の右スワイプ 上矢印 + 右矢印 「操作内容」 ローター・カテゴリーの切り替え。 時計回り。 「対応するジェスチャー」 ローター 上矢印 + 左矢印 「操作内容」 ローター・カテゴリーの切り替え。 反時計回り。 「対応するジェスチャー」 ローター 上矢印 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で前の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の上スワイプ 下矢印 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で次の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の下スワイプ オプション + 右矢印 「操作内容」 次のページへ、右スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の左スワイプ オプション + 左矢印 「操作内容」 前のページへ、左スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の右スワイプ オプション + 下矢印 「操作内容」 次の画面へ、下スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の上スワイプ オプション + 上矢印 「操作内容」 前の画面へ、上スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の下スワイプ コントロール + 上矢印 「操作内容」 最初の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 画面の上半分を4本指でシングルタップ コントロール + 下矢印 「操作内容」 最後の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 画面の下半分を4本指でシングルタップ コントロール + 右矢印 「操作内容」 次のコンテナへ移動 コントロール + 左矢印 「操作内容」 前のコンテナへ移動 ______________________________________ ■2-4　文字編集で利用できるショートカット (クイックナビゲーションをオフにする必要があります) 　VoiceOverの声の種類がデフォルトに指定されている場合、気をつけておくことがあります。英語キーボードの状態でカーソル移動すると、日本語の文字が書かれていても英語の声で読み上げられてしまいます。日本語キーボードの状態であれば日本語の声で読み上げます。 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 左矢印 + 右矢印 「操作内容」 クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え コントロール + スペース 「操作内容」 文字入力時のキーボード種類切り替え(iOS 9以降) iOS 8までは、コマンド + スペースに割り当て。 シフト + コントロール + スペース 「操作内容」 文字入力時のキーボード種類切り替え 右矢印 「操作内容」 次の文字へ 「メモ」 コントロール + F 左矢印 「操作内容」 前の文字へ 「メモ」 コントロール + B 上矢印 「操作内容」 上の行へ 下矢印 「操作内容」 下の行へ オプション + 右矢印 「操作内容」 次の単語へ オプション + 左矢印 「操作内容」 前の単語へ コマンド + 右矢印 「操作内容」 行の末尾へ 「メモ」 コントロール + E コマンド + 左矢印 「操作内容」 行の先頭へ 「メモ」 コントロール + A オプション + 上矢印 「操作内容」 前の段落へ オプション + 下矢印 「操作内容」 次の段落へ コマンド + 上矢印 「操作内容」 書類の先頭へ コマンド + 下矢印 「操作内容」 書類の末尾へ コマンド + A 「操作内容」 すべてを選択 コマンド + C 「操作内容」 選択範囲をコピー コマンド + X 「操作内容」 選択範囲を切り取り コマンド + V 「操作内容」 貼り付け コマンド + Z 「操作内容」 取り消す シフト + コマンド + Z 「操作内容」 やり直す デリート 「操作内容」 1文字前を削除(バックスペース) 「メモ」 コントロール + H オプション + デリート 「操作内容」 1単語前を削除 コントロール + K 「操作内容」 行末までを削除 コントロール + M 「操作内容」 改行を挿入 イジェクトキー 「操作内容」 スクリーンキーボードのオン・オフ切り替え VO + エンター 「操作内容」 テキストの範囲選択を開始および停止 「メモ」 シフトとカーソルでテキストの範囲選択をする代わりに利用できます。 ______________________________________ ■2-5　その他のショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、対応するジェスチャーの順に記しています。 VO + ハイフン 「操作内容」 アクションの開始と停止 メディアの実行など 「対応するジェスチャー」 2本指のダブルタップ スペースキーの左キー 「操作内容」 日本語入力モードに変更 (アップル純正キーボード) スペースキーの右キー 「操作内容」 英語入力モードに変更 (アップル純正キーボード) コマンド + スペース 「操作内容」 スポットライト検索画面の表示 ファンクション1 「操作内容」 スクリーンの明るさを下げる ファンクション2 「操作内容」 スクリーンの明るさを上げる ファンクション7 「操作内容」 前の曲へ。 押し続けると巻き戻し ファンクション8 「操作内容」 曲の一時停止と再生 ファンクション9 「操作内容」 次の曲へ。 押し続けると早送り ファンクション10 「操作内容」 消音のオン・オフ切り替え ファンクション11 「操作内容」 ボリュームを下げる ファンクション12 「操作内容」 ボリュームを上げる コマンド + シフト + 3 「操作内容」 スクリーンショットの撮影 コマンド + シフト + 4 「操作内容」 スクリーンショットを撮影してマークアップの画面を表示 ______________________________________ ■2-6　1文字クイックナビゲーションがオンの状態で使えるジャンプ関連のショートカット (クイックナビゲーションをオンにしておく必要があります) 　ウェブブラウザなどでジャンプコマンドとして働きます。それぞれの文字をシフトキーを押しながら実行すると、前の方向に移動します。 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 VO + Q 「操作内容」 1文字クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え 左矢印 + 右矢印 「操作内容」 クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え H 「操作内容」 次の見出しへ 1から6 「操作内容」 見出しの1から6へ L 「操作内容」 次のリンクへ R 「操作内容」 次のテキストフィールドへ S 「操作内容」 次のテキスト項目へ T 「操作内容」 次の表へ W 「操作内容」 次のランドマークへ X 「操作内容」 次のリストへ M 「操作内容」 次の同じ種類の項目へ I 「操作内容」 次のイメージへ B 「操作内容」 次のボタンへ C 「操作内容」 次のホームコントロールへ ______________________________________ ■2-7　クイックナビゲーションのモードにかかわらず利用できるジャンプ関連のショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 VO コマンド b 「操作内容」 次のボールドテキストへ VO + コマンド + c 「操作内容」 次のスタイル変更へ VO + コマンド + d 「操作内容」 次の別項目へ VO + コマンド + e 「操作内容」 次のスペルミスのある単語へ VO + コマンド + f 「操作内容」 次のフレームへ VO + コマンド + g 「操作内容」 次のイメージへ VO + コマンド + h 「操作内容」 次の見出しへ VO + コマンド + i 「操作内容」 次のイタリックテキストへ VO + コマンド + j 「操作内容」 次のホーム要素へ VO + コマンド + k 「操作内容」 次のカラー変更へ VO + コマンド + l 「操作内容」 次のリンクへ VO + コマンド + m 「操作内容」 次の同じレベルへ VO + コマンド + o 「操作内容」 次のフォント変更へ VO + コマンド + p 「操作内容」 次の標準テキストへ VO + コマンド + q 「操作内容」 次のブロック引用へ VO + コマンド + s 「操作内容」 次の同じ種類の項目へ VO + コマンド + t 「操作内容」 次の表へ VO + コマンド + U 「操作内容」 次のアンダーライン付きテキストへ VO + コマンド + V 「操作内容」 次の訪問済みリンクへ VO + コマンド + W 「操作内容」 次の同じブロック引用へ VO + コマンド + X 「操作内容」 次のリストへ VO + コマンド + Y 「操作内容」 次の列へ ______________________________________ ■2-8　Safariで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 コマンド + L 「操作内容」 URL入力・検索キーワードのテキストフィールドを開く 「メモ」 iPadのみ コマンド + T 「操作内容」 新しいタブを開く 「メモ」 iPadのみ コマンド + W 「操作内容」 現在のタブを閉じる 「メモ」 iPadのみ コマンド + R 「操作内容」 ページを再読み込み 「メモ」 iPadのみ コマンド + . 「操作内容」 現在のタブの読み込みを中止する 「メモ」 iPadのみ コントロール + タブ 「操作内容」 タブを切り替える 「メモ」 iPadのみ コントロール + シフト + タブ 「操作内容」 タブを切り替える 「メモ」 iPadのみ コマンド + ( 「操作内容」 ページを戻る 「メモ」 iPadのみ コマンド + ) 「操作内容」 ページを進む 「メモ」 iPadのみ コマンド + F 「操作内容」 検索する 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + L 「操作内容」 サイドバーを表示 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + D 「操作内容」 リーディングリストに追加 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + R 「操作内容」 リーダーの表示と非表示 「メモ」 iPadのみ シフト + オプション + コマンド + 円マーク 「操作内容」 タブの表示と非表示 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + T 「操作内容」 最後に閉じたタブを表示 「メモ」 iPadのみ ______________________________________ ■2-9　メールで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 コマンド + N 「操作内容」 新規メールを作成する シフト + コマンド + D 「操作内容」 メール作成画面でそのメールを送信する （件名は必須） コマンド + R 「操作内容」 返信メールを作成する シフト + コマンド + R 「操作内容」 すべてに返信するメールを作成する シフト + コマンド + F 「操作内容」 転送メールを作成する デリート 「操作内容」 選択しているメールを削除する 「メモ」 iPadのみ タブ、あるいはシフト + タブ 「操作内容」 宛先や件名などのテキストフィールドを移動 シフト + コマンド + J 「操作内容」 迷惑メールとしてマークする 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + L 「操作内容」 フラグを着ける 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + U 「操作内容」 未開封にする 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + N 「操作内容」 新着メールを受信する 「メモ」 iPadのみ コマンド + W 「操作内容」 キャンセル オプション + コマンド + B 「操作内容」 BCCを追加 コマンド + M 「操作内容」 下書きをしまう コントロール + コマンド + A 「操作内容」 メッセージをアーカイブする 「メモ」 iPadのみ シフト + オプション + F 「操作内容」 メールボックスを検索する 「メモ」 iPadのみ ______________________________________ ■2-10　カレンダーで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 コマンド + N 「操作内容」 新規イベント コマンド + F 「操作内容」 検索 コマンド + T 「操作内容」 今日を表示 「メモ」 iPadのみ コマンド + 1 「操作内容」 日表示に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + 2 「操作内容」 週表示に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + 3 「操作内容」 月表示に繰り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + 4 「操作内容」 年表示に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + R 「操作内容」 カレンダーを更新 「メモ」 iPadのみ 　______________________________________ ■2-11　メモで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 コマンド + F 「操作内容」 検索 オプション + コマンド + F 「操作内容」 リスト検索 「メモ」 iPadのみ コマンド + N 「操作内容」 新規メモ エンター 「操作内容」 編集を開始 「メモ」 iPadのみ コマンド + エンター 「操作内容」 編集を終了 「メモ」 iPadのみ コマンド + B 「操作内容」 ボールド コマンド + I 「操作内容」 イタリック コマンド + U 「操作内容」 アンダーライン シフト + コマンド + T 「操作内容」 タイトル シフト + コマンド + H 「操作内容」 見出し シフト + コマンド + D 「操作内容」 本文 シフト + コマンド + L 「操作内容」 チェックリスト シフト + コマンド + U 「操作内容」 チェック済みにする オプション + コマンド + T 「操作内容」 表 ______________________________________ ■2-12　ファイルで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 シフト + コマンド + N 「操作内容」 フォルダを作成 コマンド + C 「操作内容」 コピー 「メモ」 iPadのみ コマンド + D 「操作内容」 複製 「メモ」 iPadのみ コマンド + V 「操作内容」 ペースト 「メモ」 iPadのみ シフト + コマンド + V 「操作内容」 ここへ移動 「メモ」 iPadのみ コマンド + デリート 「操作内容」 削除 「メモ」 iPadのみ コマンド + A 「操作内容」 全てを選択 「メモ」 iPadのみ コマンド + F 「操作内容」 検索 シフト + コマンド + R 「操作内容」 最近使った項目を表示 シフト + コマンド + B 「操作内容」 ブラウズを表示 コマンド + 1 「操作内容」 アイコンとして表示 「メモ」 iPadのみ コマンド + 2 「操作内容」 リストとして表示 「メモ」 iPadのみ ______________________________________ ■2-13　マップで使えるショートカット 　ここでは、ショートカット、操作内容、メモの順に記しています。 コマンド + 1 「操作内容」 標準に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + 2 「操作内容」 交通機関に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + 3 「操作内容」 航空写真に切り替え 「メモ」 iPadのみ コマンド + F 「操作内容」 検索開始 エスケープ 「操作内容」 検索を終了 ______________________________________ ■2-14　特殊記号の入力 オプション + E Acute accent オプション + アクセントサイン Grave accent オプション + I Circumflex オプション + U Diaeresis オプション + N Tilde オプション + C Cedilla ______________________________________ ■■チャプター3　点字デバイスからの制御コマンド一覧 (2019年1月現在 iOS 12) 　対応している点字ディスプレイはBluetooth経由で接続させることができます。読み上げられる内容は点字で表示します。 　また、点字キーボードが搭載されているデバイスであれば、iOSを制御するためのコマンドが利用できます。 Apple - Accessibility - iPhone - Supported Braille Displays (英語) http://www.apple.com/accessibility/iphone/braille-display.html --　iPhoneのVoiceOverに対応した点字ディスプレイの一覧です。 　点字ディスプレイを接続する手順は、設定アプリを開いて、「一般」、「アクセシビリティ」、「VoiceOver」、「点字」の中で行います。 詳しい接続方法は点字ディスプレイによって異なるので、そちらの使用法をご確認ください。 　iOS 11からはコマンドをカスタマイズできるようになりました。既存のコマンドを変更したり、デフォルトでは用意されていないコマンドを追加登録することができます。 　たとえば、文字入力するためにキーボード種類を変更するコマンドを割り当てる手順は、 設定アプリを開いて、「一般」、「アクセシビリティ」、「VoiceOver」、「点字」の中で、接続されている点字デバイスの詳細情報を表示します。 「点字コマンド」、「キーボード」、「次のキーボード」「新規点字キーを割り当てる」の箇所で登録操作を行います。 ______________________________________ ■3-1　デフォルトの点字コマンド 　ここでは、コマンド、操作内容、対応するジェスチャーの順に記しています。 　該当する項目がない部分については、それを省略しています。 1 + スペース 「操作内容」 前の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の左スワイプ 4 + スペース 「操作内容」 次の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 1本指の右スワイプ 2 + スペース 「操作内容」 点字ディスプレイを左へパンする。 前の点字列を表示 5 + スペース 「操作内容」 点字ディスプレイを右へパンする。 次の点字列を表示 1-2-3 + スペース 「操作内容」 最初の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 画面の上半分を4本指でシングルタップ 4-5-6 + スペース 「操作内容」 最後の項目へ移動 「対応するジェスチャー」 画面の下半分を4本指でシングルタップ 1-3-5 + スペース 「操作内容」 次のページへ、右スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の左スワイプ 2-4-6 + スペース 「操作内容」 前のページへ、左スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の右スワイプ 3-4-5-6 + スペース 「操作内容」 前の画面へ、上スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の下スワイプ 1-4-5-6 + スペース 「操作内容」 次の画面へ、下スクロール 「対応するジェスチャー」 3本指の上スワイプ 3-4 + スペース 「操作内容」 項目の概要を読み上げる 「対応するジェスチャー」 3本指のシングルタップ 2-3 + スペース 「操作内容」 ローターを反時計回りに回転 5-6 + スペース 「操作内容」 ローターを時計回りに回転 3 + スペース 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で前の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の上スワイプ 6 + スペース 「操作内容」 選択したローター・カテゴリー内で次の項目に移動 「対応するジェスチャー」 1本指の下スワイプ 3-6 + スペース 「操作内容」 項目の実行 「対応するジェスチャー」 1本指のダブルタップ 2-3-4 + スペース 「操作内容」 ステータスバーへ移動 1-2-5 + スペース 「操作内容」 ホーム画面の表示 1-2-5 + スペースを2回 「操作内容」 アップスイッチャーの表示 1-3 + スペース 「操作内容」 ヘルプモードの開始と停止 VoiceOverの操作練習の画面を表示。 (エスケープで解除) 「対応するジェスチャー」 4本指のダブルタップ 1-2-3-5 + スペース 「操作内容」 選択した項目から連続読み 「対応するジェスチャー」 2本指の下スワイプ 2-4-5-6 + スペース 「操作内容」 最初の項目から連続読み 「対応するジェスチャー」 2本指の上スワイプ 1-2-3-4 + スペース 「操作内容」 連続読みの一時停止と再会 「対応するジェスチャー」 2本指でのシングルタップ 1-3-4 + スペース 「操作内容」 VoiceOver音声の消音切り替え 「対応するジェスチャー」 3本指のダブルタップ 3-4-5 + スペース 「操作内容」 音量アップ 1-2-6 + スペース 「操作内容」 音量ダウン 1-2-3-4-5-6 + スペース 「操作内容」 スクリーンカーテンのオン・オフ切り替え 「対応するジェスチャー」 3本指のトリプルタップ 1-2 + スペース 「操作内容」 エスケープする 「対応するジェスチャー」 スクラブ 1-4-5 + スペース 「操作内容」 デリート 7 「操作内容」 デリート 1-5 + スペース 「操作内容」 エンター 8 「操作内容」 エンター 2-3-4-5 + スペース 「操作内容」 タブ 1-2-5-6 + スペース 「操作内容」 シフト + タブ 1-2-4-5 + スペース 「操作内容」 使用可能な点字出力モードを切り替える 2-3-6 + スペース 「操作内容」 使用可能な点字入力モードを切り替える 2-5-6 + スペース 「操作内容」 テキストの選択範囲を右に広げる 2-3-5 + スペース 「操作内容」 テキストの選択範囲を左に広げる 2-3-5-6 + スペース 「操作内容」 すべてを選択 1-3-4-6 + スペース 「操作内容」 カット 1-4 + スペース 「操作内容」 コピー 1-2-3-6 + スペース 「操作内容」 ペースト 1-3-5-6 + スペース 「操作内容」 取り消す 2-3-4-6 + スペース 「操作内容」 やり直す 1-2-3-4-6 + スペース 「操作内容」 カスタムラベルの割り当て 「対応するジェスチャー」 2本指のダブルタップ&ホールド 2-4 + スペース 「操作内容」 項目セレクタ 「対応するジェスチャー」 2本指のトリプルタップ 1-4-6 + スペース 「操作内容」 イジェクト (スクリーンキーボードの表示切り替え) 1-3-4-5 + スペース 「操作内容」 点字デバイスから実行した内容の履歴表示 4-6 + スペース 「操作内容」 通知の表示 「対応するジェスチャー」 ステータスバーにタッチした後で3本指の下スワイプ 2-5 + スペース 「操作内容」 コントロールセンターの表示 「対応するジェスチャー」 ステータスバーにタッチした後で3本指の上スワイプ 2-3-4-5-6 + スペース 「操作内容」 テキストスタイルの読み上げ 1-2-4 + スペース 「操作内容」 検索エディットボックスを開き、その画面内の検索 1-2-3-4-5 + スペース 「操作内容」 クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え 1-2-3-4-5-7 + スペース 「操作内容」 1文字クイックナビゲーションのオン・オフ切り替え 1-5-6 + スペース 「操作内容」 アクションの開始と停止 「対応するジェスチャー」 2本指のダブルタップ 3-6-7-8 + スペース 「操作内容」 項目を押えたままにする、長押し 「対応するジェスチャー」 1本指のダブルタップ&ホールド 3-5-6 + スペース 「操作内容」 3D Touchの実行 (対応端末のみ) 「対応するジェスチャー」 3D Touch(1本指で画面を深押し) 3-5 + スペース 「操作内容」 スプリットビューでアプリの切り替え (iPadのみ) 2-6 + スペース 「操作内容」 スプリットビューでアプリの切り替え (iPadのみ) 4-5 + スペース 「操作内容」 入力したテキストを点字に訳す ______________________________________ ■3-2　点字デバイスからの文字列のコピー操作 　点字ディスプレイから文字列の選択操作ができます。 1.　選択範囲の先頭にVoiceOverカーソルを合わせます。 2.　点字ディスプレイのキーボードから「2-5-6 + スペース」を入力します。 選択された文字列の下にアンダーラインが表示されます。 3.　さらに選択範囲を広げていくには「2-5-6 + スペース」の入力を繰り返します。 　　選択範囲は文字、単語、行のそれぞれの単位を指定して広げていくことができます。 　　ローター操作でカーソルが動く単位を切り替えます。 4.選択範囲を狭くするには「2-3-5 + スペース」の入力を繰り返します。 5.　コピーやカット、辞書検索などの操作が実行できます。 ______________________________________ ■3-3　点字ディスプレイでの日本語表示について 　iOS 6.0になってから日本語での点字表示がなんとかできるようになったようです。しかし、分かち書きで表示されるわけではないので、とても読みづらい状態です。 　点字キーボードからの日本語入力についても、正確に入力できない文字があるので、利用できないと考えた方がよいでしょう。 　言語環境が日本語になっていると利用できないコマンドもあります。 　まだまだiOSの日本語環境では、点字ディスプレイで読み書きするのは、実用的レベルになってはいません。 　便利に活用できるとすれば、英語などの外国語を読む場面が考えられます。 　今後の改良に期待したい事項です。 ______________________________________ ■■VoiceOver関連の情報源 アップル - サポート - マニュアル https://support.apple.com/ja_JP/manuals/ --　公式のマニュアルを閲覧できます。 Apple Accessibility (Aa) 案内ページ http://ml.nvsupport.org/mailman/listinfo/aa --　アップル製品のアクセシビリティについて情報交換しているメーリングリストです。iPhoneだけでなくMacの情報もやり取りされています。 A-apps［えー・あっぷす］　視覚障害者による視覚障害者のためのアクセシブルなモバイルアプリケーションのレビューサイト https://www.j-archives.net/aapps/ --　音声読み上げ操作で使えるアプリの一覧を見ることができます。ユーザがアプリを登録したり紹介したりできるようになっている情報交換サイトです。 AppleVis (英語) http://applevis.com/ --　アメリカで立ち上げられたサイトで、VoiceOverはもちろんのこと、Appleの視覚障碍者向けアクセシビリティの最新情報が発信されています。 Apple-iPhone-フィードバック http://www.apple.com/jp/feedback/iphone.html --　iPhone関連の不具合報告や問い合わせなどを日本語で送信できます。 アクセシビリティ関連の不具合報告や問い合わせはアップルのアクセシビリティチームにメールすることもできます。英語でのやり取りとなります。 "Apple Accessibility" accessibility@apple.com ______________________________________ ■■著作権について 　この一覧表の著作権は製作者が有しますが、営利目的以外の利用についてはご自由にお使いください。勉強会などの参考資料として役立てていただけると幸いです。 　詳しいジェスチャーの解説については、以下のページに資料を公開しています。どうぞご利用ください。 この一覧表のエクセル形式のファイルもダウンロードできます。 　また、内容の更新は不定期に実施する予定です。 最新のファイルをご利用ください。 日本ライトハウス情報文化センター － 情報機器関係資料 http://www.iccb.jp/salon/ref/ 制作者: 品川　博之 制作終了日: 2019年3月9日 Email: voice-of-i@outlook.jp 筆者のブログ: Voice Of i -- 見えなくても使えるiPhone(資料集) http://voicei-gestures.seesaa.net/ -- この一覧表を含めて、VoiceOverジェスチャーの説明テキストなどを公開しています。 Voice of i -- 見えなくても使えるiPhone(ケートウェイ) http://voicei.seesaa.net/ -- iOS VoiceOver関連の情報やアプリの紹介をしています。 Voice of AI -- しゃべってなんぼ スマートスピーカーでAIある暮らしを! http://voicei-ai.seesaa.net/ -- スマートスピーカー関連の話題を紹介しています。 ______________________________________