「タッチボイス」「タッチボイス・プラス」取扱説明書  ダイジェスト2019.4.1 版 ※取扱説明の詳細、安全上の注意については、「音声版取扱説明 CD」をお聞きください。 株式会社システムギアビジョン 〒665-0051 兵庫県宝塚市高司 1-6-11 電話 0797-74-2206 メール:sgv-info@systemgear.com 目次 1.はじめに 2. 操作方法 2-1 ホールド機能を解除 2-2 電源を入れる / 電源を切る 2-3 音量調整をする 2.4 録音/上書き録音 3. 音声録音データのバックアップ 4.充電 5. お客様相談室 1. はじめに このたびは、タッチボイス/タッチボイスプラスをお買い上げいただきありがとうございました。 タッチボイスは、音声メモペン G-Talk と突起付音声シールに、修理保証(タッチボイスは 5 年間、タッチボイス・プラスは 6 年間)、バッテリ無償交換サービス、有償修理費上限サービスなどのアフターサービスをセットした視覚障がい者向けシール型音声メモ、録音再生システムです。取扱方法をよくご理解のうえ、正しくお使いください。 <各部の名称 (図を言葉で追記しました)> ペン先を左側にしておいた表面のペン先側から「録音ボタン」「再生停止ボタン」「スピーカー」「電源ボタン」「マイク」。 手前の側面に「音量スイッチ」。向こう側の側面に「MicroSD カード挿入口」「イヤホン差込口」。 ペン先と反対側の側面に「充電器差込口」。電源ボタンの裏側に「ホールドスイッチ」。 2. 操作方法 初めて使用するときは、一度、フル充電にしてからご使用ください。 付属の USB ケーブルと AC アダプターを正しく取り付けて家庭用コンセントプラグより充電を完了してください。充電完了には最長約5時間以上の充電が必要です。また、充電終了後は自動的に充電を停止します。 2.1 ホールド機能を解除 ペン本体のウラ面のホールドスイッチを右側にスライドし、ホールド機能を解除してください。出荷時は、ホールドスイッチは解除されています。右側(OFF)です。 2.2 電源を入れる / 電源を切る ご注意:電源スイッチは、イヤホンをしたままを操作しないでください。大きな雑音がでることがあります。 電源ボタンは、ペン本体正面の後部から 約15mmのところにある楕円状のボタンです。電源ボタンを約1秒押してください。 「始動音」が鳴り、電源が入ります。 緑色の右側 LED ランプが点灯します。 また同じ操作により「終了音」が流れ、緑色 LED ライトが消えて、電源が切れます。 ※ペン本体に MicroSD カードが挿入されていないと「メモリーカード警告音」が流れ自動的に電源が切れます。 ご使用時には必ず MicroSD カードを挿入しご使用ください。出荷時は、SD カード(4ギガバイト)が挿入されております。 ※ 3 分以上、なにも操作をおこなわないと電源が自動的に切れるオート・シャットオフ機能が働き、「終了音」が流れ、電源がきれます。ご使用の際は再度電源を入れてご使用ください。 2.3 再生音量の調整をする ペン本体側面にある、細長い楕円のスイッチがシーソー式の音量スイッチです。 ペン先側を押すと、音量が大きくなり、後部側を押すと、音量が小さくなります。 音量は15段階の音量調節が可能です。 2.4 再生/録音/上書き録音 ペン本体の電源が入った状態で、ペン先を録音シール音量大 音量小に触れてください。 未使用の録音シールにペン先を触れると空の状態であることを示す音が流れます。 録音されたメッセージがあれば自動的に再生されます。 録音は、本体正面のペン先に近い小さな突起の楕円ボタン(録音ボタン)を押した状態で、ペン先を関連付けるシールに触れてください。「録音開始音」 が流れ、録音ボタンを押したまま、ペン本体の内蔵マイクに向かい、音声を録音してください。 録音ボタンを押したままであれば、ペン先を録音シールからはなしても録音は続けられます。 録音が終了したら、録音ボタンを離してください。「録音終了音」 が流れ、続けて録音した音声が確認のために自動的に再生されます。これで録音操作は終了です。 クリアーな音質で録音するには、録音する人とマイクとの距離を5cm位に保つのが適当です。 録音し直す場合は、はじめの録音操作と同じ手順で上書き録音ができます。その際には、「録音開始音」の前に「上書き警告音」 が約 2 秒流れます。 上書き録音操作を継続するには、録音ボタンを押したままの状態にしてください、続いて「録音開始音」が流れます。 その後は、通常の録音操作を行ってください。上書き警告音は、誤って上書き録音したりしない様に、また、録音データが入力済みである警告として、約2秒間流れます。この2秒以内に録音ボタンをはなすと上書き録音が中止されます。 上書き録音後は、古い録音データは自動的に消去されます。 録音音声の消去方法は、この上書き録音操作だけです。 ※ 再生中に録音ボタンを押すと、一次停止し、もう一度押すと再開します。 ※ 再生終了後に録音ボタンを一度押すと最後の録音を再生します。 ※ 録音ボタンの隣のシーソー状のスイッチは再生中に、中央の部分を押すと、再生を停止します。 3. 音声録音データのバックアップ 録音データは MicroSD カードに保存されます。 ※MicroSD カードの差し替えは必ず電源を OFFの状態にして下さい。 MicroSD カードは、ペン本体の左側・側面にあるラバーの蓋を開け、溝に差し込んであるSD カードを軽く押し込むと、「カッチ」と音がし、押し出されてきます。MicroSD カードを軽くつまみ、引き出してください。 挿入の際は、MicroSD カードの幅が狭くギザギザのある、カット面を下にしてゆっくりと差し込みます。カードがフックに掛かり「カッチ」と音がするところまで、押し込んでください。 録音データのバックアップには2つの方法があります。 1つ目は、ペン本体より取り出した MicroSD カードをパソコンにつなぎ、バックアップ・コピーをする方法です。 2つ目は、ペン本体と PC を直接 USB ケーブルで接続し、バックアップ・コピーをする方法です。PC では、ペン本体がリムーバブル・ディスクと認識されます。 ※ PC との接続時は、ペンの電源オフ状態であってもMicroSD カードの抜き差しを行わないでください。データが壊れるおそれがあります。 ペン先の特性について 音声メモペンのペン先には、特殊なコードを読む小型カメラが内蔵されています。 以下のようなことにご注意ください。 @ 精密部品が内蔵されているため、ペン先を堅いものにぶつけたり、強い衝撃を与えたりしないでください。 A 直射日光があたる場所では、動作が不安定になるため、出来るだけ直射日光をさけてご使用ください。 B 録音シールにペン先を触れさせる際には、なるべくペン先が録音シール表面に対して垂直になるようにご使用ください。 C 録音シールにペン先を触れさせても反応がなかった場合には、一度ペン先を録音シールから離して、再度触れさせてください。 Dペン先には穴が開いています。異物が入らないようにご注意ください。 4. 充電 リチウムイオン電池3.7V・400oAが内蔵されております。付属USBケーブルとACアダプターを正しく取り付けて家庭用コンセントプラグまたはパソコン USB ポートより充電を完了してください。 バッテリの残量が無くなった場合には、「バッテリ警告音」 が鳴り、バッテリがほぼ空の状態ですので充電をおこなってください。 5. お客様相談室 本品のアフターサービスは下記のサポートセンターが担当いたします。 アフターサービスのお問い合わせ、修理品の送付は下記にお願いいたします。 〒201-0005 東京都狛江市岩戸南3−7−2 株式会社 F I C P (お客様相談室) 電話: 03-3430-1016 受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:30 (土日、祝日、年末年始を除く)