テキストデータ版 『CITIZEN 電波時計 (デジタル音声目覚まし時計) 取扱説明書』 取扱説明書番号 D053-CXXZ  〜製品の特長〜 ● 標準電波を受信してカレンダーと時刻を自動修正 ● 音声で日付、曜日、時刻、温度をお知らせします ● カレンダーと表示 ● 2つのアラームが使えます お買い上げいただきありがとうございます。 お使いになる前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 お読みになった後もお手元に保管して、必要に応じてご覧ください。 発売元 リズム時計工業株式会社 〒330-9551 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目299番地12 https://www.rhythm.co.jp CITIZENはシチズンホールディングス株式会社の登録商標です。   (Y0912) ● 以下の、1.から9.までの項目について説明しています。 1. アフターサービスについて 2. 電波時計について 3. 安全にお使いいただくために(はじめにお読みください) 4.電池のご注意(電池の正しい使い方) 5.お手入れについて 6.時計の廃棄 7.静電気の影響について 8.おもな製品仕様 9.ご使用方法について   (1)電波を受信して時刻を合わせる   (2)アラーム機能の使い方   (3)音声ガイド   (4)時報機能   (5)表示面の照明 1. アフターサービスについて この時計のアフターサービスは、お買い上げ販売店がいたします。次の記載事項と保証書をよくお読みの上、ご利用ください。 ● 修理部品の保有について この時計の修理用性能部品(電子回路など)は製造打ち切り後、3年間を基準に保有しています。ただし、外装部品(ケース類)の修理には、類似の代替品を使用したり、現品交換させていただくことがあります。 ● 修理可能期間について 無料保証期間が過ぎても、この時計の性能部品保有期間中は、原則として有料修理が可能です。ただし、修理には販売店と修理工場の往復運賃・諸係費用も加わり、商品により修理代金が高額になる場合がありますので、販売店とよくご相談ください。 ● 転居または贈答品の場合 転居または遠隔地からの贈答品で、お買い上げ販売店でのアフターサービスが受けられない場合は、お客様相談室にご相談ください。保証期間中の場合は、販売店の保証書が必要です。 アフターサービスなどについてご不明なことがありましたらお客さま相談室にお問い合わせください。 お問い合わせに際しては、製品番号(型番)「8RZ102」をお伝えください。 例 8RZ〇〇〇 お問い合わせ先 お客様相談室 (フリーダイヤル)0120-557-005 受付時間 9:00〜17:00(土日、祝日および当社休日を除く) === (別紙)保証書(GUARANTEE) 取扱説明書にそった正常な使用状態で、万が一保証期間内に故障がおきた場合、本保証書を添えて時計をお買い上げ販売店にご持参くだされば、無料修理・調整いたします。尚、本保証書の発行によりお客様の法律上の権利を制限するものではありません。この保証書は、お買い上げ店で発行いたします。必ず※印欄の記入・捺印をお確かめのうえ大切に保管してください。 ● 保証書は再発行いたしません。 ● 部品の保有期間などアフターサービスについては、取扱説明書に記載してあります。 ● この保証書は国内のみ有効です。   This guarantee is valid only in Japan. ● ご記入いただきました個人情報は、時計の修理・調整に関するご連絡に利用させていただきます。 ■この保証書は、お客様へのアフターサービスの実施と責任を明確にするためのものです。ただし、貴店で別に保証書を発行する場合は、この限りではありません。 ※品名・型番  保証期間 お買い上げ  年  月  日より1年 お客様ご氏名      様 ご住所   TEL(  )  − 販売店印(住所、店舗名、電話番号) === 2.電波時計について <電波時計とは> 電波時計は、正確な時刻およびカレンダー情報をのせた標準電波を受信することにより、自動的に表示時刻を修正し正確な時刻をおしらせする時計です。 <標準電波とは> 標準電波(JJY)は、日本標準時(JST)をお知らせするために、情報通信研究機構が運用している電波です。 ※標準電波の時刻情報は、およそ10万年に1秒の誤差という「セシウム原子時計」によるものです。 標準電波送信所は、福島県の「福島局:おおたかどや山標準電波送信所」と佐賀県と福岡県の県境にある「九州局:はがね山標準電波送信所」の2ヵ所あります。 <電波の受信範囲について> 送信所から約1200km離れた場所でも受信可能です。ただし、受信範囲であっても電波障害(太陽活動、季節、天候、置き場所、時間帯、(昼/夜)あるいは地形や建物の影響など)により、受信できないことがあります。 〔イラスト〕日本地図の上に九州局(送信周波数60kHz)から500kmと1200kmの範囲、福島局(送信周波数40khz)から500kmと1200kmの範囲の円が描かれています。 この時計は福島局と九州局に対応しており、標準電波を自動選択して受信します。 ※標準電波の詳細については、情報通信研究機構のホームページをご覧ください。(http://jjy.nict.go.jp) <海外でのご使用について> この時計は日本以外の標準電波は受信できません。海外で使用するときには、電波受信機能を無効にして手動で時刻を合わせてお使いください。電波受信機能が有効になっていると、まれに日本の標準電波を受信したり、ノイズにより誤った時刻を表示することがあります。 <標準電波の送信停止について> 送信所の定期点検や落雷などの影響により、標準電波の送信が停止することがあります。標準電波の送信状況については「情報通信研究機構のホームページをご覧ください。 <電波を受信しにくい環境> 次のような場所では受信できない場合や誤った時刻を表示することがあります。 ● 工事現場、空港の近くや交通量の多い所など電波障害の起きる所 ● 金属製の雨戸やブラインドの近く ● ビルの地下など ● 高圧線、テレビ塔、電車の架橋近く ● 朝夕の時間帯、雨天のとき ● 家電製品やOA機器の近く ● スチール机等の金属製家具の上や近く 3.安全にお使いいただくために(はじめにお読みください) 表示の説明について ここに示した注意事項は、あなたや他の人への危害や損害を未然に防ぐためのものです。必ず守ってください。 表示内容を無視して、誤った使い方をしたときに生じる気概や損害の程度を、記号表示で区分して説明しています。 〈警告〉「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容です。 〈注意〉「傷害を負う可能性または物的障害のみが発生する可能性が想定される」内容です。 お守りいただく内容の種類を、下記の表示で区分して説明しています。(表示の一例です) 〈禁止〉 してはいけない「禁止」内容です。 〈強制〉 必ず実行していただく「強制」内容です。 誤飲による事故防止について 〈警告〉 小さな部品や電池は、幼児の手の届く所に置かないでください。万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師の治療を受けてください。 〈分解禁止〉 分解したり改造しないでください。故障の原因になります。  〈注意〉 本製品は精密機器です。落としたりして衝撃を与えないでください。故障や破損の原因になります。 液晶表示板について 〈注意〉 表示部が破損して液晶が手などについた場合は、石鹸でよく洗い流してください。口や目に入ったときは、きれいな水で洗い流し、すぐに医師の治療を受けてください 使用場所について 〔禁止〕下記のような場所では使わないでください。 機械やケース、電池の品質が低下し、制度不良や時計、電池の寿命が短くなります。 ● 温度が+50℃以上の所。例えば、長時間直射日光のあたる所や暖房器具等の熱風や下記に近い所。 ● 温度が−10℃以下のところでは、プラスチックが劣化したり、電池の性能が低下することがあります。 ● 浴室など湿気が多いところ。 ● ほこりが多く発生するところ。 ● テレビ・OA機器・オーディオのそばなど強い時期が発生する所。磁力の影響で、時計の進みや遅れが生じたり、止まることがあります。 ● 車中や船舶、工事現場など、振動の激しい所。 ● 温泉場など、ガスの発生する所。 ● 多くの油を使用する所。霧状になった油分がケースや機械部に付着し、汚れや止まりの原因になります。 ● 軟質のポリ塩化ビニルに長い間、直接触れさせておくと、相互に色移りしたり、付着することがあります。 4.電池のご注意(電池の正しい使い方) 電池のご使用上のポイント 正しく使って事故をなくしましょう ● +−を間違えない。 ● 古い電池と新しい電池を混ぜない。 ● 種類の異なる電池を混ぜない。時計が動いていても定期的に交換する。 ● 長時間使用しないときは電池を取り外す。 ● 時計がとまったらすぐに電池を取り外す。 ● 電池に表示されている使用推奨期間内に使う。 ● 電池を新しくするときは、全部取り替える。 ● 幼児の手が届かないところへ置く。 <電池の種類について> ● 本製品は電池の特性に合わせて設計されています。指定以外の電池では、製品仕様を満たさない場合や正常に機能しないことがあります。 ● アルカリ乾電池とマンガン乾電池は形状的に互換性があり、一般にアルカリ乾電池のほうが長持ちします。(注)アルカリとマンガン乾電池の混在使用は液漏れの原因となりますのでおやめください。 ● 一般に充電式の電池は電圧が低く、時計には不向きですので使用しないでください。 ● 一部の高性能電池では、初期電圧が高く時計には不向きなものがあります。 (例。Panasonic オキシライド乾電池) <取扱について> 電池からの液漏れや発熱、破裂を防止するために、つぎのことをお守りください。 〈注意〉 ● 電池に傷をつけたり、分解しない。 ● 電池をショートさせない。 ● 電池を充電しない。 ● 時計を使用しないときは電池を取り外す。 ● 時計が止まったらすぐに電池を取り外す。 <液漏れが起きてしまったとき> <警告> 電池から漏れた液が目や皮膚についたら、すぐに水道水でよく洗い流して医師の治療を受けてください。アルカリ乾電池の場合、失明や炎症などの障害が発生する危険しいが高くなります 。衣服に付着した場合は、すぐに水道水で洗い流してください。 〈注意〉漏れた液に直接触れないでください。特にアルカリ乾電池には注意してください。 コム手袋をして電池をはずし、漏れた液を布や紙でよくふき取ってください。修理が必要な時はお買い上げの販売店又は当社お客様相談室にご相談ください。 <電池の寿命について> ● 付属の電池は、工場を出荷するときに入れていますので、製品仕様より短い期間で電池切れになることがあります。 ● 使用環境の温度などにより、製品仕様より電池寿命が短くなることがあります。 ● 買い置きの電池を使用した場合、保管状態や乾電池に示されている「使用推奨期限」により、寿命が短くなることがあります。 <電池の廃棄> ● お住まい地区自治体の指定に従ってください。 <注意> 火に入れると破裂の原因となり危険です。 5.お手入れについて ● 汚れがひどいときは、水でうすめた中性洗剤や石けん水を、柔らかい布に少量つけてふき取り、その後、からぶきしてください。 ● ケースなどの汚れ落としにベンジン、シンナー、アルコール、スプレー式クリーナー類は、使用しないでください。 6.時計の廃棄 ● お住まい地区自治体の指定に従ってください。 7.静電気の影響について 静電気の影響により正常に機能しなくなることがあります。このようなときにはリセットボタンを押してください。 8.おもな製品仕様 使用温度範囲 −10〜50℃ 液晶表示可読温度範囲0〜40℃ 時間精度 表示制度 標準電波受信成功直後  ±1秒      標準電波を受信しない場合 平均月差±30秒(常温中のクオーツ精度) 使用電池 単3形アルカリ乾電池 JIS規格 LR6 2個 電池寿命 約1年 (アラームを30秒/日、照明を3秒/日、報時 音量小で24回/日) 標準電波 カレンダー・時刻自動修正  受信局 福島局/九州局 自動選択  受信機能 ボタン操作でON/OFF切り替え  受信回数 8回/日  受信時刻 1時〜4時、13時〜16時の各時間帯の16分40秒から開始  手動時刻合わせ ボタン操作  アラーム精度 表示時刻に対して±0秒  アラーム時刻 2つの時刻設定  アラーム音 電子音+音声(日付、曜日、時刻)  スヌーズ機能 約5分停止 最大操作回数7回  自動鳴り止め 約2分でアラーム音停止  時報機能 毎正時に音声告知  カレンダー 2009〜2069年まで対応  温度表示 表示範囲 −9.9〜+50℃ 表示範囲での精度 ±2℃  照明機能 ライトボタンを押してから約3秒間照明  音声ガイド 音声合成 ON/OFF スイッチ操作 ※ 液晶はその特性上、0℃以下になると表示反応が遅くなり、表示が薄くなることがあります。40℃以上になると表示が濃くなり、ムラに見えることがあります。 ※ 液晶表示板は5年を過ぎると、コントラストが低下して数字が読みにくくなることがあります。 ※ 製品仕様は改良のため予告なく変更することがあります。 付属品 単3形アルカリ乾電池 2個  取扱説明書 本書 保証書 1枚 この取扱説明書を許可なく複製、変更することを禁じます。本製品を使用することによって生じたいかなる支出、損益、その他の損失に対して何ら責任を負いません。 9.ご使用方法について (1) 電波を受信して時刻を合わせる 図は操作説明用ですので実際の商品と異なることがあります。 (正面) 表示画面の下に台座があり、中央にある横長のボタンの役割は、スヌーズボタン、音声、ライトボタン兼用です。その左右に、アラーム「1」、アラーム「2」があり、それぞれ上側のボタンが進む(+)、下側のボタンが戻る(−)の働きをします。 表示画面の上部には、左隅に午前/午後の表示、12時間表示(時・分・秒)、右隅に受信中は受信マーク、時報ONの時は時報マークが現れる。下部は左から、月・日またはアラーム「1」がONのときはアラーム時刻、曜日、温度またはアラーム「2」がONの時はアラーム時刻が表示されています。 液晶表示は見る角度によって、見えにくくなったり、ムラに見えることがあります。 (裏面操作部) 裏面の上部左右にはアラームスイッチがあります。左がアラーム「2」のON/OFF(上がON)、右がアラーム「1」のON/OFF(上がON)。下方中央にあるカバーを手前に引くと、左から順に、音量スイッチ(大/小)、リセットボタン、時計合わせボタン、強制受信ボタン、音声スイッチ(ON/OFF)、時報スイッチ(ON/OFF)が並んでいます。その下に単3電池が2本入ります。 ・時刻合わせボタンは受信できないときなど手動で時刻を合わせるときに使用します。 ・リセットボタンは先の細いボールペンなどで押してください。 ・標準電波を利用しないで、手動で時刻を合わせる時に使用します。 ・電池ホルダーの+−に合わせて電池を入れます。+−を逆向きに入れると、電池の液もれ、発熱、破裂の原因になります。 電波の受信しやすい窓際などに置いてください。 @ カバーを開ける A 電池を入れる B リセットボタンを押す 「ピィ」と鳴って、受信マークが点滅し受信を開始します。「ピィ」と鳴らないときは、電波受信機能がOFFになっています。⇒ [B 電波受信機能のON/OFF操作] C カバーを閉める D 受信開始から21分後に受信結果を確認する 受信には最長で21分程度時間がかかります。 【受信の流れと表示】参照 受信成功:受信マーク点灯 受信失敗:受信マーク消灯 ◎ 受信中はボタンに触れないでください。 電波受信中のボタン操作について 電波の受信中に+または−ボタンを押すか、時刻合わせボタンを約2秒間押しつづけると、受信マークが消灯し受信を中止します。 【受信の流れと表示】 〈リセットボタンを押した直後〉受信を開始し、受信マークが受信中点灯する。 ※ 電池を入れた直後およびリセットボタンを押した直後は、2009年1月1日、午前12:00にセットされます。 受信マークの変化 電波の状態により4段階にアンテナの数が変化します。(電波サーチ機能) チェック! 1〜2分経過しても「受信マーク1」または「受信マーク2」の受信状態のときには受信できません。場所を変えてリセットボタンを押し、再度受信を開始させてください。 〈受信終了〉最長21分後 受信に成功すると受信マークが点灯 (受信に成功したときの表示例) ※ 受信マークは受信成功後、24〜25時間点灯。 ※ 受信に成功してもノイズにより誤った時刻を表示することがあります。このようなときには、リセットボタンを押して再度受信を試みてください。 受信マーク消灯 失敗! (受信に失敗したときの表示例) ※ 受信に失敗した場合は、表示されている日付/時刻は正しくありません。 アドバイス テレビ、蛍光灯などの家電製品やパソコンなどのOA機器からのノイズにより、電波を受信できない場合や誤った時刻を表示することがあります。このようなときは、場所を変えてからリセットボタンを押し、再度受信を試みてください。 <標準電波を受信できない場合> ● 朝までそのままにしておく 一般的に、夜間は電波状態が良くなるので、手動で時刻合わせをして一晩そのままにしておくと受信できる可能性が高くなります。 ● 場所を変える/受信をやり直す 電波の受信しやすい窓ぎわで取扱説明書の「電波受信の範囲について」を参考にして、時計の正面または裏面が電波送信所になるべく向くように置き直し、リセットボタンを押して結果を確認します。 受信できない場合は、下記の操作で日付、時刻を設定することができます。 ■ 手動での時刻合わせ (1) 時刻合わせボタンを西暦年が点滅するまで約2秒間押し続けます。 (2) 西暦年、月、日、時刻(時、分)の順に設定します。 ・進む(+)または戻る(−)ボタンを押して数値を合わせます。 ・進む(+)または戻る(−)ボタンを押しつづけると速く変わります。 ・時刻合わせボタンを押すとつぎのステップに移ります。 ※ 電波受信機能が「ON」の場合、手動で時刻合わせをしても、自動受信を行い、受信に成功するとカレンダーと時刻を修正します。⇒ [B 電波受信機能のON/OFF操作] ※ 約30秒間ボタン操作をしないと、表示されている内容に設定して、手動時刻合わせを終了します。 ※ 電波を受信できないときの時間精度は、平均月差±30秒になります。 操作例 2018年12月25日 午前10:37に合わせる @ 時刻合わせボタンを約2秒間押しつづけます。西暦年が点滅します。 A +または−ボタンで「年」を「2018」に合わせます。時刻合わせボタンを押して確定します。 B +または−ボタンで「月」を「12」に合わせます。時刻合わせボタンを押して確定します。 C +または−ボタンで「日」を「25」に合わせます。時刻合わせボタンを押して確定します。 D +または−ボタンで「時」を「10」に合わせます。時刻合わせボタンを押して確定します。 E +または−ボタンで「分」を「37」に合わせます。このとき+または−ボタンを押すたびに秒は「00」秒に設定されます。時刻合わせボタンを押して確定します。 ● +/−ボタンは、アラーム「1」/アラーム「2」どちらも使えます。 ● 電波の受信中に時刻合わせボタンを約2秒間押しつづけると、受信を中止して時刻合わせ状態になります。 ● アラーム中およびアラーム時刻が点滅しているときは、時刻合わせボタンを押しても、切り替わりません。 <A 強制受信とリセット操作> 強制受信ボタン 場所を移動したときなど電波の受信を試みたいときに使います。受信に失敗した場合でも日付・時刻表示を継続します。 ● 受信機能が無効のときは、機能しません。 ● 手動で時刻合わせをしているときやアラーム時刻を合わせているときは機能しません。 リセットボタン 電池を入れた直後や静電気などにより誤作動したときに押します。リセット直後は、2009年1月1日午前12:00、 「アラーム1」は午前6:00、「アラーム2」は午前6:30に初期化されます。 ● 受信機能が有効になっているときは、受信を開始します。 <B 電波受信機能のON/OFF操作> 受信機能OFF(無効にして手動で時刻を合わせる) リセットボタンを約1秒間隔で3回押してください。 〇 「ピィ」と鳴ったらすぐに押してください。 ○ 受信機能がOFFになると「ピィ」と鳴りません。 ○ 年月日と時刻は手動で合わせてください。 受信機能ON(有効にして受信を開始する) −ボタンを押しながら、リセットボタンを押すと「ピィ」と鳴って受信を開始します。その後に−ボタンを離してください。 ○ 定期的に受信して標準時刻に合わせます。 ◎ 操作のタイミングによっては、ON/OFFが切り替わらないことがあります。このようなときには操作を繰り返してください。 ◎ 工場出荷時の設定は、電波受信機能は有効(ON)になっています。 (2) アラーム機能の使い方 アラーム「1」と「2」、2つのアラームを使用することができます。 アラーム時刻を設定するときやアラームのON/OFFを切り替えるときには、アラーム「1」、「2」それぞれの進む(+)/戻る(−)ボタン、アラームスイッチを使い分けてください。 ● スヌーズボタンはアラーム「1」「2」共通です。 ● アラームの時刻合わせの操作はアラーム「1」「2」を同時にはできません。 ? 2つのアラーム時刻が重なったときは、アラーム「1」が優先されます。 ? アラームが鳴っているときに、もう一方のアラーム時刻になったときは、後からのアラームが鳴り、スヌーズ機能とアラームオートストップ機能は、後のアラーム時刻が対象になります。 ◆ 操作説明の例は、アラーム「1」を使用しています。 <アラーム時刻の合わせ方> 〈表示例〉 アラームスイッチ「1」「2」がOFFのときに、アラーム「1」のアラーム時刻を設定。 午前/午後の表示に注意して時刻を合わせてください。 アラームスイッチは、上が進む(+)ボタン、下が戻る(−)ボタン。 操作するときには、アラーム「1」「2」それぞれに対応した+/−ボタンを使用してください。 @ +または−ボタンを押す アラーム時刻が点滅します。 A アラーム時刻を合わせる +または−ボタンを押してすぐに離すと、1分進んだり戻ったりします。押しつづけると速く変わります。 B 約7秒間ボタン操作をしないとアラーム時刻合わせを終了します。 <アラームのON/OFF設定> アラームスイッチ ON アラームマーク点灯(設定時刻にアラームが鳴る) OFF アラームマーク消灯(アラームを止める、鳴らさない) 〈表示例〉アラーム「1」ON、アラーム「2」OFF。アラーム「1」は日付表示がアラーム時刻表示に変わる。 アラームスイッチをONにすると、常時アラーム時刻を表示し、日付は表示されません。表示されない項目を表示させるには、アラームスイッチ「1」または「2」を一時的にOFFにしてください。 アラームオートストップ機能(自動鳴り止め) 鳴っているアラームを約2分間放置すると停止します。 <スヌーズ機能>(止めてもまた鳴る) アラームが鳴っているときに、スヌーズボタンを押すと、アラームマークが点滅し、アラームが約5分間停止後、また鳴りだします。この操作は7回まで繰り返すことができます。8回目にスヌーズボタンを押すとアラームは停止してアラームマークは点灯表示になります。 <アラームご使用上の注意> アラームオートストップまたはスヌーズ操作によりアラームが自動停止しても、アラームスイッチはONのままです。不要なアラームが鳴らないようにアラームスイッチをOFFにしてください。 <アラーム音について> 電子音アラームにつづいて、日付、曜日、時刻を音声でお知らせします。これを3回繰り返し、その後は電子音アラームの繰り返しになります。音声スイッチがOFFでも音声でお知らせします。アラーム音を確認したいときには、アラーム時刻を現在時刻より1分程度先に合わせて、アラームスイッチをONにしてください。 (3) 音声ガイド 音声スイッチをON(左にスライド)にすると音声で日付、時刻、温度をお知らせします。また、アラームや時刻を設定しているときの状態をお知らせします。音声スイッチのOFFは右にスライド。 音声スイッチがONのときの音声ガイド  スヌーズボタンを1回押す 「ピィ 午前10時37分です。温度は21度です。」 ※ 時刻は秒を読み上げません。また、温度は小数点以下を四捨五入して読み上げます。 スヌーズボタンを連続して2回押す 「ピィ 12月25日 土曜日です。」 ? 押す間隔が短すぎたり、長すぎると時刻と温度の音声が流れます。 そのほかの音声ガイド例 ◇ 時報スイッチ 時報スイッチをONにする 「ピィ 時報ONです。」 ◇ 音声スイッチ 音声スイッチをONにする 「ピィ」 ◇ リセットまたは強制受信ボタン リセットまたは強制受信ボタンを押す 「ピィ 電波を受信します。」 ? リセットボタンを押したときには、5秒程度遅れて音声が流れます。 ◇ アラーム時刻を設定または確認 アラームスイッチ「1」をONにする 「ピィ アラーム「1」は午前6時20分です。」 アラーム「1」の+または−ボタンを押す 「ピィ アラーム時刻「1」を合わせます。ピィ アラーム「1」は午前6時00分です。」 アラーム時刻合わせのときに、アラーム「1」の+ボタンを押す 「アラーム「1」は午前6時20分です。」 ◇ 手動で時刻を合わせているとき @ 時刻合わせボタンを押す 「ピィピィ 年を合わせます。」「ピィ 2009年です。」 ⇒時刻合わせ開始 A +ボタンを押す 「ピィ 2010年です。」 ※ 合わせたい「年」になるまで+ボタンを押す B 時刻合わせボタンを押す 「ピィ 月日を合わせます」「ピィ 1月1日 木曜日です。」 C −ボタンを押す 「ピィ 12月1日 水曜日です。」 D 時刻合わせボタンを押す 「ピィ 12月1日 水曜日です。」 E −ボタンを押す 「ピィ 12月25日 土曜日です。」 F 時刻合わせボタンを押す 「ピィ 現在時刻を合わせます。」「ピィ 午前12時22分です。」 G +ボタンを押す 「ピィ 午前10時22分です。」 H 時刻合わせボタンを押す 「ピィ 午前10時22分です。」 I +ボタンを押す 「ピィ 午前10時37分です。」 J 時刻合わせボタンを押す 「12月25日 土曜日 午前10時37分です。」 ⇒ 時刻合わせ終了 ● アラーム時刻の設定や手動で現在時刻を合わせているときの注意 音声が流れている間に+または−ボタンを操作すると表示と音声が一致しませんが、つぎのステップに移るときや設定が終わるときには、設定内容を音声で正しくお知らせします。 音量の選択 音量スイッチにより、「大(左にスライド」または「小(右にスライド)」を選択できます。 ※ 音量スイッチを操作しても、「大」「小」を告げる音声ガイドはありません。 (4) 時報機能 時報スイッチをON(左にスライド)にすると時報マークが点灯(液晶表示面の右角)して、毎正時に音声で時刻をお知らせします。 ※ 音声スイッチがOFF(右にスライド)でも機能します。 ※ 暗くなると自動停止する機能はありません。 例 午前10時のとき 「午前10時です。」と告げ、その後に「ピィ、ピィ、ピィ、ポーン」と鳴ります。 「ポーン」と鳴ったときが10時です。 (5) 表示面の照明 スヌーズボタンはライトボタンを兼ねています。ボタンを押すと約3秒間、液晶表示面を照明します。照明されているときには、時計正面やや上方より見てください。他の方向から見ると読み取れないことがあります。 <温度表示> センサーが時計内部にあるため、表示に反映するまでには時間がかかります。 測定範囲を超えたときの表示とその意味 温度 「HH.H」 50℃より高温 「LL.L」 −9.9℃より低温 設置場所について 空気がよく循環する場所に設置してください。 直射日光の当たる場所や冷暖房器具、加湿器、除湿器などの近くを避けてください。 温室、サウナ、浴室、冷蔵庫、車の中では使用しないでください。 (注) 本製品は室内用です。室内の温度計測以外の目的では使用できません。また厳密な温度管理を行う用途には適していません。 〔テキストデータ版 『CITIZEN 電波時計 (デジタル音声目覚まし時計) 取扱説明書』 終わり〕