ボイスクッキングスケール グルス GRS301Jの取扱説明書及び保証書  目次 1.はじめにお読みください 2.各部の名称 3.基本的な使用方法 4.側面ボタンの使用方法 5. 0表示(風袋引き)機能を使う方法 6.お手入れの方法 7.電池交換 8.仕様 ※保証書は最後のページにあります 1. はじめにお読みください この製品は1グラム単位、最大3000グラムまで計量できる音声式家庭用計量器です。計量物を上皿に乗せると音声で重量をアナウンスします。  使用上の注意 分解などはしないでください。持ち運ぶときは、両手で底面部をしっかり持ってください。防水ではありません。落下などの強い衝撃を与えないでください。計量物は静かにのせてください。計量物はできるだけはかりの中心部にのせてください。平らで硬い安定した場所で使用してください。保管をするときは、計量部にものをのせないでください。磁気や湿気の多い所には保管しないでください。直射日光のあたる場所など、温度変化が激しい場所では使用や保管をしないでください。10度以上の温度差がある場所に移動した場合は、2時間以上放置してから使用してください。ゼロを表示しているとき、粉などの軽量のものをゆっくりすこしずつ載せると計量できないことがあるので、少し多めに載せてから減らすか、はかりに早く載せるなどしてください。 2. 各部の名称  本はかりは、本体部、計量部、液晶表示部からなります。以下、各部の名称を詳細に説明します。本体部は、角が面取りされた、平べったい長方形状で、少し厚みがあります。本体部の上側の面は平坦ではなく、中心から外に向かってなだらかな曲線状になっています。  本体部の上側の面には、丸いお皿のような形状の計量部があります(以下、上皿といいます)。上皿の中心部分にセンターマークという黒い印があります。上皿は、本体部の上側の面のやや後方に取り付けられています。  本体部の上側の面の正面側には液晶表示部があります。液晶表示部は、横に長い楕円形状です。液晶表示部の右側(ほぼ右端)に右ボタン、左側(ほぼ左端)に左ボタンがあります。 右ボタンと左ボタンの間に重量を表示する液晶画面があります。右ボタンは赤色です。電源のオン・オフまたはゼロ表示(風袋)をすることができます。 ※中央に凸点が1つあります。左ボタンは黒色です。重量を読み上げます。 ※平円形です。  液晶表示部を手前にした場合を本体部の正面側とします。正面に向かって、本体部の右側の側面には、3つの補助機能がある側面ボタンがあります。側面ボタンについては、4.側面ボタンの使用方法にてご説明いたします。 3. 基本的な使用方法 @電源をオンにする。 液晶表示部にある右ボタン(電源)を3秒以上長押しする。すると、「電源がオンになりました。測定準備完了」と音声がお知らせします。 A音声で重量を確認する。 上皿に測定するものを載せると重量をアナウンスします。例えば、お肉を上皿に載せると「350グラム」と音声がお知らせします。そして、液晶画面には、350gと表示されます。もう一度音声を聞く場合は、左ボタン(音声)を押してください。 以下、注意事項です。 ゼログラムの状態から約2グラム未満の粉ものなどを少しずつ載せると重量を感知するセンサーが反応しません。 B電源をオフにする。 右ボタン(電源)を長押しする。すると、「電源オフ」と音声がお知らせします。  4.側面ボタンの使用方法 @3つのボタンのうち、手前側のボタンは操作方法をアナウンスします。ボタンの表面に凸点が1つあります。 A真ん中のボタンは、音量のオン・オフの切替ができます。ボタンの表面に、縦並びに2つの凸点があります。 B後ろ側のボタンは、お問い合わせ先とウェブサイトのURLをアナウンスします。ボタンの表面に、横並びの凸点が2つあります。  5.ゼロ表示(風袋引き)機能を使う場合 @上皿に容器を載せてゼロ表示にする。 つまり、上皿に容器を載せて右ボタン(ゼロ表示)を1度押す。 A音声で重量を確認する。 容器に計量物を載せると重量をアナウンスします。例えば、「50グラム」と音声が流れます。 ※連続してゼロ表示機能を使う場合は、@とAの動作を繰り返します。 ・自動電源オフ機能について 本製品は、消し忘れ防止機能として、5分間何も操作されない場合、自動的に電源がオフになります。その際、「電源オフ」と音声がなります。 ・測定範囲外の重量について 3000グラム以上は計測できません。計測範囲外の重量を感知した場合は、「重量オーバー」とアナウンスされ、「HHHH」と表示されます。 ・ゼロ表示機能の便利な使い方 お菓子作りなどで異なる粉ものを1つのボールに入れるような場合、ゼロ表示機能を使って連続して入れていくことができます。  6.お手入れの方法 上皿は取り外して洗えます。その際は、食器洗い用の中性洗剤を柔らかいスポンジで泡立てたものを使用ください。固い素材のスポンジやたわしなどは上皿を傷つける可能性がありますので避けてください。 上皿の取り外し方は、反時計回りに回転すると取り外せます。 取り付けの際は、上皿がしっかりと止まるまで時計回りに回転させてください。 本体部を清掃する場合は、固く絞った布巾などで汚れをふき取ってから速やかに乾拭きしてください。 底面にスピーカーが設置されている都合上、防水機能はありませんので水滴には十分に注意してください。  7.電池交換 電池の残量が少なくなると、液晶画面にLoと表示され電池切れマークが点灯します。 そして、音声で「電池の交換時期です。単4電池3本使用します」とアナウンスします。※電池残量が極端に少なくなると、電圧の関係で同じ音声を連呼するなど不具合のような動作をする場合があります。このような場合でも一度電池交換をお試しください。具体的な交換作業はつぎの通りです。 1.電源が切れていることを確認してください。 2.底面の電池カバーを取り外します。 3.古い電池を抜き取ります。 4.新しい電池(単4電池3本/アルカリ電池推奨)のプラスとマイナスの向きを間違えないように入れてください。 5.電池カバーを取り付けます。 以下、注意事項です。新しい電池と古い電池、種類の異なる電池などを同時に使用しないでください。 また、充電式電池(1.2ボルト)は使用できません。液漏れなどにより故障の原因となります。 新しいアルカリ電池と交換した場合、次の条件で約1年間作動します。 ただし、付属の電池は動作確認用のため、電池寿命が短い場合があります。 (条件:室温23度/1回3分間、1日3回使用) 消耗した電池はすぐに取り出してください。長期間使用しない場合は電池を取り外して保管してください。 以上